「動労水戸」情報第645号を発行しました。

   今年度末(来年3月)からJR水戸線(小山ー勝田)の全列車をワンマン運転化すると発表した水戸支社。ワンマン運転とは、すなわち「車掌をなくす」ということです。

   車掌さんは、いなくしてもいい存在なのでしょうか?

   この機会に車掌さんたちが日々行っている重要かつ不可欠な役割を再確認すると共に、車掌さんの仕事そのものを切り捨てようとしている、とんでもない「ワンマン運転化」に反対する議論を深めていきましょう。


「動労水戸」情報第644号を発行しました。

   いつの時代も会社が合理化・業務切り捨て・人員削減するためには労組解体がカギとなっています。

   33年前の国鉄分割・民営化の時の教訓に学び、職場の中に合理化を推進するグループを作らせてはなりません。

   職場一丸となって「車掌切り捨て反対」で団結していきましょう。

5両編成のワンマン運転の現地調査を実施

   動労水戸は7月19日、今年3月から東北本線で実施されたワンマン運転の実態を見るために、現地調査を行いました。


(黒磯駅に集合=ワンマンは新白河まで5駅23分の短区間)

   JR東日本は来年3月に、水戸線の全列車と水戸線直通の常磐線・友部–勝田間の一部列車で、5両編成のワンマン運転実施を提案しています。
今回の調査には、同じく来年3月に内房線、外房線、鹿島線でのワンマン運転提案がされている、動労千葉の仲間も参加しました。

   この日調査した列車では、日曜の昼過ぎというのに乗客はほぼありませんでした。
乗客の乗り降りを確認するために、運転席の頭上にモニターが2つ付いています。駅に到着してドアスイッチでドアを開けると、モニターに各車両とホームが映ります。1つのモニターを3分割して映しますが、ホームは最大で5メートルくらいまでしか映りません。車掌の目であれば、ホーム全体や階段から来る乗客も確認していると思いますが、車両に取り付けたカメラではそこまでできません。


(車側モニター=1つを縦に3分割)


(パイロットランプ点灯後もモニター確認?!)

   運転士がドアを閉めると、閉まったことを知らせるパイロットランプが点灯します。運転士はパイロット点灯で列車を発車させます。発車して数メートルくらいまでは、まだモニターにホームが映っています。

   車掌の業務では、駅での停車前、停車中、発車後の各30秒のホームの安全確認を行います。この発車後の確認を、ほんの数メートル映しただけで、車掌の安全確認に代えてしまっています。まして運転士は、列車が動き出せば前方注視義務があり、いつまでもモニターを眺めているわけにはいきません。
車掌が行うように、ホームを抜けるまで安全確認をすることが不可能なのがワンマン運転です。


(日曜の昼下がりでも1人も乗降客なし)

   車内放送は自動放送であり、各駅の到着時間や詳しい乗り換え案内はありません。車掌だからできる仕事が切り捨てられています。この他にも多くの問題があるのがワンマン運転です。

   私たちは、ワンマン運転は人件費削減のために車掌そのものを無くし、乗客の安全、鉄道の安全を破壊するものだととらえています。これまで2両編成で行われているワンマン運転でさえ、乗客と運転士への負担が増えました。
5両編成のワンマン運転を開始することで、JR東日本はほとんどの列車にワンマン運転を拡大しようとしています。私たちは乗客の安全と車掌の仕事を守るために、ワンマン運転に反対していきます。

「動労水戸」情報第643号を発行しました

   JR水戸支社は、水戸線の全列車ワンマン運転を今年度末(来年3月)までには行うと各労組に提案を行いました。

   列車・乗客の安全を守る要である車掌を廃止することは、単なる人減らしだけでなく鉄道の安全や営業のあり方が問われる問題です。
   こうした暴挙を許したらすべての業種に波及します。当該職場だけの問題ではありません。
   また、コロナとの闘いで日々奮闘している現場の労働者を尻目に、こうした現状破壊的な攻撃を仕掛けてくるJRは絶対許せません。
   2020年後半はワンマン運転を許さない大決戦です。
みんなの英知を結集してワンマン運転を阻止しましょう 。




(6月27日各支部長が集まって拡大執行委員会を開催)

「西金–袋田間の運転再開」で団体交渉

   JR水郡線では、7月4日に「西金–袋田間」が運転再開となると提案が出されています。不通となっている鉄道が再開されることは喜ばしいことですが、これにより労働条件が改悪されるため、動労水戸は6月15日に水戸支社と団体交渉を行いました。
   交渉の前段では水戸支社から「中編成ワンマン運転の実施について」の提案がありました。(別途掲載)


https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?yj=15900493373456

   今回の改定で水郡線営業所では、乗務する列車は変わらないのに、入出区の持ち替えにより2つの行路で運転士の拘束時間が拡大されています。また水戸運輸区では、1日の乗務距離が319㎞も伸びるのに、要員はそのままで拘束時間が拡大されています。組合では労働条件を維持・改善するために、水郡線営業所の運転士行路を現行のままにすること、水戸運輸区では要員を増やして勤務を緩和することを求めました。こうした要求に対して水戸支社は、一切「提案で理解されたい」として拒否しています。



   水郡線営業の拘束時間の拡大について水戸支社の最初の回答は、「常陸大子以北を1両から2両にするから。出区をMTSにするとMTSが超勤になるから」というものでした。
   これに対して組合から、すでに2両運転になっている。それでも入出区の担当を変えるのはなぜか」と質問しました。
   ここで水戸支社は回答に詰まり、初っぱなからの中断になってしまいました。
   再開後の水戸支社の回答は、320Dから327Dが同じ車両を使う「運用入出区」であったが、改訂では別の車両を使う入区準用、出区準用になり準備時間が確保できない。そのため302行路の拘束時間が拡大した。また、改訂で328Dから337Dが同じ車両を使うため「運用入出区」となるため、306行路の拘束時間が拡大した、というものでした。
   302行路は現行でも22時間を超える行路です。これを23時間を超えるものにしようとしていますが、それは車両運用の皺寄せでしかありません。



   また水戸運輸区の問題では、水戸支社は「規程の基準内で効率的な運用。長大行路とは思っていない」と答えています。
   しかし乗務距離が伸びることで、水戸からの回送列車の発車や到着が変わります。そうした中で、泊まり行路の明けの部分を増やすことは、労働が強化されることです。その他にも、出勤時間、退勤時間が拡大されています。労働者にとっては全然効率的ではなく、増えたものを押し付けられているに過ぎません。それが規程に入っているからとするのは、乗務労働を軽く見ているとしか言えません。それは安全の崩壊につながるのではないでしょうか。

   この他に、代行バスへの接続の改善や案内について。水郡線営業所の運転士の袋田以南の技術保持。水戸運輸区の兼務者の将来展望などについて交渉しました。



   今回の交渉では、水戸支社が運転再開に乗じて効率化を推進し、その皺寄せとして労働強化を押し付けるものであることが明らかになりました。
   会社は、労働組合を解体することで労働者の要求を無視していこうとしています。動労水戸は労働者の声を結集し、労働条件が改善されるように取り組んでいきます。職場の声をどんどん上げていきましょう。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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