第二次組合差別裁判の大詰め

 1月21日、水戸地裁において動労水戸がJR東日本による組合差別を訴えている裁判が開催されました。
 この裁判は、動労水戸に加入しているがゆえに運転士にさせないという不当な差別を打ち破り、運転士登用を勝ちとった裁判闘争(2008年12月判決)の勝利に立ち、すべての組合員への差別を打ち破るために、2011年に提訴した裁判です。



 この日の裁判では、いよいよ1審の大詰め、証人尋問がこの5月から開始されることが決まりました。

 JR東日本はいま、鉄道のあり方を根本から変えて、さらなる利益を追求するために、すべての労働組合を敵視し解体しようとしています。そのもとでは「社員と家族の幸福」を唱いながら、労働条件改悪や強制配置転換が、矢継ぎ早に行われています。



 その根幹には、国鉄分割・民営化以来続けられている、労働組合敵視政策があります。JR東日本による「変革2027」の本当の中身は、労働者の団結を破壊した暗黒の労務支配と言えると思います。
 
 私たち動労水戸は、国鉄分割・民営化による団結破壊に反対し、全員が20代の時に組合を結成しました。その思いは、共に働く仲間と一緒に生きていくという思いからでした。その思いを貫き、35年にわたって闘ってきました。



 新自由主義の象徴的存在のJR東日本でさえ、このままでは生き残れないという時代です。そのために「変革2027」がうちだされています。そのような時に、私たちの闘いが大きな節目を迎えていますが、私たちは、この闘いを仲間との団結=労働組合運動の未来をかけて闘っています。

 いま、本当に先が見通せない不安と不満の中で苦闘するすべての仲間たちとともに、突き進んでいきたいと思います。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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