勝田車両センター「何これ珍百景」

動労水戸ブログ、みなさんのお陰で40000PVを目前にしています。ありがとうございます。

今日は、まず勝田車両センターからの面白珍百景をお届けします。



交流20000ボルトを切る断路器に当たる光の加減で浮かび上がるのは…赤い鳥居でした♪


そして、ダイヤ改正目前の3月11日には



北松戸駅で金具が線路に落下し遅れが出たという、東労組東京地本の掲示。

そしてこれを見たトム・ハンクスさんの「何だコレー!」



かなり無理くりな結びつけですみません。

2000年のアメリカ映画「Castaway」のワンシーンです。

Castawayって、見はなされた人、あるいは漂流者って言う意味みたいです。

アメリカに実際にあるクロネコヤマトみたいなFedexという宅配会社の敏腕社員が、「社会主義」が崩壊したばかりのロシアに行って「時は金なり。時を無駄にすると会社は無くなる。」と資本主義のシステムを教える。

ところが、飛行機事故で一人無人島で4年の歳月を過ごすことになります。4年後に奇跡の生還を果すのですが、生きる希望であった彼女は別の人と結婚して、子供までいた。

たった一個、届けようと守った荷物を届けに行ったら、送り主と届け先の人も離婚していた。という凄いんだけどトホホなストーリーです。

会社に尽くして、時は金なりって説教している人が、実は時間も人も失っていませんか?という意味深なお話の映画でした。

本日はMTS団体交渉です。

みなさんおはようございます。桜が咲いて来ましたが「花冷え」もしますね。まだ、咲いていない桜の木の下でも、お花見をしている人たちを見かけました。外国の人も多くなりました。

動労水戸の組合規約では「組合員は、JRと関連企業の労働者で構成される。思想信条、人種や国籍などを問わない。」とされています。「労働者はひとつ!」労働組合に取ってとても大切な考え方だと思います。

動労水戸には、まだ外国人の組合員はいませんが、関連企業MTSの清掃に携わる青年が加入しています。そして、より良い職場作りのために日々頑張っています。

本日は、前回2月26日に続くMTS団体交渉があります。



(日曜日の昨日。美術展を見に向ヶ丘遊園生田緑地に。何とスハ42  2047客車がありました。)

(室内も昔のまま。ワーオ!)

(しかも何と、常磐線を走っていた客車でした!)

前回は、勝田車両センター構内の事故問題がメインになりましたが、今回は職場環境や賃金の問題になります。せっかくMTSに入った青年が、パワハラや低賃金で次々と職場を去っています。職場環境の改善は、急務だと考えています。

また、残業代未払い問題では、筑波大でも数億円支払っていますが、2年前にさかのぼって請求できる様です。

東労組もMTSの労働条件を問題にし始めましたが、今まで誰も問題にしなかったから好き放題やってこれたのです。


(D51 408の保存状態も綺麗でした。)

関連企業の労働者も、同じ職場で共同して鉄道の事業を担っています。しかし、会社は、労働者を差別化し、バラバラにして支配します。

ですから労働組合が、関連企業なら劣悪でも当然だと考えてしまう時、一緒に外注化・非正規雇用化と闘えなくなってしまいます。

JRの労働者と関連企業労働者、正規雇用労働者と非正規雇用労働者、どの人も組合員として等しく尊重される。

この労働組合の考え方と実践を通して「労働者はひとつ!」を現実化して行くのだと動労水戸は考えます。

朋あり遠方より来たる。また楽しからずや。

寒い土曜日から、気持ちの良い快晴の日曜日になりました。

本日のテーマは古い中国の書物「論語」の言葉です。「志しを同じくする朋友が、遠くから訪ねて来てくれた。こんなにたのしいことはない。」ということですね。

ずっと読み継がれ、言葉として今も生きているということは、そこに人としての真実があるからだと思います。


(国分勝之撮影)

私たちが生きる資本主義社会は、人が生きることと切り離せない労働力を商品化することで成立しています。商品であれば、それを買う人に取っての使用価値が無ければ買われません。

労働者は、企業経営者や資本家に取っての使用価値が無ければ生活のための賃金を得ることができません。労働者の生活は、食料をはじめ市場から商品として買うことで成立します。

だから労働者は、他の人と競争し自分の使用価値を売って賃金を得なければ生きられない構造の中にいます。


資本主義の発展と、商品経済の全面的支配は、人と人との関係についても「相手との関係がどれ程自分の利益になるのか?」で常にはかることを無意識に強制してしまいます。


(国分勝之撮影「イワウチワ」)

ところで人と人の関係で最も嬉しく、心を動かされる時ってどんな時でしょうか?

お金のためであろうと、ビジネスのためであろうと、あるいは何かの活動でも、それぞれが人の上に置かれた時、表面的にどんなに熱く見えても根本では打算になってしまいます。あくまで人が、自分に取っての「使用価値」になってしまうからです。

逆に人が、大切に思う人のためにわざわざ遠方から来てくれる。昔のことですし、きっと今よりずっとサプライズで嬉しかったことでしょうね。そして心から交流する。お互いにこんな楽しいことはない。

ところで友は、近くにいることもあります。しかし、近くにいるほど当たり前になってしまうのかも知れません。

労働組合を甦らせるという時、色んな理屈の前に友があることの喜びの大切さを、改めてしっかり据えたいと感じます。

義理と人情を重んじる労働組合

みなさん、昨日は2年前の3月動労水戸の常磐線浪江駅開通抗議行動に参加し、職場で福島からの避難者を追い出す東京都に反対する署名を「都庁議事堂レストラン」で集めて解雇されたKさんの東京都労働委員会が結審しました。

命令は7月~8月に出るとのことです。


(国分勝之撮影)

Kさんは、2011年3月の原発事故に対して「子供の命を守る」ために母子で立ち上り、動労水戸の被曝労働拒否、帰還強制の常磐線全面開通反対の闘いに深く共鳴し、動労水戸を支援し続けています。

動労水戸の闘いに関わって解雇されたことに対して、動労水戸はKさんの不当解雇を許さないことを労働組合として当然の原則であると考え、支援して来ました。

労働組合には「義理と人情」が大切だ。故中野洋動労千葉前委員長から教えて頂いたことです。


(ランチアルコールでちょっとピンぼけです。すみません。)

Kさんは母子で参加。動労水戸から辻川執行委員、池田執行委員、西納書記、結審がほんの数分で終わったために間に合いませんでしたが川俣いわきユニオン委員長が参加しました。

代理人の山本さん、赤崎さんに加え地元の青年と労働者も参加してくれました。

終了後、Kさん母子と動労水戸のみんなで昼食会に。Kさん母子が退席した後も「ランチアルコール」で盛り上がりました。

会社や組織のために人がいるという「転倒」に対して、労働者のための労働組合を貫くことの大切さをみんなで再確認しました。

仲間を思い、自分の感覚を言葉にする。

みなさんおはようございます。

お彼岸の昨日は、暖かくなりましたが強風が吹きましたね。

東京の代々木公園では「さようなら原発集会」が開催されました。動労水戸は、被曝労働に反対し、常磐線全面開通に反対し続けて来た労働組合としてブースの設営を認められて来ました。

昨日は、強風のためにテントを撤去し、テーブルだけで署名やバンダナの販売への協力をお願いしました。



(署名への協力をお願いする杉井さん。晴天で集会には多くの人が参加されたとのことです。)

他方職場からは、国労東日本の情報についての報告がありました。残念ながら国労は、分割民営化を認めたことで、かつての面影も無くなり会社の施策に協力的方向を取っています。

しかし、その中でも2月の拡大委員会での組合員の発言に引き付けられたということです。

「原発事故による放射線下の業務を伴う常磐線の復旧工事を行わせない取り組みを要請する」という発言です。



(国労東日本の情報から)

いわきの設備関係の人だと聞きました。おそらく、電力のOBが白血病で亡くなったことも関係した発言かと思います。

仲間の死を思い、無駄にしないことはとても大切なことではないでしょうか。例え亡くなっても、仲間の中では生き続けているのだと思います。


「悩むこと」と「解明すること」は違います。悩むことは受け身ですが、解明するということは積極的行為であり、自分の態度をはっきりさせるということにつながります。

自分が感じていることに、なぜそう感じるのかと問い、言葉にする。そうして人は、受け身から自分自身の人生を生きる主体に転換するのではないでしょうか。
 
みなさんも何が苦しく、何に困っているのか?自分に問い、自分の感覚を言葉にしてみませんか。労働組合は、一人ひとりが主体になることで大きな力を発揮して行くのだと思います。

労働者は、ひとつです。

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鉄道労働者
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【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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