再び本社団交について、そして東京新聞の報道について

皆さまお疲れ様です。

前回ブログに載せました全線開通問題の本社団交について、もう1つ付け加えます。

皆さんの協力を頂き10月にJR東日本に提出した5000をこえる常磐線全線開通反対の署名について、「会社はどう受けとめているのか?」と問い質しましたした。

それに対して、「申し入れの項目になかったので今日は回答を持ち合わせていない」とノーコメント。まるで国会の答弁です。

「では、どういう形で回答するつもりなのか」との質問にも答えないのです。極めて不誠実な対応に終始しました。


  (常磐線復旧工事の様子。「線路は除染した」と JR東日本。非常時に乗客をどこに避難させるのでしょうか?開通ありきであとは「想定外」で逃げるとすれば、無責任の極みではないですか?)

誰が撮ったかわからないようなSNSにはすぐ反応してクレームはつけても、5000名もの署名に対しては無視しています。絶対に許せません。

この様な中で5月28日の東京新聞茨城版には
「東海第二再稼働に警鐘 水戸で催し 福島の避難者ら思い語る」と言う記事が出されました。

東京電力福島第一原発事故の影響や被災地の現状を聞き、日本原子力発電東海第二原発(東海村)の再稼働を考えるイベントが二十六日、水戸市で開かれた。約百人が避難者や農家らの思いに聞き入った。

JR職員の高井広一さん(38)は、福島原発から約十五キロの福島県南相馬市小高区から、社宅のあるひたちなか市に避難した。避難生活では東電からの賠償金をねたまれる雰囲気を感じたといい、「避難者というだけで萎縮してしまい、原発避難は精神的に苦痛だ」と訴えた。

事故後に笠間市で農業を始めた涌井義郎さん(65)は、放射性物質による土壌汚染に悩まされ、風評被害で消費者離れが起きた経験を語った。「原発には最悪の環境汚染の危険がある」と農業者としての思いを口にした。

イベントは、市民有志らでつくる「憲法のつどい」実行委員会が主催した。福島の被災地を撮影している写真家飛田晋秀さんの講演もあり、「より人口が多い茨城で事故が起きたら、もっと大変だ」と東海第二の再稼働に警鐘を鳴らした。 (山下葉月)



という内容です。高井さんは、JR東労組水戸地本組織部長。会社による昨年からの東労組解体への転換の中で、運転士を不適格とされ勝田運輸区から勝田車両センターに配置転換された労働者です。

労働者は、不利益や暴力的支配に屈するのではありません。おかしいことは、おかしい。理不尽なことは理不尽なのです。

そこには、日々自分たちの仕事に責任を取っていることが土台にあるのです。だから、決して軽いことではありません。むしろそれが人間とその社会の確かな土台なのだと思います。

確かな土台を奪われ続けた時、生きる意味が見いだせなくなり、社会への恨みと怒りしか残らなくなってしまうのではないでしょうか。

はじめから結果などありません。全力を尽くし、労働者として一つになるために労働組合を奪還しましょう!

常磐線全線開通の本社団体交渉がありました。

おはようございます。

5月27日常磐線全線開通問題についての本社団体交渉がありました。


昨年10月に申し入れたものに対して7ヶ月もたってやっと開催された団交でしたが、酷い中身でした。


 
(富岡駅海側の防潮堤。巨大な投資で潤っているのは?戻った人たちの放射能からの防御は?)

●第一原発に対する認識は?…冷温停止状態を維持して安定した状況という従来と同じ回答

●帰還困難区域を開通させるとしてるが安全だという根拠は?…除染をしている、具体的な放射線量を示すような数値は今日は出せない、など具体的な根拠は何も示さず。

●乗客や作業員は被曝しないのか?…除染したところを通るので問題ない。法令に従って対処するとしているが2.5μSv/h以上でないと線量管理などが必要ない、線路内はそれ以下なので何もやらない可能性もある。

●車両に放射性物質が付着して拡散する、検修や清掃する際の対策は?…除染した区間は避難解除となる予定でありそうしたところを走る車両の線量測定は行わない。

●特に工事が遅れているということはなく2020年3月の開通めざしていく…安全と認められる回答の中身はなくとうてい認められないと対立し、継続論議になりました。


  (福島県いわき市勿来付近。鉄道を愛し、自然を愛し、福島、いわきを愛する国分勝之さん撮影。)

一方現場では、長期間乗務停止になっていた運転士への配置転換がありました。

勝田運輸区の運転士は昨年12月末に日立駅でオーバーランし、その原因について正い報告をしなかったということで5ヶ月も降ろされていました。そして、水戸駅営業に発令されました。

また土浦運輸区の運転士が荒川沖での臨時の徐行を失念し乗務停止となってましたが、やはり駅の営業に配置転換になりました。

株主総会前で部長・課長などの異動の時期なので、まとめて処理して責任回避なのか?

乗務員を大事にしないやり方に、職場は嫌な雰囲気です。

人を大切にして生かす。そう言う姿勢がみじんも感じられません。みんな自己保身。

辛いとき、苦しいとき、出口がないと思われるときほど人の優しさが心を打ちます。

労働組合は、労働者の心温まる拠りどころでなければなりません。そして仕事に対する人間の誇りと主体性を取り戻す役割があると思います。

動労水戸と一緒に、職場に労働組合を取り戻しましょう!

自然と主体的に関わる。

「日本の伝統ある国技」だと言って、土俵には絶対女性は上らせないと大騒ぎした大相撲。トランプ大統領は国賓だと椅子で観戦させ、スリッパで土俵に上がらせました。

国鉄以来、先人たちが積み重ねて来た安全第一の伝統を目先の儲けのために投げ捨てるJRと良く似ていませんか?

要するに口だけなんですね。人の存在がとても軽い。


  (水郡線矢祭駅の5月。観光ではなく、自然と呼吸して見ませんか?)

私たちに取って、口先でない実体って何でしょう。人間と自然との関係、人間が自然に対して主体として働きかける労働の過程に本当の実体がある。

資本や金が人間支配しているけれど、人間に取っての本質あるいは実体は労働の中にあるのだということです。

私たちは、労働を通して確かな人間性や共同性をつかみ、生を貫いて行きます。


(矢祭駅から吊り橋を渡り対岸へ)

自然や対象、目標に対する人間の主体性が労働を労働足らしめるのですね。

だから、金銭や会社の上司に言われたからやるということ中に、人間の主体性はありませんので喜びもまた無いということになります。


 (久慈川の対岸に渡ると歩いて程なく滝を見ることができます。)

人間の命には限りがあります。限られた命を突きつけられた時、それが自分であれ、愛する人であれ全く違う時間が流れます。

そして生きているということが、自分が無二の主体として挑戦することが出きるという、人間的喜びそのものなのだということを見いだして行くのでは無いでしょうか?

会社や回りに、付き従い不平不満を言って生きるのが労働組合ではない。お互いを無二の主体として、共に働き、「自然」「社会」に働きかけて行くことに根本的役割があるのではないでしょうか。

動労水戸支援共闘会議が開催されました。

5月25日、原発事故の責任を許さず、被曝労働拒否!常磐線全線開通反対!を闘う、動労水戸支援共闘総会が開催されました。



冒頭、呼びかけ人の小玉さんから挨拶があり、「国とJRは全線開通に突き進んでいる。3月までの決戦に入る。新たな運動と組織を構え直す」と訴えました。

動労水戸から石井委員長が、「全線開通反対に全力をあげる。27日に本社交渉が入った。全線開通していくのはどうなのか、本社の見解を聞いていきたい。東海第2原発の問題もある。9月に集会をやりたい。」
「職場は東労組崩壊情勢。一人一人が問われている。労働組合が大事だと訴えていきたい」「さらなる支援をお願いいたします」と訴えました。

その後、5月19日に行った双葉郡の現地調査のビデオ上映と説明が行われ、支援共闘事務局から、これまでの経過と情勢が話され、9月22日の水戸集会と会員拡大が訴えられました。



動労水戸の闘争報告では、木村書記長から昨年来の現場の攻防が語られました。

木村書記長は、「国とJRの組合破壊攻撃に東労組の青年たちは立ち向かっている。彼らは、国鉄分割民営化で骨を折られていない。

この青年たちを支えるためにブログを開始した。分割民営化に立ち向かった動労千葉の闘いを継承する」

「昨年からの闘いで、職場の労働者と結びついてきている。動労水戸は青年と結び付くことで、青年の闘いの重要性をつかんできた」

「『変革2027』
『ジョブローテーション』は、現場の労働者を怒りと不安に叩き込んでいる」「3月ダイヤ改正で、すさまじい合理化と労働強化が襲いかかっている。

この中で事故が多発している。国土交通省から警告書が出されたが、JRは職場では何も言っていない。無責任きわまりない」「現在の攻防は『ジョブローテーション』との闘いだ。すべての労働者の未来のかかった闘いだ」

「磐城を拠点とするために、平支部事務所といわき合同ユニオンを作ってきた。労働者にとっての労働組合、労働運動にするために闘いに向かっている」


「動労水戸はこの一年の闘いで労働組合を再確認した。組合員にとって運動が自分のものとなるよう打ち立てていく。この闘いを進めて、全線開通反対の闘いに突き進んでいく」と、報告されました。



国分副委員長からは、常磐線復旧工事に当たった労働者との話が報告されました。

討論では、動労千葉・田中委員長、動労福島・橋本委員長、福島の避難者、東京の自治体労働者、埼玉の自治体労働者、茨城の交通労働者、学生からの発言がありました。

最後に石井委員長がまとめを行い、団結頑張ろーで閉会しました。

集会のあと、動労千葉の現場の仲間から「現場での状況の核心が伝わった。これから組織拡大一本にかけよう!」と木村書記長に感想が寄せられたとのことです。

なんと言っても、労働組合には労働者のいる現場が大切ですね!

失敗が自分自身の創造力を生み出す(職場の声から)

みなさんおはようございます!

職場からの声が届きました。

「職場では、オーバーランやドアの早閉めなどのほんの些細なミスですが、連発状態です。
これに対して当直助役は『どうしてなんだ?』と嘆きます。
資本の競争の中で、プロの労働者の実感に触れることなく育っているのではないか、とあらためて感じています。」



とのことです。

小さなミスが重なって大事故になる。一つの大きな事故には、299の小さななミスがあると言うハインリッヒの法則は、国鉄時代から教育されて来ました。


さて、大事故の芽を摘むとか、あるいは管理者が自分たちの上からの評価を気にしてガタガタ言うことや、その管理者から自分がどう評価されるかを一旦離れて「小さな失敗こそ、新たな創造を生み出す」ことについて考えて見ませんか?

小さな失敗なんかどうでも良いというのではなく、小さな失敗に自分自身が学んで行く大切さということです。

昔「高度成長」なんて右肩上がりの時代には「他の人の成功例をまねすることが、成功への近道」とされました。

「こうすれば良いんだ!」ってサクセスストーリーを追い求めさせられた時代です。そう言う時代はもう過去になりました。


 
(国分勝之撮影)

正しいものや、成功例が先にあるのではなく自分たちで創造して行く時代なのだと思います。

新しいものを作り出して行く力は、失敗を避けて生み出すことはできないのではないでしょうか?

失敗こそ創造と成功の母なんですね。失敗から学ぶことで、自分自身の認識を深化することができる。

だから失敗は、先ず自分自身の大切な経験であって、評価されることを恐れたりすることの中に深化はないということだと思います。

自分自身が、仕事をする。行動するから失敗も伴うのです。何もしない人は、失敗もしません。

仲間と失敗を語り合い、小さな競走ではなく人として大きな創造の世界に生きたいですね。

みなさん、今日も無事で頑張りましょう!

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プロフィール

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動労水戸
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非公開
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
全国・全世界の労働者とともに、外注化阻止・被曝労働絶対反対で2019年も闘います!

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