4月11日 組合差別損賠裁判



4月11日、水戸地裁にて動労水戸組合差別損賠裁判の公判が行われました。

毎回のごとく、法廷でも石のように押し黙って座っているだけの被告(JR)側弁護士を相手に、葉山先生・松田先生・山本先生の組合側3弁護士は粘り強く、かつ傍聴に駆けつけた組合員・家族・支援者にもわかりやすく会社を追及し続けます。

「運転士の超勤・夜勤について、日常的な勤務の常識すら踏まえていない主張を会社側は繰り返している」(松田弁護士)

「現JR東日本社長は過去に『国鉄分割・民営化の労務政策は継続する。会社に反対する組合には厳しい態度で臨む』と発言している。国鉄時代の差別的な労務政策がJRになっても継続されていることは明らか。『国鉄とJRは別法人』という言い訳は通用しない」(葉山弁護士)

「現場で運転士を新たに作る必要性はJRも認めているにもかかわらず、会社側は『業務上の必要性』と言って組合員を運転士にしなかったことを正当化している。運転士に復帰させなかった理由を追及する」(山本弁護士)

次回公判は7月25日です。傍聴への参加を!

2・23怒りのいわき行動

2月23日、いわき市・ラトブにて、「2・23怒りのいわき行動」を開催しました。



地元いわきをはじめ、福島全県から、全国から、300人をこえる方が集まって大盛況で集会を行いました。

この会場は、福島県立医大がいわきで初めて「県民健康調査」の説明会を行った場所です。

今回は、嘘やごまかしのない心の底からの思いが結びつく団結の場となりました。

 

発言に立つふくしま共同診療所の吉本哲郎医師。

 

地元いわきからの訴えとして、NAZENいわき呼びかけ人の斎藤栄一さん(和牛繁殖農家)ほか、多くの方が発言。

 

デモ行進はいわき駅~東京電力いわき事業所~市役所・県合同庁舎前を通って再びいわき駅前へ。

東電と県・市、そしてJRに対して要請を行いつつ、デモを行いました。



さあ、次は3・11反原発福島行動’14(郡山)へ!!

ふくしま共同診療所報告会inいわき



いわき駅から発車するポケモントレイン。この後広野駅に向かいます。手を振る大人たち。



この線路の先には、原発事故の避難区域、さらにその先には福島第一原発があります。

避難生活を続けるか、帰還をあきらめるか、それとも故郷に帰るか…。苦悩する避難者の心に「復興」と「安全」のキャンペーンでふたをする政府とJR。

JRによる常磐線竜田延伸は、インフラという名の暴力です。

これ以上、人の心を引き裂くのをやめろ!

私たちは鉄道で働く者として、絶対に許さない。



2月2日、福島市にある「ふくしま共同診療所」の活動報告会がいわき市ラトブで開催されました。

いわきで反原発運動を共に取り組む仲間や、「チラシを見て来た」という仮設住宅にお住まいの方など、80人以上が参加しました。



甲状腺のエコー検診の写真を使って解説される松江寛人院長。

わずか1~2分の検査、しかも「放射能とは関係ない」という前提のもとで調査を行う福島県立医大とは異なり、保護者の疑問や不安と真摯に向き合い、カルテを作り保険も効くように医師会や行政と闘いながら、「住民を放射能から守る」という立場を貫いて診療を続けるふくしま共同診療所の先生方のお話に、多くの方が聞き入っていました。



 

福島に住む人たちが求めているのは、「ポケモントレイン」のような上っ面だけの「復興」ではなく、現実と向き合い、命と健康を守る医療と、団結のよりどころなのではないでしょうか。

2・23いわき行動を共に闘いましょう!

ポケモントレイン抗議スト&いわき街宣



1月31日、JR水戸支社の「ポケモントレイン」いわき~広野間運行に反対し、動労水戸は午後半日のストライキに起ち、そのままいわきへ移動。駅前で抗議の街頭宣伝を行いました。





NAZENぐんまの仲間と群馬で金曜行動に取り組む方たちが寄せてくださった檄布です。



動労千葉の中村仁さんと北嶋青年部長が駆けつけてくださいました!

 

石井委員長が訴える!
「収束していない原発に向かって、緊急時の対策もないまま列車を走らせるなど、言語道断だ!」



辻川副委員長の訴え!
「子どもを被ばくの危険性にさらし、『復興支援』の名のもとに竜田延伸をもくろむためにイベントを利用するJRのどす黒い意図を我々は絶対に許さない!」



平支部事務所で総括会議を行い、いわき駅前アクション(金曜行動)に合流しました。
この日の駅前アクションの模様は、参加者の方が動画付きでブログにアップしてくださっています。大変ありがとうございました!
「いわき駅前アクション」http://iwakiakusyon.blogspot.jp/


1・17ストライキ(損賠裁判・支社抗議行動)



1月17日、動労水戸組合差別損賠裁判が水戸地裁にて行われました。

今回もストに入った組合員とともに、多くの家族・支援者が駆けつけてくださいました。

今回の裁判から、「進行協議」が始まりました。裁判の前に裁判官と原告・被告が裁判の進め方について話し合いを行うというものです。

これまでの脇裁判長と交代した日下部裁判長の、事件(組合差別)への関心の高さがうかがえます。

公判では、松田育朗弁護士が「JRによる動労水戸に対する敵視政策は、労働者の団結権を侵害するものであり、国法である日本国憲法に挑戦するものだ」と堂々たる陳述を行いました。

陳述に立った石井委員長は、①動労水戸組合員の配転先だった関連事業の必要性の問題②組合員の資格取得外し③指導操縦者指定外しという具体的事例を挙げ、現在も継続する組合差別の実態を厳しく追及しました。



今回は小竹運輸グループ労組の仲間が駆けつけ、組合員に対する解雇攻撃に反撃する決意を述べました。



裁判終了後の恒例の水戸支社抗議行動は、道行く人たちが注目する中行われました。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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