9・1東海第二原発再稼働STOP! 茨城大集会




駿優教育会館大ホールが完全に満員となる大盛況。1000人の熱気で集会が始まりました。



 


東海村議会議員阿部功志さんの司会。長年茨城で反原発運動に携わって来られた小川仙月さんが主催者代表としてあいさつし、集会が始まりました。

会場入り口では、西納書記がテーブルの一画を借りて動労水戸支援共闘のパンフレットを配り、常磐線全線開通反対署名を集めました。


集会では特に、福島からの訴えが胸に沁みました。前南相馬市長桜井勝延さんは、市長として責任を取って来た立場から「最高の避難計画は、再稼働させないことだ」「憲法を変えるのではなく、政府に守らせるために、避難者に憲法を配った」とキッパリ。人として凄いと感じました。


双葉町の大沼勇治さんは「原子力明るい未来のエネルギー」と言う標語を小学生の時に考えて、表彰をもらった人でした。「家を建てて6年住んで原発事故にあい、茨城県古河市に避難をして7年。事故後に生まれた子供が小学生になった。避難区域の見直しで避難者が分断され、住宅保障も打ち切られる。ふるさとを奪われ東海第二原発再稼働で、再び避難させられることがあってらならない」と切々と訴えられていました。


他の発言者も様々な立場から再稼働絶対反対を訴えていました。元日本医師会会長で医療法人大圃病院理事長の原中勝征さんは、浪江町出身で「政府は国民を守っているのか!除染労働者のガンが激増しているが、発表しない。小児甲状腺ガンについても隠している」と静かな言葉に怒りを込めていました。


常陸農協組合長の秋山豊さんは「JCO臨界事故」の時の苦難と東電の酷さの生きた教訓を語り「私たちは保守だが、周辺の農民、農協はすべて東海第二原発の再稼働に反対している」と話されたのも印象に残りました。


集会には、県内は元より全国からも大勢参加していました。東海原発の事故問題は周辺30キロ100万人の問題でなく、全国、全世界の問題です。



 


動労水戸は8月に、ドイツで最終処分場への使用済み核燃料の搬入を阻止し続けているゴアレーベンの反対同盟と交流し、東海第二原発再稼働と福島第二原発事故を無きものとする常磐線全線開通反対の闘いについて報告して来ました。反対同盟元委員長のケアスティンさんは、以前にもまして深い共鳴をしてくれました。



私たちは、ゴアレーベンの緑色と黄色の旗を動労水戸の旗と並べてデモ行進することを約束しました。



 


デモにはNAZENの仲間が加わり、鳴り物があって注目度も抜群。周りの人たちも盛り上がり、先にデモを終わった人たちが手を振って一体になりました。

国鉄のOBの人まで入って来て、前の隊列で何故か日の丸を掲げている年配者の人は「鬼の動労だな!」とニコニコしてました。





 


最後は、NAZENのみなさんに、三里塚芝山連合空港反対同盟の太郎良さん、いわき合同ユニオンの青年も加わり記念撮影し、石井委員長と織田陽介NAZEN事務局長のあいさつで締めました。




3・17いわき駅前大街宣!


3月17日、JRダイヤ改悪と常磐線全線開通に抗議し、JRいわき駅前で大街頭宣伝を打ち抜きました!







2時間で54筆の署名と支持・激励の声多数が寄せられました。

3・11反原発福島行動18



東日本大震災・福島第一原発事故から7年の3・11、郡山市で開催された「反原発福島行動18」に参加しました。



動労総連合出向無効確認訴訟 東京高裁控訴審「一発結審」を打ち破る!




2/21動労総連合出向無効裁判、控訴審第1回目が東京高裁で行われました。

「出向命令は就業規則があれば本人同意は不要」「出向は通常の配転と同じ」「外注化は偽装請負ではない」「事故の原因は外注化・出向ではなく本人のミス」などと耳を疑うような史上最悪の一審判決。

これに対して、動労千葉の関副委員長が断固とした意見陳述を行いました。これに対して被告会社側は一審判決にしがみつき棄却要求を繰り返すのみ。


この日の攻防は、東京高裁の一発結審=棄却攻撃を粉砕し、裁判を継続させることでした。

場を圧倒する原告組合と支援の力で、次回5/11 11:00東京高裁での開催を勝ち取りました。大勝利!


動労東京と共に!組合差別・雇い止め許さない都労委闘争




1月25日。大雪の後が残る東京もマイナス4℃。

都労委のある都庁38階からは富士山が見えました。

この日は、動労東京八潮支部に対する組合破壊の不当労働行為に対する東京都労働委員会の「調査」の2回目。

八潮支部がある「交通機械サービス」は、JR東日本の3次下請けの会社だ。清掃業務に加えて、ポイントの補油まで請け負っている。

動労東京八潮支部の結成から約1年。清掃労働者の誇と怒りに満ちた団結は、元請けJRを震え上がらせながら昨年10月の24時間ストライキまでのぼりつめた。そして11月の訪韓の際には、民主労総の支持を受けた。

大打撃を受け、この闘いがJR全体に広がることを恐れたJRと交通機械サービスは、団結の中心である佐藤支部長の1月からの嘱託雇用延長を拒否した。

1月22日の大雪の中、動労東京は交通機械サービスとの団体交渉を行い、この日の都労委に望んだ。

怒りに震える労働者側は、代理人、申し立て人、補佐人(支援者)含めて20人を越えて椅子が足りなくなった。

佐藤支部長は、八潮支部を結成するまでは班長であり社員代表として「36協定」を締結してきた職場の中心的労働者だった。

これまで会社は「70才まで働いて欲しい」と65才まで働いた労働者でも希望があれば嘱託社員として雇用してきたにも関わらず、動労東京八潮支部長になった佐藤さんだけに雇い止めを通告してきた。

交通機械サービスは、団体交渉で嘱託採用は過去1名だったと虚偽の回答を行った。しかし、都労委での厳しい追求の中で、その回答を撤回してきた。

追い詰めらた会社側の向井弁護士(JR東日本および東芝の弁護士)は「退職すると言ったのは佐藤本人だ」と言いはなった。

それに対し動労東京吉野委員長が「12月27日に佐藤支部長は文書で嘱託希望を出している。向井弁護士の答弁書は30日付けであり、虚偽を主張している。謝罪を要求する!」と鋭く追求した。都労委の場は、怒りが炸裂し怒号が飛び交った。

さらに雇い止めされた佐藤支部長の穴埋めには、JR東日本のエルダー社員が当てられるというのだ。

それはエルダー社員が優遇されるということではない。あまりにも苛酷でいい加減な職場であり、労働者が定着しない。エルダー社員は、会社の手先として下請け労働者の団結を破壊するために動員された上で、自らも切り捨てられる立場なのだ。

ここに外注化とエルダー社員制度の本質が現れている。正規も非正規も深く団結しなければ、切り捨てられるということだ。

さらに二次下請けに仕業検査などが外注化され、三次下請けの清掃会社にポイント補油が委託されているため列車見張り員や線路閉鎖などの資格が必要とされるが、教育すらやったことはないのだ。

鉄道の仕事を寸断し、バラバラに外注化・分社化して行くことが安全と生命の軽視をもたらすことが八潮支部の闘いの中からもハッキリと浮かび上がっている。

非正規雇用労働者はぎりぎりの生活を強制されている。労働組合としての団結をつくり、固めて行くことは尋常なことではない。しかし、どのようなことがあっても労働者階級はひとつだ。

そして何があろうとも労働組合を労働者の基礎的団結形態として発展させて行くのだ。

「動労東京組合員は例え仕事が変わっても、名簿登録者をもって組合員とする。次回都労委に突き進もう!」というまとめが輝いていた。

動労東京の闘いと一体で、3・11福島、3・17ダイ改闘争、3・25改憲阻止集会に進撃する決意を新たにした。

(報告・辻川副委員長)


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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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