みなさんお疲れ様です。
仕事のために着替える時間は有給なんて、問題にもならないのが大半かもしれません。
JR東日本では、5分間の着替え時間が有給つまり仕事に関わる時間としてカウントされています。たった5分ですが、1日だと10分、20日だと200分になります。
(断路機を切る。屋根上検査に入る前に20000ボルトの架線電圧を切ります。それを作業員みんなで確認してから、屋根上に行きます。)さてJR東日本では制服を新しくします。社員数も、職種も多いので大変なお金が掛かると思いますが、儲かっていますからどうと言うことは無いのでしょう。
この新しい制服の採寸が始まっているのですが、採寸は勤務時間内だけど試着は「自分の時間」つまり無給だと通達されました。
細かい話になりますが採寸も試着も、仕事に関わる時間です。
こう言うことを曖昧にしないことは、実は「着替え時間」なんか問題にもならない労働者にも波及するのです。
(E501系屋根上の高圧機器)「JRではこうしている」というのは、一つの基準になるからです。ですから、小さなことも素通りしないことが大切だと考えています。
採寸は有給で、試着は無給なんて言う珍妙なことをする理由を聞いたところ、管理者が答えられない職場もあった様ですが「乗務員が試着の時間が取れないから」という理由を上げたとのこと。
ならば、乗務員には超勤で試着させれば良いことにはなりませんか?
大金をはたいて制服を変えるJR東日本は、労働者に支払う金はトコトンけちる。
安全軽視と同じ様に、見かけだけにこだわっている様です。
小さなことに見えますが、労働組合を弱体化する中で起きていることです。
曖昧にできないと思います。