動労水戸情報615号

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外注化絶対反対!エルダー社員への雇用破壊と闘おう

再び仲間から隔離するな!

動労水戸・辻川慎一副委員長のエルダー再雇用をめぐる闘いは、再雇用申込書の提出期限である3月末を経過して闘われている。JRは発足以来、辻川副委員長をはじめとする組合員を売店やそば屋に分散隔離してきた。エルダー再雇用を期に再び組合員から一人だけ隔離しようとしている。勝田から水戸、たった一駅であろうとこのような団結破壊を認めることはできない。
3月16日の団体交渉の場に出席した平成採の支社幹部たちは、動労水戸への不当配転の歴史を知らない。「(勝田→水戸の配転は)総合的判断でさしたる不利益もない」と繰り返す会社側に対し、辻川副委員長は厳しく諭した。
「あなた方に言っても分からないかもしれないが、動労水戸の初代委員長だった私を、支社は仕事もないのに平駅(現いわき駅)に飛ばした。その後はそば屋や売店にのべ22年間だ。最高裁で負けることが分かって勝田車両センターの検修に配属されたのが52歳。その私に組合員たちが『辻川さんと一緒に仕事ができると思いませんでした』って仕事を教えてくれた。ネジ・ボルトの締め緩めに至るまで、検修の仕事は全てに技術がある。それを52歳の素人の私が組合員の力を借りてやってきたんだ。私と組合員は兄弟親子と同じだ」
再雇用拒否=解雇なら動労水戸はとことん争う
辻川副委員長はさらに続けた。「君たちは私と組合員を23年間も引き離して、最後の5年をまた一人にすると言っているんだ。ふざけるな!今でも手紙のやり取りしている30年前の勤労課長が『申し訳なかった』と言っている。君らは30年前と同じことをやろうとしているんだ。水戸であっても組合員がいる検修部門なら構わない。そうでないなら勝田にすべきだ。勝田車両センター所属の組合員のエルダー4人のうち、なぜ私だけが違うのか説明する義務があるだろう。私はエルダー再雇用を希望している。しかし、納得できる説明がないなら絶対に判子は押さない。それで再雇用しないと言うなら解雇ということだな。とことん争うから覚悟しろ!」
支社は何も反論できない。さらに3月31日を過ぎても「解雇できない」ことをはっきりさせた上で「辻川慎一への再提示は例外を作ることになり全体が壊れるのでできない」という会社側の本音を確認した。
社員扱いしなかったのは会社の方ではないのか
3月23日には、支社人事課副課長・車両センター所長・副所長と辻川副委員長の面談が行われた。ここでも会社側は「水戸でお願いしたい」という事実上の再提示を行った。「決して隔離などではない。社員として考えて欲しい」という発言を、辻川副委員長は怒りを込めて批判した。

「今あなたは『社員として』と言ったが、22年間社員扱いしてこなかったのは会社ではないか!鉄道員なのにそば屋や売店。恨みはしていないが、子どもが小さい時『お父さんの仕事を聞かれても恥ずかしくて言えない』と言われたんだぞ。車両センターに来て『どうしてもっと早く戻さなかった』と言った。それから今日に至るまで、私が仕事で手を抜いたことがありますか?私の妻も今年で失業する。生活の不安もあるが、納得できないことに合意する気はない」

そして「勤務先を具体的に提示できるのが定年の1ヶ月前というなら8月に判断する。今合意する気持ちはない」と会社側に突きつけた。
制度のインチキ粉砕し真実に基づき闘おう!
動労水戸の最年長世代がこれから定年を迎える中で、会社によるエルダー再雇用制度のインチキが明らかになってきた。「外注化で先輩の行き先を確保する」と言ったのは誰なのか。経験を生かす行き先などもはやなくなっているし、そればかりか通勤不可能な遠距離出向が一方的に提示され、従わないなら再雇用を諦めるしかない不条理がまかり通っている。

そもそもエルダー社員制度と出向は必ずしもセットである必要はない。しかし、会社はエルダー社員を出向させる根拠が「出向4要件」(①人事交流②経営状況③技術移転④能力開発)のどれに該当するかすらまともに説明できないのだ。外注化を止めれば出向など不要になる。各組合幹部が自己保身で逃げ回っていることだけで成立しているインチキなのである。

動労水戸には30年にわたって守り抜き勝利してきた団結がある。私たちはこの団結を新しい世代に引き継いで欲しいと切に願っている。真実に基づき、共に闘おう!

常磐線浪江乗り入れ弾劾!4・1抗議行動



4月1日、動労水戸は常磐線小高~浪江乗り入れに抗議し、早朝の「一番列車」から抗議行動を行いました。









国鉄・JRの幹部として分割民営化に加担し、復興大臣に成り上がった今村雅弘の「(福島に帰還できない人は)本人の責任。自己責任」という発言が怒りを集めています。今回の運行再開強行と併せて、JRが「国策企業」として帰還強制の手先となっていることは明らかです。

鉄道を住民帰還強制の道具にさせないために、私たちはこれからも闘い抜きます。

30年史『燎原の火のごとく』書評②

冤罪事件の当該として無実を訴え闘っている福嶋昌男さん(府中刑務所収監中)から、『燎原の火のごとく』への書評を寄せていただきました。紹介いたします。



『燎原の火の如く』巨大資本JRに勝利した動労水戸30―(動労水戸発行 201611月刊、以後本書という)を読み終えて、熱い感動に包まれました。

労働者・組合員の主体的闘いが満ちあふれています。日々の労働・協働の中で、国家権力・国鉄・JRとの闘いの中で、団結が育まれているのが伝わってきました。この団結力がJRを追い詰めています。日々の闘いの団結力と総括から会得できる熱き牽引の言葉・文脈が頁、頁に出てきて内奥から突き動かされます。本書はリーダーシップの書・革命の書です。まさに本書は実践的な「労働の奪還」論を生み出したのです。

本書を手にして、見開き・巻頭の写真と「巨大資本JRに闘いを挑む」から次々と見て、本当にまぶしかった。「全員
20代で新組合を結成!」、創刊号のビラ「やったぞ〝動労水戸〟結成」は記念碑です。動力車のヘルメット三里塚闘争へ!、動労水戸ストライキ、旗幟の数々、そばうどんの「のれん」、JRは最高裁判決を守れ!の横断幕と隊列、被曝労働拒否!、世界に羽ばたく団結のハチマキ、力強い笑顔のフィルム、ガッツの腕そして国際連帯、巻末の写真は仲間・団結・新たな闘いへ!です。



この巻頭の数々の写真とアピール・スローガンに動労水戸の
30年の団結とその力が発せられています。



動労青年部の
40人近くは国家権力国鉄・JRとその手先反革命カクマルとの闘いに勝利して、1986年1119日、動労水戸を結成します(本書は「革マル」と書いています。以後「革マル」とします)。青年達は動労千葉、三里塚闘争と共闘・連帯し、党と労働組合の一体的建設のもとに当局・革マルに勝ち抜いたのです。青年達は情勢と時代認識をしっかり主体化・方針化し、職場・現場での闘いを絶対反対で貫徹し、党と労働組合の一体的建設に勝利したのです。この動労水戸の勝利の過程と地平が本書に熱く展開されています。本書は見開きの写真・スローガンと団結、石井真一執行委員長の序文、第一部団結-鉄輪旗のもとに、第二部動労水戸30年の闘いの軌跡、第三部連帯メッセージ、第四部資料の、大きく5つの構成からなっています。



序文は、動労水戸の
30年の大きな節目・飛躍を動労水戸の結成-最高裁勝利とJRへの運転士復帰、被曝労働拒否!の闘いを打ち立てたこと、と発しています。30年の闘いは「労働の奪還」論を生み出しました。



この大きな勝利が、第一部で動労水戸の執行部及び青年組合員が座談会を通して、生活・仕事・職場闘争で明るく-確信をもって話し合っています。そして組合書記の方々の勝利の糧に、家族の、支援の方々の闘いがあることをアピールしています。



執行委員の方々は、
30年の闘いの基軸・土台に「動労千葉や三里塚の闘いが原点にあった」、運転士に復帰して「そこからハンドルを取り戻していく過程です」それは「自分の命も大事だし、乗客の命のことも考えて運転しているわけ」です。動労千葉の運転保安闘争=安全問題と格闘して「一人のために全員が団結するというね」の気風を打ち立てています。



青年組合員は2011年3・
11東日本大震災・福島第一原発の大爆発を見据えた動労水戸の闘いに根底から共感しています。動労水戸に組合員として結集し、被曝労働拒否を闘います。「最初は中野洋さんの『甦る労働組合』を勉強したんですよ」、「一人の決起が職場を変える」、この力強い青年の決起が今、全ての職場のスローガンになっています。さらに組合員は語ります。「動労水戸はたとえどんな理由があろうとも仲間を守ってきました」、「情に厚く、限りなく明るく徹底的に闘う労働組合」であり、労働者間で「団結し闘うことのなかにすばらしい未来がある」そして労働者の未来は「しっかり議論すること、労働者を信頼し、団結をつくりだすことを最大の総括軸にして闘っていくこと」なのです。まさに「『絶対反対』で押し渡るなかからまったく新しい労働者の価値観と生き方を生みだしてきたのだと思います」と熱く語ります。



新しい労働者の価値観は家族の「奥さんたちの苦労、忍耐があっての動労水戸です」、「家族の『寛容と愛』に支えられ」動労水戸のそして全労働者の団結が生活からもつくられているのです。



第二部は、辻川慎一執行副委員長が第一部を受けて〝動労水戸
30年の闘いの軌跡〟の中からいかに「労働の奪還」論が生みだされてきたかを具体的・歴史的闘いの事実をもってアピールしています。「団結した労働者階級の闘いのなかにこそ、時代と歴史の真実があるということをつかみとってきた」、「マルクス主義の核心を『労働の奪還』論としてとらえ返した」、「『労働は資本のものでなく、社会的共同性のためにある』という労働の奪還論をすえて闘い抜いた」のです。この「労働の奪還」論に立つとき、三河島事故、鶴見事故、尼崎事故などの「安全問題の爆発は、資本主義を根本的に批判するものであった」ととらえ返すことができます。「安全の確立という問題は、労働者の抵抗や労働組合の闘いがあってはじめて、資本にそれを強制することができる」のです。まさに、闘ってはじめて見えてくる方針であり、運動・闘いです。動労千葉・動労水戸・動労総連合の国家権力・国鉄・JR・革マルとの闘い-国鉄分割・民営化反対闘争は「労働と労働組合の存在を根本から問い直す、歴史的試練の過程であったのです。ここにこそまた、「労働の奪還」論を生みだした現実的・職場の闘いがあります。



労働とは何か。「労働こそ、人間の生命活動の基本なのだ。人間は自然に働きかけ、自然を変革すると同時に人間自身をも変革する」なおかつ労働は協働・共同(体)であり、共同社会の基軸・土台です。



獄中
42年の星野文昭さんは、動労千葉、動労水戸の闘いが「労働の奪還」論を打ち出したこと、星野闘争はこの階級的労働運動と一つになって勝利できることをアピールしています。



動労千葉の田中康宏委員長は〝困難に立ち向かいみごとに団結を守り抜いた〟と強い賛辞を送っています。動労千葉・動労水戸・動労総連合・全国の労働組合の団結は日本の、韓国の全世界の労働者階級の闘いを牽引するものです。



私が、ここ府中刑務所に下獄以来、「日刊動労千葉」「動労西日本」が毎号欠かさず送られてきます。労働者は誇りをもって労働し、闘っているのが熱く伝わってきます。動労西日本山田和広書記長をはじめ、解雇撤回闘争、安全問題の闘いが展開されています。



支部執行委員に車両技術係の方がおられます。私は『鉄道技術の日本史』
(小島英俊 中公新書)、官本で写真集『D51蒸気機関車』、防災の『鉄路の闘い』を読みました。郡山工場はD51の製造工場でした。開成山公園にD51がありますね。



6年目の3・
11反原発福島行動17は世界史的集会です。巻頭の写真に「ドイツ機関士労組の仲間と」(2016・9・10)があります。動労水戸のドイツ訪問に同行した、動労福島の倉岡雅美さんが『序局』14号で、ドイツ機関士労組のクルト・シュナイダーさん、ゴアレーベン核廃棄物処理場建設反対のケアスティン・ルーデックさんとの情熱と魂が通い合った国際連帯をレポートしています。シュナイダーさんは11月集会の団結をドイツに、ルーデックさんは福島原発の爆発を見据えて、「福島は核と原発をなくす要」といって連帯しています。反原発3・11郡山集会は「ふくしま共同診療所」と共同して、チェルノブイリの闘いを受けて羽ばたいています。



被曝労働拒否! 常磐線開通阻止! 帰還強制を許すな!

動労水戸情報614号

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政府も労働組合も真実をごまかしている

エルダー再雇用は会社の義務


「水平分業」は攻撃転籍 総非正規職化への道
職場の仲間の皆さん。「北朝鮮やテロから国民を守る」「日本人の誇りを持て」と声高に叫ぶ森友学園が私利私欲の塊だったことがはっきりした。安倍首相が無関係でないことは明らかだ。原発も戦争も「働き方改革」も、社会の富を独占している人たちの金儲けのためにある。彼らの支配に有利な状況は、労働者が競争し対立していることだ。
JRには多くの労働組合があり、正当性を主張して労働者を囲い込んでいる。
だがはっきり言おう。動労水戸以外の組合は会社と決して闘わない。「正面から闘ったらおしまいだ」「ストライキをやるのは自己満足だ」と言う。しかしそれは真実だろうか?
政府は「少子高齢化は効率化のチャンス」と言い、JRは「選択と集中」「水平分業」へのめり込んでいる。水平分業とは全面外注化であり、JRの正規雇用を低賃金・総非正規雇用に叩き込むことだ。目の前の事態を直視すればはっきりしている。水平分業は子会社への転籍の強制として進む。JR本体に鉄道本体の仕事はなくなる。動労総連合の出向無効確認訴訟で、JR本社はそのことを公言している。


「二者択一」は青年にも必ず突きつけられる
しかし、どの労働組合もこの核心問題を隠し、組合員に徹底抗戦を訴えない。「世代間の技術継承のため」とされた「エルダー再雇用制度」はどうだろうか?現実は「外注化」を抵抗なく進めるための口実でしかなかった。外注会社の促成プロパー社員ができれば、JR本体のエルダー社員など用済みなのだ。

大半のエルダー社員は清掃業務や遠距離配転を一方的に提示され「嫌なら辞めろ」と二者択一を突きつけられている。狭い鉄道業務の枠を争い、醜い競争が展開されている。個別に裏でうまくやるか、二者択一を迫られるかしかないとすれば、労働組合は何のためにあるのか。
この攻撃はこれから間違いなく青年たちにも突きつけられる。「関連会社に行くか、嫌なら辞めてよい。仕事はプロパー社員がやる」と。転籍に応じたとしても、「プロパー社員と同じように何でもやってもらう」そして「同じ仕事なんだから同じ賃金でやってもらう」…そうなることが目に見えている。
 
来年3月末に向けて、非正規雇用1500万人、派遣労働者350万人が一旦雇い止めになる。全社会に非正規雇用がまん延し、どんなに働いても明日が見えなくなる。社会には怒りが満ちあふれることだろう。憲法改悪や共謀罪は、労働者国民の怒りから支配層を守るための方策だ。アメリカを見れば歴然としている。僅かなお金で国民どうしを対立させ、戦争も原発事故も財政破綻も、政府は何の責任も取らない。
福島の状況を見て欲しい。原発事故は何も収束していない。再び巨大地震が起きたらどうなるのか。JRは福島第一原発のわきの常磐線を開通させ、人の帰らない地域の「要望」だの「復興」「社会的使命」と言っている。福島の小児甲状腺ガンは185人にのぼり、大人にも異常が出ているのにだ。

JRの労働者と労働組合は、目先の利益のために帰還と被曝の強制を黙って見過ごしていいのか。労働組合ってそんなものなのだろうか?


辻川副委員長に対する再びの隔離を許さない!
動労水戸初代委員長で現在は勝田車両センターで働く辻川慎一副委員長は、エルダーの配属先としてMTS水戸事業所を提示された。勝田から水戸、たった1駅分の配転だ。辻川副委員長は元電車運転士だが、動労水戸結成から一貫して組合員から隔離され、22年間にわたって鉄道業務から排除されてきた。最高裁判決勝利とともに勝田車両センターに配属になったのは52歳。ようやく組合員と合流し、鉄道業務に戻った。
それから7年、年配の組合員だけでなく照沼君をはじめ青年労働者が動労水戸に加入した。会社は鉄道人生最後の5年間を再び組合員から隔離しようとしている。一方的に提示された配転を拒否すれば解雇。これはエルダー社員だけの問題ではない。職場の青年たちがこれから突きつけられることに他ならない。辻川副委員長は現場と水戸支社の提出期限を越えて「納得できる再提示」を求めて署名捺印を拒否し続けている。
 
口先できれいごとを言って、自分だけうまく立ち回る。もうウンザリじゃないか。仲間と信頼し合い、仲間と共に生きる。それが労働組合だ。乗客を守り、地域の人々と共に福島の人々を守ろう!

その力がJRの労働組合にはある。みんな動労水戸と一緒に闘おう!


動労水戸情報613号

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出向無効確認訴訟 全3回の証人尋問を闘い抜く

民営化・外注化は究極の社会破壊

「コスト削減」=全業務をプロパーに丸投げ
1月13日の出向無効確認訴訟・第3回証人尋問では、動労総連合・田中康宏委員長とJR東日本本社・池田裕彦車両運輸部次長が証人に立った。

田中委員長は証言の中で、鉄道業務はそもそもJR本体の指示がなければ動かないという事実を説明しながら、委託会社が独自に業務を行うことはありえないと断じた上で「JRの丸写しの作業要領を使い、JRの設備である信号に従い、JRが詳細に定めた運転・検査方法に従って業務を行う。社員の健康診断までJRの基準だ。これが偽装請負ではなくて何なのか」と訴えた。
 
本社・池田証人は、外注化による「コスト削減」について、具体的な削減目標は「わからない」と回答。「労働密度の向上」については、委託会社のプロパー労働者に、清掃・運転・仕業検査・誘導の全てをやらせることによって、空き時間をなくしコストを削減すると回答。入社から定年まで働いても月20万円にも満たない低賃金のプロパーに鉄道業務の全責任を押しつけると会社は宣言したのだ。傍聴者からは激しい怒りの声が飛んだ。
 
動労総連合弁護団は池田証人をさらに追及した。

JRは赤字なのか?

池田「違う」

外注化する必要があるのか?

池田「グループ会社の一体的 発展を考えて…」

出向は原則3年としているが、JRに戻す計画は発令の時点であったのか?

池田「戻っている人はいます」

なぜ平成採は返して、国鉄採は返さないのか?

池田「平成採には将来いろいろな道がある」
 
発令の時点でJRに返す計画があったかどうかだけ答えてください

池田「なかった」
 
裁判長からの「なぜ外注化したか答えてください」「エルダーを自社で雇えるのではないですか?」との質問にも、池田証人は答えられない。「外注化の目的」について本社代表が答えに窮するという異常事態だ。
 
労働局が3支社に指導票 JRの偽装請負を指摘
 
裁判では、組合側の要求した文書提出命令によって、千葉・水戸・高崎3支社に対して、労働局(労働基準監督署を管轄する厚労省の地方機関)からの「指導票」の内容が明らかになった。指導票とは、労働法制に違反しそうな企業に労働局が出す、いわば「イエローカード」だ。
 
労働局は、運輸長→運転区長→運転士という鉄道の厳格な責任体制を前提に、今回の外注化で「請負事業者(=鉄道サービス)の労働者が、実質的にJR東日本の管理監督の下で業務を遂行しなければならない場合は、労働者派遣事業に該当します」と指摘している。
そして「JR→鉄道サービスへの出向は労働者派遣になっているのでは?鉄道業務への派遣労働は鉄道事業法違反となる。違うというならちゃんと説明しなさい」としている。

しかし会社は「労働局がそれ以上何も言ってこないからクリアした」などと無視を決め込んでいる。行政機関からの指摘すらないがしろにするJR東日本は「ブラック企業」そのものだ。
 
今回の証人尋問でも、組合側弁護士の「鉄道事業法では、乗務員の資質管理はJRで行い、運転管理者は、例えば車両センターではセンター所長であることは知っていましたか?」の質問に対し、池田証人は「はい」と答えた。構内運転業務が外注化された職場であっても、運転管理者は鉄道サービス事業所の所長ではなくJR本体の管理者だということをJR本社が認めたということだ。

業務が外注化されプロパーが仕事をしていても、管理はJRが行う…これは明確な偽装請負だ。職場と裁判の闘いが法律違反を暴き、JR本社を決定的に追い詰めている。

動労総連合に結集しよう!転籍攻撃と闘おう!
今年からJR本体→子会社への転籍攻撃がポテンシャル採用を皮切りに本格的に始まる。平成採に会社は「JRに残りたいならば、周りを蹴落として上を目指すか、それができなければ子会社へ転籍になるか」の究極の二択を突きつける。強制出向の次は強制転籍だというのだ。
 
労働者が生き残る道は、仲間と団結して闘うことだ。これからの社会を担う青年の決起が外注化・転籍攻撃を止める力になる。
全ての労働者、とりわけ青年労働者は動労水戸・動労総連合に結集し共に闘おう!

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動労水戸
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非公開
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
全国・全世界の労働者とともに、外注化阻止・被曝労働絶対反対で2017年も闘います!

【本部事務所】
310-0011
茨城県水戸市三の丸3-1-3

【平支部事務所】
973-8411
福島県いわき市小島町3-3-1 佐藤ビル1階

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