横浜シーサイドラインの逆走事故。凄い衝撃ですね。
「人間は、ミスをする。機械は、故障する。」機械だけでは、故障した時に対処できない。当然ながら、JRの職場でも、JRのドライバレス運転化に疑問が出ています。
JR東日本は、柏駅を2㎞行きすぎた事故の概況を出しました。水戸支社は、車掌が勝田運輸区なので、車掌が非常スイッチを扱わなかったことだけ出しました。
そこで話になっているのが、ワンマン運転では非常スイッチを扱えないがどうなんだという話です。当直助役は答えられません。
さらに、こうした非常の場合の扱いは、列車に対してあるべきなのか、車掌に対してあるべきなのかを聞いてみましたが、助役は考えたこともないという感じで、まともに答えられません。
横浜の事故は、保安要員がいたかどうかはわかりませんが、JRは一応車掌は保安要員でもあるとしています。東労組の車掌は、このことを要員確保の要求の一つにしています。
「ジョブローテーション」は安全と生活破壊だということが出ましたが、列車の安全を切り捨てることになるのが、職場の中でもますます明確になってきています。
(こちらはワンマン化が進められている水郡線。国分勝之撮影)
「ちなみに、横浜のシーサイドラインは開通当初は運転士が乗っていたらしいのですが、3年ほど経って完全に無人化したようです!
「ゆりかもめ」や「日暮里舎人ライナー」は開通時から完全無人化です。
ゆりかもめでは、過去にタイヤがバーストする事故がありその時に無人運転について疑問視する記事が出ましたが、すぐに落ち着いてしまいました。」
との情報は、動労水戸の青年「鉄」からでしたが、動労水戸のもう一人のベテラン「鉄」から
「大阪の無人運転の車は開業が1989年、1993年10月5日ブレーキシステム故障で暴走、車止めにあたり止りけが人も出た。有人での運転再開が11月19日、無人に戻せたのはそれから6年後だったと朝のテレビでやってた。
フェイルセーフの原則はどうした? 止まらないとか、ぶつかるまで止まらないというのは最悪だよね。」
とのことでした。