労働組合は労働者のために(特急5号車ドア開閉問題)

みなさんお元気ですか?

JRの関連会社MTSでパワハラにあって、職場を去った青年の未払い賃銀「当然払う」とのことでした。良かったですが、問題は解決していませんね。

本当の解決の道は職場の青年たちが手をつなぎ、労働組合で立ち上がることです。パワハラはできなくなります。動労水戸に相談して下さい。

ブログを見て電話をくれる人も増えました。特急車掌一人乗務化を知り、頑張って欲しいと言う内容が多いです。


(昨日の雨上り。空がきれいでした。)

特急車掌一人乗務と一体で、「5号車でのドア開閉扱い」が進められています。

通常電車のドアは、乗客の安全確認のために最後尾で車掌が扱います。日本の都市近郊電車は、朝夕ぎゅうぎゅう詰めの上10両15両ととても長い編成が特徴です。

車掌さんは、モニターと目視で乗降客の安全を確認しています。常磐線の特急657系は10両編成です。


(常磐線657系特急電車)


会社は「一人乗務とは関係無い」と言っていますが、車掌を一人にしたために最後尾での開閉が困難になることを予想し「5号車での開閉」を指示しています。

電車に詳しいみなさんだけでなくても、5号車の窓から顔を出し列車の前後の安全が十分確認できるかどうか分かると思います。

非常時に、最後尾ならば「防護無線」を発報して付近の電車全てを止めることが出来ます。しかし5号車にはありません。

万が一がベビーカーが挟まったり、転落や転倒あっても列車が止められないことになります。

JR東日本は、この様な重大な変更を「車掌執務基準」と言う大もとの規定を変えずに、その下の「作業要領」と言う現場規定を変えて進めています。

本来の車掌業務はこうだけど、現場では構わない。水郡線ワンマン運転も同じです。「安全のために車掌は必要」でも「ワンマンだから仕方がない」「特急車掌は二人必要」だけど「一人だから仕方がない」…「5号車でのドア開閉もできる」後は現場の判断でやってもらう。

それが動労水戸の団体交渉での回答です。

みなさんどう思われますか?


(事故の責任は、効率化に走る会社にある。組合員を守ってきた先輩たちの闘いです。)


12月19日JR東労組は、臨時大会を開き水戸、東京、八王子の三地本に「会社への降伏」を求めています。

私たちは、職場からの当然の疑問や怒り、利用者の安全の危機と不安の声を差し置いて労働組合運動は成立しないと考えます。

特に職場のみなさん!動労水戸と一緒に全てを、根本から変えて行きませんか。

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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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