動労水戸ブログにJR水戸支社からクレーム

みなさまおはようございます。
事故が多い様に感じます。今日も無事にお過ごしください。

さて、昨日はJR水戸支社の勤労課から「ブログのジョブローテーションの提案を受けて、習志野運輸区で5人が退職したと言う部分について、提案前から退職の意向が出されていたから事実でないので削除なり、訂正をお願いします。」と抗議ともとれる電話がありました。

動労水戸の高野交渉部長は「事実でないと言うならその証拠を出すように」と返しました。

3月ダイヤ改正での限度を超えた拘束と運転時間が、過度の疲労を蓄積させオーバーラン等が続いています。それに加えて「ジョブローテーション」です。

「もうやっていられない。辞めようか。」と思う気持ちは、誰しもが持つと思います。だから辞めた5人の気持ちは、みんなの気持ちだと思います。


辞めることができない人も、我慢して、頑張り抜いて、力尽きて、もし重大事故を起こせばそれまでの努力は水の泡です。それどころか「犯罪者」にされます。

神戸三ノ宮のバス運転手は、ラストランで犯罪者ですね。尼崎事故の高見運転士は、限界まで頑張りながら結婚を目前に亡くなり、犯罪者にされました。

私たちは、そう言う大変なリスクと背中合わせで、誇りを持って日々の乗務を担っています。



  (尾久の東労組の掲示)

水戸支社では、「ジョブローテーション」の説明会が行われています。そこで真剣な質問や疑問が次々と出されています。

しかし、ローテーションを10年に区切った理由を聞いてもまともに答えられません。

また、ローテーションで現場にベテランがいなくなると、技術継承や安全が伝わらない。2、3年目の人が指導するのはどうなのか?と聞くと2、3年目でもプロたがら大丈夫と根拠も無く無責任に答えます。

みんな何より口先だけで、真摯に意見を聞こうとしない会社側管理者の人間性に深い疑問を抱いています。自分さえよければ、それで良いとしか思ってない無責任な人の言うことが信じられるはずがないのです。

「こんな管理者では、将来不安になるし悲観するのも、わかります。」というのが習志野運輸区で退職した5人への職場の人たちと共通の気持ちだと思います。


  本日は木村書記長の写真です。

「水郡線の館(たて)トンネル。入り口が山吹の花で飾れています。列車の運転席からの方が綺麗なんですけど。それはできませんので道路から。」とのことです。


労働者は、日々仕事の責任を果たして命と安全を守っています。しかし、一人ひとりの能力にも力にも限りがあります。人間は、ものではなく生きているからです。

限りがあるから、お互いに支え会う仲間が最後の支えになるのだと思います。会社の管理者の様な無責任な集りでなく、信頼し合える集団になった時に決して会社に負けない労働組合になるのだと思います。

青年の数はまだ少ないですが、国鉄採用の大ベテランと平成採用が固く団結する私たち動労水戸は、いつもみなさんと共にいます。

http://iwakigodo.blog.shinobi.jp/

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動労水戸
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非公開
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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