ブログ読者からの御意見ありがとうございます。

梅雨らしいうっとおしい天気が続いています。皆さまお疲れ様です。水害被害も出ていますが、今日も無事に活躍ください。

昨日は、来年3月に常磐線の全線開通と共に仙台直通の特急を走らせるというJR東日本の発表に対し、「現場労働者こそが真実を知っている」そして「現実を変える力がある」と訴えさせていただきました。


 (常磐線を走るE657系特急電車。国分勝之撮影)


それに対して、ブログを見ていただいている人からメールが寄せられました。


とのことです。現在の利用状況の現実ですがやはり驚きです。


さて、もうひとつのあまり知られていない真実をお伝えします。

私たちの測定で、常磐線特急が出る東京駅8番線のプラットホームの放射線量は、0.2μSv(マイクロシーベルト)ありました。

福島県いわき駅周辺の空間線量は、約0.1μSvですから倍近いことに驚きました。

東北新幹線では、福島県を通り集塵した機器から高線量の廃棄物が出ていることが車両基地で問題になりました。仙台駅でも線量が高い場所があると、動労福島の仲間が問題にしています。

残念ながら、東京では問題にされていない様ですが、東京駅の線量の事実をみなさんはどう思いますか?

このもうひとつの事実を見て、東京(品川)⇔仙台間の常磐線全線開通がもたらすものが果たして何なのかを考え直して見ませんか?


 (651系は7両編成で上野⇔仙台直通でしたが、E657系は10両基本編成です。国分勝之撮影)

若ものや住民が帰還しない町に、「復興」だ「オリンピック」だと常磐線を全線開通を急ぎ、お祭騒ぎをした後、乗客のいない列車が運び続けるのは、実は放射性物質では無いのか?

「安全だ」と言い切る国もJRも、放射線量の測定など行ないません。不都合な真実を隠すことは、年金問題を見るまでもなくいつものことです。

そして「安全運転、安定輸送」のスローガンの下、この列車に乗務するのも、検査するのもJRの労働者です。清掃や床下で汚物抜きをするグループ企業労働者も、先ず労働者が被曝するのです。

果たしてこのままで良いのでしょうか?

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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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