12月19日の臨時大会に向けて対立が激化するJR東労組

JR東労組は、年末12月19日に今年3度目になる大会を開きます。
その最大のテーマは、水戸、東京、八王子地本執行部を「組織破壊者」として叩くことにあります。

本部は、3地本側がネット上で出している「真実の声」について「組織破壊である見解を発出すること」を全地本に求め「12月15日」を期限としています。さらに大会前日の執行委員会で、報告を審議すると言っています。

またJR東労組青年部は「真実の声は匿名だから嘘である」と言っています。

それに対して、水戸地本の串田弘史JR東労組前中央執行委員が、12月12日に「真実の声」に実名投稿しました。そして、水戸地本の掲示板に、一斉に張りだしたのです。
  (職場の掲示板に張り出された串田東労組前中央執行委員の文章)

臨時大会を前に本部の「組織破壊者」規定に対して、会社幹部と秘密会談をしている本部こそ「組織破壊者だ」と反論しています。

つまり、大会を待たずに全面対立になり串田前中央執行委員をはじめ、3地本の執行部そのものが「統制処分」「凍結」→本部からの「再建」に入ることが不可避になっているということです。

つまり分裂も辞さない腹を決めたところに「串田文書」はあると言うことだと言えます。

水戸、東京、八王子をめぐる攻防は、そのままJR東日本の大合理化・労働組合破壊との激突です。

その中で常磐線全面開通問題を抱える水戸が、台風の目になっているということが明らかです。

本部側も、3地本側も必死の生きのこりを図っていますが、東労組の実体は3地本の側にあります。

問われているのは労働組合とは何かという問題です。串田前中央執行委員は「常に答えは職場にある」と教えられたことを信念にしていると語っています。

より深めませんか。職場労働者一人一人の声と存在の中にあるのではないですか?一人一人の声を要求に束ね、みんなの力で実現する。それが労働者のための労働組合の基本です。



ストライキは、労働組合ができる前から労働者が団結する手段でした。ストライキを構えたのが間違いでなく、職場の労働者に必要性を真剣に訴え、本気で構えなかった足元をすくわれたのではないですか。

乗務員制度の根本転換が、東京の運輸職場大再編と一体で出されています。特急車掌一人乗務と水郡線ワンマン運転拡大が、要員問題・行路問題として具体化するのは来年3月ダイヤ改正です。

ここで闘えなければ、職場労働者も、地域住民の信頼も失うことになります。共に闘いましょう!


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動労水戸
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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