3月ダイヤ改正水戸支社団体交渉(2/27)

みなさんお疲れ様です。

今日は、3月16日のダイヤ改正に向けた水戸支社との2回目団体交渉の冒頭での議論をお知らせします。

2月25日に翌月(3月)の勤務が発表になりました。労働組合との交渉も終わっていないのに、ダイヤ改正後の勤務が何の断りもなくサラリと発表されました。

これは、労働組合の無視であり団体交渉を形だけやることに他なりません。つまり、職場の労働者の意見など聞かなくて良い、ということです。


(国分勝之撮影)

組合:団交も終わってないのにダイ改後 の勤務が発表されているのはなぜか。

会社:「一旦指定した勤務の変更の取り扱い」ではダイヤ改正等で変更もありうるとあるので発表した。勤務確定したわけではない。16日以降は変更することはある。

組合:どうして従来どおり、ダイ改後は変更もありうると書かないのか。

会社:一旦指定した勤務の…は十分周知されていると思ったので今回はそうした。

組合:現場長に聞いたがなぜそう説明しないのか。まだ労働条件が確定していないのに、さも決まったかのような印象を与えている。なし崩しにやるような感じだ。

会社:そうした印象を与えてしまったのは会社の責任であるが、団交でしっかり議論していく。

組合:ここではそうして取りつくろうが、現場はどうするのか。これからでもダイ改後は変更もあるよと一筆出すべきだ。

会社:社員のみなさんの生活設計もあるのでダイ改後の勤務も出させていただいた。

組合:組合無視なのではないか。現場にそう見えるように、わざとしているのではないのか。

会社:社員のみなさんの生活設計に困らないようにと思って…

組合:そう思うならダイ改後は変更もあり得るとはっきり書くべきではないのか。なぜ従来どおりそうしないのか。

会社:そういう主張があったことは受けとめるが、周知はされていると思う。今回はそれで理解されたい。

組合:これまでの慣例からすればダイ改後は変更もあると書いてあった。これまでと違ったことをするなら今回からはそう変えると周知させることが必要。そうやって会社管理側と労働者側の信頼関係が成り立ってきた。どうしてそれを壊そうとするのか。

会社:今回はこれが最適だと思ってやっている。

組合:それは支社の人間はそう言っているだけで、現場では管理者にも周知されていない。これからでも遅くないから変更もあると書くべきだ。

会社:こちらもいろいろ考えてそうしている。主張があったことは受けとめて勉強する。

組合:やらないのか。会社の代表で(団交に)きているのに決められないのか。

会社:いったん持ち帰り判断する。


(国分勝之撮影)

このように、会社が提案したものは決定したものと同じだと言わんばかりです。「ダイ改後は変更することもある」と一筆書くことがそれほど譲れないことなのか。

いみじくも「こちらもいろいろ考えてそうしている」というのは意識的にそうしていることの表れです。絶対に許せません。

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動労水戸
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非公開
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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