「西金–袋田間の運転再開」で団体交渉

   JR水郡線では、7月4日に「西金–袋田間」が運転再開となると提案が出されています。不通となっている鉄道が再開されることは喜ばしいことですが、これにより労働条件が改悪されるため、動労水戸は6月15日に水戸支社と団体交渉を行いました。
   交渉の前段では水戸支社から「中編成ワンマン運転の実施について」の提案がありました。(別途掲載)


https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?yj=15900493373456

   今回の改定で水郡線営業所では、乗務する列車は変わらないのに、入出区の持ち替えにより2つの行路で運転士の拘束時間が拡大されています。また水戸運輸区では、1日の乗務距離が319㎞も伸びるのに、要員はそのままで拘束時間が拡大されています。組合では労働条件を維持・改善するために、水郡線営業所の運転士行路を現行のままにすること、水戸運輸区では要員を増やして勤務を緩和することを求めました。こうした要求に対して水戸支社は、一切「提案で理解されたい」として拒否しています。



   水郡線営業の拘束時間の拡大について水戸支社の最初の回答は、「常陸大子以北を1両から2両にするから。出区をMTSにするとMTSが超勤になるから」というものでした。
   これに対して組合から、すでに2両運転になっている。それでも入出区の担当を変えるのはなぜか」と質問しました。
   ここで水戸支社は回答に詰まり、初っぱなからの中断になってしまいました。
   再開後の水戸支社の回答は、320Dから327Dが同じ車両を使う「運用入出区」であったが、改訂では別の車両を使う入区準用、出区準用になり準備時間が確保できない。そのため302行路の拘束時間が拡大した。また、改訂で328Dから337Dが同じ車両を使うため「運用入出区」となるため、306行路の拘束時間が拡大した、というものでした。
   302行路は現行でも22時間を超える行路です。これを23時間を超えるものにしようとしていますが、それは車両運用の皺寄せでしかありません。



   また水戸運輸区の問題では、水戸支社は「規程の基準内で効率的な運用。長大行路とは思っていない」と答えています。
   しかし乗務距離が伸びることで、水戸からの回送列車の発車や到着が変わります。そうした中で、泊まり行路の明けの部分を増やすことは、労働が強化されることです。その他にも、出勤時間、退勤時間が拡大されています。労働者にとっては全然効率的ではなく、増えたものを押し付けられているに過ぎません。それが規程に入っているからとするのは、乗務労働を軽く見ているとしか言えません。それは安全の崩壊につながるのではないでしょうか。

   この他に、代行バスへの接続の改善や案内について。水郡線営業所の運転士の袋田以南の技術保持。水戸運輸区の兼務者の将来展望などについて交渉しました。



   今回の交渉では、水戸支社が運転再開に乗じて効率化を推進し、その皺寄せとして労働強化を押し付けるものであることが明らかになりました。
   会社は、労働組合を解体することで労働者の要求を無視していこうとしています。動労水戸は労働者の声を結集し、労働条件が改善されるように取り組んでいきます。職場の声をどんどん上げていきましょう。

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