10・5東海第2原発再稼働反対水戸支社団体交渉やりました。

動労水戸は、10月4日常磐線勝田駅前、5日に水郡線磐城石川・磐城棚倉で「特急車掌一人乗務化」「水郡線ワンマン拡大」に反対する街頭宣伝に立ちました。いずれも利用者や地域の方々から大きな共感を受けました。

同日5日10時から水戸支社会議室で、動労水戸が8月9日に出していた「東海第2原発再稼働反対の態度表明の要求について」の団体交渉が行われました。既に申し入れから2ヶ月がたっていることに明らかな様に、JR東日本は常磐線全面に向けて労働者・乗客・住民に被曝を強制しているからこそ原発問題から逃げ回って来ました。


動労水戸からは、高野交渉部長、国分副委員長、辻川副委員長が参加しましたが、何と会社側は、責任者は逃げてしまい実権の無い三人が対応しました。

会社側の解答に先立ち組合はまず「副課長すら出席しないのは団体交渉の形骸化であり、不当労働行為だ。」と追及しました。
それに対して「会社側の回答は支社長名であり、団体交渉に出ている者は全て回答できる。」と強弁。「間違い無く全て答えられるのだな?」と確認して交渉に入りました。

東海原発と特急E657(国分副委員長撮影です!)

以下は、水戸支社長名で読み上げられた回答書です。

動労水戸の要求

・東海第2原発の再稼働について、会社の見解を明らかにされたい。
・水戸支社は、東海第2原発再稼働について、日本原電に断念するよう申し入れをされたい。

会社の回答

・貴組合の主張することに対しては、会社として関知していない。

動労水戸の要求

・東海原発事故が起きた場合、関係する駅、運輸区、車両センター、走行する列車の乗客等の避難計画を明らかにされたい。

会社の回答

・原子力災害発生時の対応については、水総安第104号「水戸支社防災業務計画(原子力災害編)の制定について(通達)(平成25年11月28日)」にて定めているところである。

さてみなさんは、この回答書をどう思われるでしょうか?

水戸支社は、1995年9月30日のJCO臨界事故、2011年3月11日大震災と福島第1原発事故の被害を受け社員と乗客を被曝させられた経験のある企業です。そして今不通になっている常磐線を開通させるために、膨大な投資を行っています。
その痛苦の経験はどこに行ったのでしょうか?

東海第2原発と常磐線東海駅の距離はたった3.6㎞。半径10㎞ならば水郡線も入ります。40年も使った古い原発の再稼働について「関知していない」のひと言です。

東海原発と使用済み核燃料の危険性についても、東海第2原発の状態についても全く調べてもいません。

東海第2原発再稼働に対して「会社としては法に則って粛々と対応するだけだ。」ということに対して、「地元の病院や老人施設を経営している人。JAの理事長も、自治体の長も再稼働反対の声をあげている。彼らは法に則って無いのか?」「東海第2原発事故ならばあなたたちの家族はもちろん、水戸支社も無くなる。会社の人間であると同時に一人の人として考えるべきではないのか?」と話しました。しかし「一人の人間としてという組合の主張は考えさせられる点はあるが、会社として再稼働についてものを申す立場にない。」ということに終始しました。

「常磐線を不通にされた民間企業としてJR東日本が東電に損害賠償を求めず、飛び込み自殺や踏切支障事故には損害賠償を求めるのはおかしくないのか?」と言う質問に対しては「自然災害なので賠償は求めない。人身事故や踏切支障などで損害賠償を求めているのか分からないが、ケースバイケースではないか。」

「すると東電は、自然災害なのに避難している人たちに賠償しているのか?自社の損害に対して痛みがあるなら再稼働に反対するのが、企業のあり方としても普通ではないのか?」とも聞きましたが「当社として再稼働についてものを申す立場ではない」の一点ばりでした。

避難計画については、わざわざ難しく回答していますが「具体的には無い」ということです。東海第2原発の再稼働が決まってから、関係自治体と協議するので現段階では具体的には何もないのです。

東海原発施設には再処理工場があり、使用済み核燃料が行く宛もなく保存されています。低レベル廃棄物でも火災になりました。高レベル廃棄物なら、爆発の危険さえあります。そうした危険にも全く無防備です。過去の教訓が全く生かされていません。

交渉では、避難計画の策定だけでなく、実際に乗客の命を守る立場に立つ社員の教育・訓練の重要性と見かけだけ取り繕うずさんな現状を厳しく追及しました。

それに対しては「今後改善していきたい」と一応答えていました。

労働組合は、自分たちだけの利害だけでなく、利潤最優先で乗客や地域住民の安全や足を投げ捨てることに立ち向かう中で地域の労働者・労働組合として守られるのだと思います。一人一人が職場を回し、社会を動かしているように、地域も一人一人の存在があって人が生活する場になっています。

動労水戸は、労働組合の存在意義をかけてストライキに立ちあがります!










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動労水戸
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自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。
全国・全世界の労働者とともに、外注化阻止・被曝労働絶対反対で2018年も闘います!

【本部事務所】
310-0011
茨城県水戸市三の丸3-1-3

【平支部事務所】
973-8411
福島県いわき市小島町3-3-1 佐藤ビル1階

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