旅客に対する運転士の責任って何だろう?

連休だった人も、仕事をされている人もみなさんお疲れ様でした。

連休中に「3月ダイ改はさすがに手強く、無事に何事もなく帰ってくるのがたいへんなくらいです。毎回何かやらかすか忘れるかしてます」と動労水戸のベテラン運転士から届きました。

何十年もやって来た熟練の運転士でさえ無事に帰るのが大変だと言っていること。忘れないで下さい。


  (山の藤も綺麗ですね。国分勝之撮影)

「安全な輸送」とは何があっても事故を起こさないこと。100パーセントの安全を保証することですね。100パーセントは無いことを前提にするならば、人の命を預かる責任は果たさないということになります。

例えば運送事業運輸規則によれば「病気や疲れ、睡眠不足などの理由で安全運転ができない恐れがある時は、その旨事業者に申し出なければいけない」とされています。

これは旅客自動車の場合ですが、はるかに多くの人を乗せる列車の運転に責任をもつ運転士においては、さらに重要な原則ではないでしょうか?

無理をしてもいけないし、させてもいけないのです。これが原則です。

旅客の命と安全を守る。そのことに直接責任を取る立場に、その原点にしっかり立ちませんか?

無理なことはしない、させないというのは運転士としての責任なのです。

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