職場代表選挙に干渉する会社

「出る杭は打たれる」「大きな力と闘っても貧乏クジを引く」から、見ない様にして生きよう。どうせ人なんて自分のことしか考えてないし、自分はそんなに立派な人間じゃないよ。自分の生活だけで、目一杯だよ。

うん!それも真実。みんなそれぞれに事情や考えがある。

実際に動労水戸の組合員は、ずいぶん打たれたし、貧乏クジも引いた。

それでも、みんな明るい。かと言ってバカではない。

人間の心と体は一体。どちらが弱ってもダメなんだ。生活を維持するために、自分を曲げていると心も曲げないといけなくなる。

動労水戸組合員は、散々打たれたし、貧乏クジも引いたけど、明るいのは心から信頼できる仲間がいるから。

体を酷使して、しかも心もねじ曲げていたら良い生き方ができない。そう言う経験を積み重ねて来た。

だから今、みんなに分かれ道が来ていると感じている。自分の心に素直に生きよう。


(国分勝之撮影)

3月ダイヤ改正をひかえて、職場代表選挙が大きな焦点になっている。

昨年だと、立候補受付をしたら各候補の所信表明をすぐに張り出した。しかし、今回はまだ張り出されていない。

そして「JR水戸支社総務部長松本雄一」名で「過半数代表者の選出について(再周知)」なる文書が掲示された。

職場で日々働く労働者に向け、(再周知)とは何だろう。凄い上目線を感じる。とても偉い人の様だ。


(国分勝之撮影)

問題は、その内容。職場代表者の選出については「客観的に、公平かつ適正な方法で実施する。」「会社は、公平かつ適正に行って来た。」「投票については他人の干渉を受けない自由意思の保証」が必要だとして「気掛かりなことは、現場管理者へ相談してください」と言う。

 東労組の脱退を進めるために、勤務時間も構わず助役が強要した事実を、動労水戸組合員もしっかり見ている。

会社に批判的な労働者が、職場代表になって困るのも会社だ。

そもそも公平でない立場の者が、自分たちの主張に支持を求めることを問題にする。それ自体が民主主義に反する干渉そのものなんだが、分かっていない。

そして、ていねいにも、自分の主張に支持を求め、投票依頼を受けたら助役などの管理者へ相談しろと言っている。つまり、チクりなさいと言うことだ。

選挙それ自体を、会社を批判する社員をあぶり出し、叩く場にする。労働組合を潰すチャンスにする。「公職選挙法」真っ青。

こうしたあり方に、青年たちからも会社のやり方に疑問が出始めている。

自由とは、会社の意思でなく自分の心に由ること。人事と金を握る会社幹部に言われることではない。

土台みんなには自分の意思がある。動労水戸は、みなさんの心と意思に由りたいと考えます。

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【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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