会社の掟は…

ブログを見てくれている青年から「今度は枠外訓練のことを出して欲しい」と要望がありました。

枠外訓練って、乗務員の労働時間外に行われる「残業」訓練です。

運転士に向けた今回の枠外訓練のテーマは「速やかな報告」「正しい報告」です。

これは昨年12月にあったオーバーラン事故で、「正しい報告」がされなかったことを問題にしたものです。

この運転士は、40日たったいまも乗務を降ろされています。

(何だーっ!尼崎事故で問題になった運転士を追い込む「日勤教育」じゃあないか~!)


(3月発売予定。国分さんデザインのバンダナです!)

訓練では、はじめに水戸支社運輸部が作ったパワーポイントを見せられます。

内容は、事故を起こせばその対応に何十人もの社員が関わる。マスコミ報道で会社がダメージを受ける。だから「自分のために」正しい報告をしなさい。などです。

訓練のパワーポイントには、「背景が真っ黒のところに赤や黄色の文字で書かれていて、どっかの宗教のようだ」「洗脳ですね」などの意見があります。

訓練のあと管理者がいなくなると、様々な意見が出ます。

「正しく報告出来ないのは、勤務評価に関わるからだ」

「水郡線でお客さんが転んだことも、会社は最初に運転士のミスを疑っていた」

など、みんなからの本音が出ます。

最後に「会社を信用できれば正しく報告するよね」との声に、何人かが「ピンポーン!」「その通り!」で終了。

結局、運転士の人生などお構いなしに、ミスを犯せば平気で晒し者にする。会社の姿勢のひどさを再確認する訓練になりました。


(JR水戸支社社友会規約) 

そして「社友会規約」です。第2条の目的には「…会社の持続的成長と社員一人ひとりの働き甲斐の創出に寄与すること。より効率的で働きがいのある職場づくりを図ること」とあります。

要するに会社成長のために、効率化に協力することを、生き甲斐&働きがい(何で漢字とひらがなにしているのかは不明ですが…ひょっとして単にいい加減?)にする組織。

そして、第5条入会と退会には「労働組合に加入している者の入会資格はない。」とあります。これを勤務評価をする管理者の助役が配る。

労働組合破壊を会社が行う。労働組合法ではこれを「不当労働行為」と言います。完全な違法行為。

最高裁判所で動労水戸への違法行為を断罪されたのも「不当労働行為」でした。


土浦では「社友会の集まりに出れば○、出なければ×。」と言われていると報告されています。

何だー!運転士の仕事の他に「マイプロ」や「業務研究」。そんで効率化にもんく言わず生き甲斐&働きがいを感じて、社友会にも出なければ×ですかー!


(銀魂2「掟は破るためにこそある」)


※「マイプロ」(マイプロジェクト)

労働者に「自主的に」小集団を作らせ生産性向上や
効率化に結びつけ、あたかも従業員が経営に参加している様に思わせ、低賃金でも働きがいがあるかの様に仕向けるJR東日本の小集団活動。

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動労水戸
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非公開
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
全国・全世界の労働者とともに、外注化阻止・被曝労働絶対反対で2019年も闘います!

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