「辞めようか」と悩むのではなく「感覚は言葉に。疑問は解明する。」

みなさんおはようございます。

東京の桜が満開ですが、残念ながら寒い花曇りですね。明日は、いわきユニオンの花見が湯本で開催されます。

さて昨日はJR東日本が一方的に発表した「変革2027を踏まえた新たなジョブローテーションの実施について」の報告をしました。

無意味だと抗議しても、それに答えることもできずに、強行し続けてきた「ライフサイクル制度」を廃止。運転士も車掌の区別も無くす。駅の外注化が進み、既に車掌→運転士のコースも破綻していましたが、今度は車掌と運転士の外注化に進むということです。

強力な抵抗で一旦止まっていた検修部門の外注化も、一気に進められることになります。

JR本体はフィナンシャル化して、資本増殖(金儲け)に専念する。実業は、グループ企業に担わせる。利益の源泉は労働力ですから、そこで働く労働者は総非正規雇用にするのが一番です。

職場の青年たちからは「定期昇給もあやしいでしょうか。他の仕事を探したほうがいいでしょうか?」と相談が来たり、外注化やワンマン化で起きた事故の責任を問われて、実際に会社を辞めようかと悩んでいる人もいます。

気持ちはとても良く分かります。しかし、まず大切なことは、自分の感じていることを言葉にすること。そして悩むことより、どうしてなのかを論理的に解明することです。

そして同じ思いの仲間がいることを忘れてはなりません。自分が感じて、発する言葉が仲間との共鳴を生みます。自分が論理的に解明することは、仲間の助けにもなります。



カラオケを歌いながらも動労水戸の仲間は、組合のことを熱く語ります。

齋藤和義の「ずっと好きだったんだぜ」を気持ち良く聞かせる組合員が「ボヘミアンラプソデーを見に行って良かった!」と語りました。

それから以前見た「沈まぬ太陽」「JALの労働組合潰しの話だけど、動労水戸の歴史と同じだと感じた。」と話しました。

労働組合潰しの最中に起きたのが、1985年のJAL123便の墜落事故でした。

1986年にはチェルノブイリ原発事故があり、1987年4月が国鉄解体・JR体制発足です。



動労水戸は、その半年前1986年11月結成です。歴史と私たちの存在は、別ではありません。国鉄からJRへ移行して32年、動労水戸を潰すことはついにできませんでした。

青年から相談を受けた木村書記長は「JRを突破口に労働者の反乱が、全国に引き起こされます。現場の抵抗を統一していけば必ず引っくり返せます。一緒に頑張ろう」と返しました。

実際に嵐の時代を仲間と共に勝ち抜いて来た、真実の経験を言葉にして返しています。


今職場では、この話題で持ちきりです。誰より動労水戸組合員が、激しく怒っています。みなさんは一人ではありませんし、誰かと代われる人でもありません。

あきらめて、辞めてしまうのではなく真実の世界に一緒に生き抜き、ダメなものはダメだとハッキリさせましょう!

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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