動労水戸情報606号

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被曝労働絶対反対!

7・12原ノ町~小高延伸反対ストに立ち上がる!


苦しむ仲間のことを今こそ真剣に考えよう


みんな知っているだろうか?

7月12日の原ノ町~小高間開通と年内の仙台間開通に向けて、原ノ町に戻される仲間たちが真剣に悩んでいる。大震災と原発事故から5年がたち、職場が変わり避難してきた仲間たちは、子供が生まれたり家を建てたりしている。生活基盤が変わってしまったのに「原ノ町に戻れ」と迫られているのだ。

原ノ町との兼務発令で来ている仲間が所属しているJR東労組は「兼務者集会」をやっているが、地方本部の責任ある役員も出席せず「兼務者どうしで愚痴を言いあう場」でしかないという。東労組は開通も兼務解消もすでに会社と合意しているからそうなるのだ。

組合員の深刻な悩みそっちのけの「たしろ選挙」は、一体誰のための選挙なのだろうか?


会社は動労水戸との団体交渉で「福島第一原発は燃料取り出しが始まり収束に向かっている」と説明した。原子炉の中がどうなっているかも分からないのにだ。除染で出た放射性廃棄物を収めるフレコンバックは、「表面の空間線量率を測定・記録し、環境省指定の10ケタの管理番号を書く」という決まりがあるが、JRの下請け企業はこれらの義務を怠っているという情報もある。沿線のり面の「モルタル吹き付け」は線量のごまかしのために過ぎない。


南相馬の住民だけでなく、子どもがいる社員なら心配するのは当然のことだ。政府が「原発事故の影響ではない」と言う小児甲状腺ガンが173人になった。その子供たちや、親の身になって考えてみよう。そして、労働組合とは誰のためにあるのかについても考えて欲しい。


常磐線全面開通に絶対反対する 


安倍政権とJR東日本は、2020年東京オリンピックに向けて常磐線全線開通を宣言した。7月12日の南相馬市小高区の避難区域解除に合わせた、原ノ町~小高駅の常磐線延伸とは、全面開通・全面帰還による福島県民への補償切り捨てであり、被曝の強制なのだ。 

JR社員の問題は、そのまま地域住民と福島県民の問題になる。自分たちだけの問題に止まらないのだ。


すでに全面開通した常磐道で5月4日に発生した死亡事故は、福島第一原発の脇を通る常磐線で故障や事故が発生した場合の危険を物語っている。 常磐道事故では夜間でドクターヘリが使えず、遠方から救急車が向かったために助かる命も助からなかった。そしてバスの乗客40名など多くの人が高線量に何時間もさらされたのだ。

水戸支社は「複線の片方を道路にして救援に向かうことができる」などと言っている。この事故から真剣に学ぶ姿勢もなく「問題なし」と言っているのだ。

こんなことを了解できる労働組合って、一体何なのだろうか?


常磐線全面開通と全面外注化は一体
本質は労働組合破壊


常磐線原町―小高間開通と一体で、ひたちの牛久駅・神立駅が外注化され、「若年出向者」も出ている。さらに相馬・湯本・常陸多賀の各駅も外注化の対象にされている。水戸支社が原ノ町駅の隣の鹿島駅を「運行再開で小高駅に駅員を移すため」として無人化することに対し、地域住民から怒りの声が上がっている。
 
検修外注化も動労総連合の猛然たる闘いと青年たちの怒りによって交番検査や機動班がJRに残っているが「管理部門をのぞく全面外注化」が撤回されたわけではない。

仙台駅でさえ外注化され、青年たちが出向に出されている。本体労働者より賃金の安い外注会社のプロパーがどんどん採用され、養成されている。エルダー社員はもとより、本体の青年たちの行き先(戻り先)もどんどんなくなるのは当然だ。その先に「転籍」しかないことがこの社会の常識となっている。
 
理不尽極まりない常磐線全面開通と闘わない労働組合は、全面外注化とも絶対に闘えない。私利私欲で自分のことだけを考える労働組合の役員は、組合員と向き合うことなく必ず逃げる。「みんなのため」なんていう嘘をついているからだ。


組合幹部や議員ではなくあなたたちに力がある


真実は、職場で働いている今のあなたたちが一番力を持っているということだ。団結して闘えば現実は必ず変わる。動労水戸はそれを証明してきた。

7月12日、動労水戸はストライキでいわき抗議行動を行う。昨年結成された動労福島は、同日原ノ町駅に登場し、抗議行動に立つ。さらに6月に結成した動労東京は、JR東日本本社前抗議行動(新宿)を決定した。動労総連合は断固として常磐線全線開通攻撃に絶対反対で闘い抜く。

今ならまだ選択の自由がある。動労総連合に結集し、共に生きよう!

常磐線運行再開絶対反対!7・12ストライキ・抗議行動へ!

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私たち鉄道員は運行再開に反対します

私たちはJRで働く労働者の労働組合、動労水戸です。私たちは、JR東日本が進める7月12日からの常磐線原ノ町~小高運行再開に反対しストライキに入ります。

そしてこの日、動労福島・動労東京・動労千葉の仲間とともに、いわき・原ノ町・JR東日本本社(新宿)での一斉抗議行動に立ちます。


政府とJR会社が進める常磐線運行再開は、労働者・住民を被曝にさらし、原発事故で避難している人たちへの帰還を強いるものです。しかし、福島第一原発事故は依然として収束しておらず、「除染」で発生した廃棄物の処理もできません。そして何より、子どもたちの甲状腺ガンが増え続けています。みんな私たちの子どもです。
 
安倍首相の「2020年までの常磐線全面開通」宣言は、福島県民のための復興ではなく、大企業のための原発推進と避難者の切り捨ての宣言です。実際に運行再開が強行された楢葉町でも、町に戻った人は1割にも満たない状況です。地域が完全に崩壊しているのです。
その責任は「帰還しない住民」にあるのでしょうか?

3・11福島第一原発事故によって、多くの人々が故郷を奪われ、避難生活を余儀なくされ、大切な命を奪われてきました。この5年間に、政府がやってきたことは何だったのでしょう。


私たちの苦しみで金儲けするな!

彼らは「絶対安全」と言ってきた原発の大事故を起こした責任を取るどころか、原発を建設してきた鹿島建設や大成建設、日立製作所などの大企業を今度は「除染」で儲けさせてきました。

除染をしても線量は下がらないとなれば、避難の基準となる「許容線量」を20ミリシーベルトまで引き上げて避難指示解除を強行しています。JR東日本が筆頭株主を務める「鉄建建設」は鹿島建設と関係の深い企業です。安倍首相は大成建設と密接な家系です。

彼らは県民の苦しみすら「金儲けのチャンス」にしているのです。だから彼らは被曝の危険性をどこまでも過小評価し、甲状腺がんをはじめとする健康被害に対しても一貫して「原発事故との因果関係はない」と言い続けているのです。


思い返して下さい。醜い金銭腐敗で辞任した舛添都知事を推薦したのは、安倍首相本人であり自民党です。熊本大震災の渦中でも川内原発の稼働を強行し、巨大な利権である東京オリンピックを使って福島県民の苦しみを覆い隠すために「全面開通」を強行しようとしています。

自分たちは金銭腐敗にまみれる一方、国民には「復興特別税」として20年間の所得税2.1%上乗せと10年間の住民税1000円増税を押しつけ、その税金を東北・福島の人たちの生活のためではなく、大企業を肥え太らせて見返りを得るためにばらまいているのが今の政治家たちなのです。


労働組合を甦らせ世の中を変えましょう

私たち鉄道労働者の社会的使命は、乗客と沿線住民の安全を守ることにあります。

労働組合は、仲間と団結して労働者として人間らしく支え合い、労働者としての使命を貫くためのものです。

しかし、世の中の労働組合幹部の大半は政治家と同様に私利私欲ばかり考え、解雇や非正規職化とも闘うことなく企業のいいなりになっています。彼らのような人たちの堕落した心こそ、本当の「貧困」なのではないでしょうか。

私たち鉄道労働者は今から30年前、国鉄分割民営化・JR発足という攻撃に直面しました。「2人に1人」の首切りに対し、自分たちだけは生き残ろうとする卑劣な労働組合幹部と決別し、私たちは新しい労働組合を旗揚げしました。国が決めたことでも間違いは間違いです。「仲間を裏切らない!」を合言葉に、どんなに苦しいこともみんなで乗り越えてきました。会社と政府によるありとあらゆる労働組合つぶしに屈せず、最高裁まで勝ち抜いてきました。

私たちはこの闘いの中で、腐った政治家や大企業の労働組合幹部の嘘を見抜く力、いかなる脅しや切り崩しにも負けない力をつけてきました。


私たちの「被曝労働拒否!労働者と住民の安全を守れ!」の闘いは、愛媛や京都・舞鶴市の自治体職員の中に共感を巻き起こし、現地では労働組合が原発再稼働を止める中心になっています。私たちは決して孤立していません。


私たちと一緒に闘い、人と人がお互いを尊敬し支え合う社会を奪還しましょう!それこそが真の復興ではないでしょうか。

私たちは絶対に負けずに、常磐線全面開通に反対し闘います!


常磐線全面開通絶対反対!
被曝と帰還の強制を許さない
7・12動労総連合統一行動

7月12日(火)

【動労水戸】

12:00 ストライキ突入 15:00 いわき駅前抗議行動

【動労福島】

12:00 南相馬・原ノ町抗議行動

【動労東京】
18:00 JR東日本本社抗議行動(新宿)

動労水戸情報605号

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外注化阻止・非正規職全廃へ

動労総連合で団結しよう!


進む外注化と被曝強制


JRの各労働組合は、会社と一緒になり動労水戸や動労総連合に対抗する動きを強めています。そんな事をしているうちに、外注化や被曝の強制がどんどん進められているのです。


7月1日からひたち野うしく駅、神立駅が外注化され、JR東日本ステーションサービス(JESS)への出向が命じられます。対象社員は約20名です。提案から実施まで1カ月もなく、労働条件の議論さえまともにできないままに外注化が一方的に進められています。さらに、相馬駅、湯本駅、常陸多賀駅、高浜駅が新たに外注化されようとしています。

検修・構内外注化同様「エルダーが入ったら青年の出向は解除する」とされていますが、たとえ出向が解除されても青年の行き場所が急速に無くなる事は誰にでも分かります。

委託駅の数はすでに直営駅の数を上回っています。外注化と闘わずに屈服を続けるなら、働く場所も職場の安全も瞬く間に奪われていきます。外注化攻撃に例外はありません。会社の目指すものはあくまで「全面外注化」なのです。
 
さらに、会社の狙う「出向→転籍」という流れが見えてきています。政府・安倍首相は「世界で一番企業が活躍できる国」を目指し「同一労働同一賃金」などともっともらしい事を言い、日本から正社員をゼロにする考えです。JRはその先頭に立っています。住民の切り捨てと被曝強制のための常磐線の全線開通も、安倍政権の直接の要請なのです。

こうした外注化・非正規雇用化や、7月からの常磐線原ノ町~小高運行再開という被曝の強制と一切闘わずに、動労水戸や動労総連合を敵視する労働組合やその活動とは一体何のためにあるのでしょうか?むしろ同じ労働者として一緒になって闘う事が必要な時です。
 

動労東京をついに結成!


6月1日、JR社員と関連企業3社の労働者が団結して「動労東京」が結成されました。動労千葉・水戸を先頭に、全てのJR関連労働者の団結で全国に動労総連合建設が進められています。

労働者には、国境も企業の壁もありません。同じ労働者同士が団結し、支え合うのが労働組合です。JRの労働者、関連企業労働者は、動労水戸・動労総連合で団結しよう!


MTS土浦事業所 長山俊君の訴え


MTSによる偽装請負、パワハラ、違法労働による労働強化などの法律違反を許すことはできません。しかし、それ以上に僕は自分の人生を変える「キッカケ」と「タイミング」を求めていました。

動労水戸に入ろうと思ったのは、人生を変え、人間(自分)らしい生活を送るためです。動労水戸という闘う労働組合に入り「労働とは何か?」「人生とは何か?」という奥深さを勉強し、身に付けて実行に移す…そうしないと人生を変えることはできないと思ったので、加入する決意をしました。

僕はJRが大好きです。今の会社がグループ会社なのは残念だけれども、清掃を通して人間磨きする「大切さと意味」をも学んで身につけたいと思います。動労水戸は、清掃の仕事も重要だと訴えています。
 
清掃の職場では、車両清掃の全般計画作業報告書の虚偽報告がまかり通り、管理者のパワハラで労働者どうしが潰し合っている現状があります。遺失物拾得の取扱も雑で、「バイト」という名の夜間超勤作業が強制されています。土浦駅の作業所には風呂や休養室も無く、寝具の衛生管理もされていません。労働者に対する家畜同然の扱いを変えられずに、労働条件や給与増額などの改善ができるはずがないと思います。
 
僕は自分が目立ちたいから闘うわけではありません。労働者が本来持つべき権利を主張して行使していくことを目指し、より良い労働現場にしたいのです。

動労水戸に入って、MTS本社との団体交渉にも参加できるようになりました。本社が言う事と、現場で所長の言っている事の違いが多すぎると思いました。現場の状態が全く分かっていません。仲間と一致団結してこの現状を変えていきたいと思います。


参院選東京選挙区は
労働者とともにたたかう弁護士「鈴木たつお」へ!

5月22日 いわき駅前大街宣&診療所報告会



5月22日、いわきにて「常磐線全線開通反対」を訴える街頭宣伝を行いました。

2時間弱で用意した400枚のビラが配布されました。



午後は駅前「ラトブ」にてふくしま共同診療所報告会を開催しました。診療所医師の杉井吉彦先生・深谷邦男先生の報告を受け、会場から活発な意見交換がなされました。



いわきの地にふくしま共同診療所の活動拠点を作ることが求められています。常磐線全線開通反対の闘いと一体で、原発・除染労働者と地域の労働者住民の団結の砦を打ち立てましょう!

5月22日いわき駅前大街頭宣伝のビラ

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人が住めない場所に鉄道は通せない

常磐線全線開通に反対します


私たちはJRで働く鉄道員の労組である国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)です。

2011年東日本大震災と原発事故以降、私たちの職場である常磐線は放射能に汚染されました。私たちは労働組合として労働者・乗客の命と安全を守る立場から、被曝の危険性のある作業を会社が強制することに反対し、ストライキで闘ってきました。
 

福島第一原発事故は全く収束していない


今年3月、安倍首相は福島県を訪れ「2020年の常磐線全線開通」を宣言しました。

常磐線が全線開通されれば、高線量地帯のど真ん中を列車が走ることになります。乗務員はもちろんのこと、帰還困難区域に勤務する鉄道労働者には、これまでとは比較にならない被曝が強制されます。

また、復旧作業に携わる社員や下請け企業の労働者は、福島第一原発や除染の現場で働く労働者と同じレベルの被曝にさらされています。
 
常磐線を走る列車は、茨城県ひたちなか市にある勝田車両センターで検査修繕を行います。これまでも放射能で汚染された列車を扱う業務について、私たちは問題視してきました。これが全線開通となれば、これまでと比にならない線量が付着した列車が職場に持ち込まれることとなります。断じて容認できません。
 
 
「搬送まで最大4時間」常磐道・大熊町の事故


鉄道に先行して全線が開通した常磐自動車道では、相次ぐ重大事故が危険性を浮き彫りにしています。5月7日にも母子2名が亡くなる痛ましい事故が起こりました。

常磐自動車道いわき中央IC~名取IC(宮城県)は片側1車線の対面通行となっています。追い越し区間での追い越しや反対車線へのはみ出しによる事故が頻発することが以前から問題となってきました。震災後の開通区間では「ならはPA」から「南相馬鹿島SA」までは実に50㌔も離れています(標準的な間隔は15㌔程度)。緊急対応の拠点となりえません。

5月7日の事故では、とりわけ救急搬送先が確保できていないことが問題となりました。原発事故前に双葉郡内に4か所あった救急病院は全て閉鎖となっています。今回の事故では高線量地帯の中で最大2時間の待機、その後の病院到着まで最大で4時間かかったケースもありました。亡くなった少女は70㌔離れた福島市まで移送されました。

鉄道旅客は乗用車やバスをはるかに上回る数の乗客の命と安全を預かる仕事です。緊急時の安全確保が不可能な運行再開は断じて認められません。


住民帰還を強制する鉄道再開を止めよう!


さらに、政府や自治体、そしてJRが進める「復旧・復興」や「住民帰還」の動きは、住民の思いや意向を全く無視しているのではないでしょうか。鉄道再開で「避難先での生活再建をあきらめろ。線量の高い地域に帰れ」という圧力がさらに高まることは目に見えています。

家族や地域をバラバラにしつつ、原発事故はなかったことにしようとする国の政策、そのために鉄道が利用されることは、鉄道で働く者として私たちは絶対に認めることはできません。

労働者・乗客の命と健康を守るため、妥協なく闘うことは私たち労働組合の社会的使命です。私たちの闘いへのご支持・ご支援を訴えます。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
全国・全世界の労働者とともに、外注化阻止・被曝労働絶対反対で2017年も闘います!

【本部事務所】
310-0011
茨城県水戸市三の丸3-1-3

【平支部事務所】
973-8411
福島県いわき市小島町3-3-1 佐藤ビル1階

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