8年目の3・11からいわき合同ユニオン&動労水戸バンダナ販売します

私たち一人ひとりは、他の人との関わりの中で生きています。ですから、一番悩むことも、実は人との関わりの問題です。

悩みながら、気を配りながら周りの人を受けいれ、自分も受けいれてもらう。ささいなことかもしれませんが、ささいなことを大切にしながら、お互いに限られた命をまっとうしているのではないでしょうか。

本当は、人のためにあるべき社会。あるいは組織ではないのか?それが、社会や組織のための人にされ、病んで、死んでいくことを当たり前にしてはいないのか?逆転した現実に、気付く時を迎えている様に思います。

国のため、街の発展のために原発が必要だとされます。アメリカでは、世界平和のために、広島・長崎の原爆投下は当然だとされました。今も会社の発展のためにと、我慢と犠牲が強いられていませんか。

何だかんだ、立派なことを言う人ほど、他人の死をやむを得ないこととして正当化して来なかったのでしょうか?根本がおかしい。


(国分勝之撮影)

8年前、私たちは死者や行方不明者のことを思い、それまでの自分たちのあり方を深いところで反省し、人として労働組合として成すべきことを考え、行動して来ました。

福島第一原発事故の処理に、約80兆円かかるとのニュースが流れています。核燃料デブリ問題も、汚染水問題も何も解決していません。

日本列島に一旦降り注いだ放射能は、どうすることもできませんね。こうした当たり前のことも、科学的データの無い「風評」とされます。

厚労省のデータ改ざんが問題になっていますが、放射能の流れや線量のデータを独占し、隠して来たのも政府でしたね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6316556

自分たちで情報やデータを独占し、日々を大切にして子供たちを守り、お互いを守り合おうとする人々の声は「根拠の無い風評」とされる。


しかし、人々の生活や労働、そこで日々感じ生きていることこそ、その人に取っての現実なのです。

そこに立たないで理想や科学的データを振り回すことは、その瞬間に他人の死を正当化してしまうのです。

それは、実は人としての自分の死でもあるのです。人は、他者の中で生きることで限りある命をつないで行きます。他人の死への無関心は、人としての自分の死なのです。

人間のつながりは、血縁を越えます。私たちは、国が進めた国鉄分割民営化に怯まず、仲間とは何かを労働組合の闘いを通してつかんで来ました。

労働組合の組織は、組織のために労働者がいるとなった時に生命力を無くします。実際にそうでした。労働者のために労働組合はある。だから、徹底的に組合員主体の民主主義を貫くことが、原則なのです。


(国分勝之デザイン。いわき合同ユニオン&動労水戸バンダナが出来ました!)

動労水戸といわきユニオンは、8年目の3・11を迎え、労働者のための、労働者を主体とする労働組合作りの新たな挑戦をしたいと考えています。

しかし、何分少数組合の再出発。いわき事務所の維持のための支援を広く呼びかけたいと思います。

その第一彈としてバンダナを販売します。国分勝之デザインで、1枚1000円で販売します。

ただし、いわき合同ユニオン支援共闘(月額500円)に加入頂いた方には、送料無料でプレゼント致します。

ゆうちょ銀行
記号18200
番号39659901

いわき合同ユニオン支援共闘
オノ  ヒロミチ

に500円振り込んでいただければお送りします。

初回限定300枚です。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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