8.24集会に参加。東海第二原発の再稼働をみんなで止めよう!

 8月24日に「STOP!東海第二原発再稼働 いばらき大集会」が水戸市内で開催され、県内外から600人が集まり、動労水戸も賛同して参加してきました。



 日本原電は2011年の大震災以降停止している東海第二原発の再稼働の動きを強めています。この動きを止めたい思いで、みんなが力を合わせています。

 現在東海第二原発は、内部告発によって防潮堤工事に大きな欠陥があることが暴露され、改めて安全審査のあり方に問題があることが指摘されました。また今年1月の能登半島地震では、原発立地の際に把握できなかった断層が数多くあることが明らかとなり、安全基準の土台を揺るがす事態となっていることが報告されました。



 政府や電力会社は、福島第一原発事故を無かったことにして、再び原発政策にのめり込んでいます。原発は事故や被曝と切り離すことはできません。正常運転していようとも、原発労働者は被曝しています。事故が起これば、住民まで被曝を免れません。それをごまかすために、自治体に無理な避難訓練を強制していますが、実際に事故が起きれば避難など出来るわけがありません。常に誰かを犠牲にしているのが原発政策です。



 その犠牲を強制しているのは、原子力政策で金儲けをしている資本家や政治家の連中です。この連中が、クリーンで無限のエネルギーと宣伝して再稼働を進めています。この宣伝を打ち破り原発をなくすために、みんなで東海第二原発再稼働を止めましょう。

大間原発反対ツアー 2024

 7月20日−21日本州最北端、マグロで有名な青森の大間に行ってきました。その大間には計画から50年たっても完成出来ない原発があります。

 青森県にはこの他にも六ヶ所村の核再処理施設、東通り原発や沖縄の次に大きい米軍・自衛隊の三沢基地などがあります。

 ツアー初日はいわきから650km、一路大間をめざしました。



どこか米軍向けのたたずまいの三沢市内



むつ市に新たに核廃棄物の中間貯蔵施設を作ろうとしている



東通り原発のある東通り村の村議会の箱モノ



むつ市の郊外の山の上にそびえるガメラレーダー
朝鮮半島をにらんでいるという



この日の泊まりは大間手前20kmの下風呂温泉
散歩して足湯

 7月21日大間原発反対の集会に参加。心配された雨はどこえやら。爽やかな晴れとなりました。



集会前にプチ観光
本州最北端大間崎



建設中の大間原発
着工から50年もたっているのにいまだに炉心さえ設置できていないという


原発建設反対を貫いて建設予定地内に生活するアサコハウスを訪問。娘さんが優しく出迎えてくれました。







 前日から行われていた音楽演奏に集まった人とこの日の集会に集まった人は340人。

集会後大間の町内を元気にデモしてこの日の行動は終了しました。



労働者としての団結を求めよう!

 いまJR水戸支社の運転職場では、マスコミ等で報道された土浦運輸区の広報紙への怒りの声が渦巻いています。命に関わる人身事故を揶揄して喜んでいるかのような姿勢は、弾劾されて当然です。



 不適切な表現の広報紙が報道されたことを受け、水戸支社は「今後同様の事案が発生しないように、コンプライアンスや情報セキュリティーに関する教育を徹底していく」と話しています。

 ですが、広報紙の内容が世間に漏れたことが問題なわけではないはずです。人の命に関わることを軽んじている認識が問題なのです。隠蔽する教育をするとはどういうことでしょう。

 この広報紙は、土浦運輸区の管理者を含めた広報委員会が制作しました。事故防止のためなら必要なことかもしれませんが、会社の進める「社員の発意」の中で、受け狙いに走っていることは明らかです。それは事故防止が目的ではなく、会社からの注目を得ようとしているとしか見えません。



 人身事故は命に関わることですから、原因はどうあれ運転士にとっては大変な精神的ダメージを受けます。ですから、以前であれば事故後の乗務に指導員を添乗させたり、運転士を交代させたりしていました。そこには一緒に働く仲間への思いやりがあったのです。そうした思いやりが、労働者の団結を作ってきました。

 JR東日本では社会の変化に対応していくために、「変革2027」という施策が進められています。この中で「社員の発意」をあおって、◯◯プロジェクトや委員会活動が推奨され、労働者同士の競争が起きています。こうした中から今回のような事態が起きたように思います。

 自分だけが会社から高い評価を求めるために、本来業務そっちのけでプロジェクトや委員会活動にのめり込んでいる姿が多くなりました。その中ではさらに自分の優位を確立するために、相手を罵倒することもあるようです。これこそが競争の極みではないでしょうか。




 私たち動労水戸は、労働者が互いに支え合って生きていく団結を求めて労働運動に関わっています。そのために労働組合があると確信しています。「競争」の反対が「団結」です。仲間がいるから自分がいるのです。それが団結の基本です。みんなで労働者としての団結を求めていきましょう!


仲間と支え合う想いを貫いて!

 動労水戸では4月20日に、昨年度60歳定年を迎えた組合員の慰労会を開催しました。慰労会には組合員の他に、OB会の方々も参加してくださいました。国鉄分割民営化に対して、仲間と一緒に生きていく思いで動労水戸を結成し、みんなで力を合わせて全員が定年を迎えたことに、大きな喜びを感じることができました。



 動労水戸結成から38年、組合員は国鉄−JRによる組合解体攻撃に立ち向かってきました。それは労働者を差別・分断する攻撃に対して、絶対に仲間を孤立させず、あくまでも一緒に生きていくことを求める闘いでした。動労水戸はそうした闘いを貫くことで、JR東日本の不当労働行為を断罪してきました。



 いまJRの職場では、一層激しい差別・分断攻撃が吹き荒れているように思います。そのために労働組合解体が進められ、労働者は会社からの評価を求めて、企画業務や増収活動に駆り立てられているのではないでしょうか。終わることのない競争は、労働者を疲弊させまくっています。



 こうした状況から労働者が生きていける道を切り開けるのが、労働組合であると私たちは思います。労働者を競争させるのではなく、互いに支え合う存在として団結した組織が労働組合だと思います。
 私たち動労水戸は、こうした労働組合を蘇らせるために闘い抜いてきました。小さな労働組合の小さな闘いかもしれませんが、これからを生きる労働者に一点の光になればと思います。あらゆる職場から労働組合を甦らせましょう。
 


「原発事故は終わっていない 3・11ふくしま集会」

 3月11日、東日本大震災−福島第一原発事故から13年が経過しました。動労水戸は福島県郡山市で毎年行われている「原発事故は終わっていない3・11ふくしま集会」に参加してきました。

 

 集会では、原発事故のせいで故郷に帰れないことに700人もの原告団で起ち上がった浪江町津島地区の住民や、子供を放射能から守るために闘う母親、汚染水の海洋投棄に反対する団体、放射線被曝によって小児甲状腺ガンになった子供の訴えを支援す方々、再稼働に反対する宮城県の女川原発訴訟団ほか、感動的な取り組みが報告されました。

 

  震災から13年、原発事故は終わってなどいません。原発事故の被害を明らかにすることは、国と東京電力の加害を明らかにすることです。それは現在再び原発推進に舵切った原発政策を変えさせることにつながります。

 長い時間の中で福島が風化され、被害を受けた当該とそうでない者の間に分断がつくられ、多くの困難が強いられている現状もあります。そうした中での本日の集会は、闘う主体・当該の方々を軸として、それぞれの闘いが原発政策に反対することでひとつになって、分断を乗り越えて突き進む決定的な取り組みとなりました。

 

  私たちは、仲間を被曝させないために「被曝労働拒否」の闘いを懸命に行なってきました。だからこそ被曝の恐ろしさや原発政策に対する怒りを共有していきたいと思います。動労福島の仲間も集会運営の中心的な役割を元気に担ってました。諦めることなく支え合いながら、力を合わせて頑張っていきましょう。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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