外国人労働者も同じ労働者であり人間です

外国人労働者の受けいれ枠拡大に向け、出入国管理法改正案の乱暴な審議が話題になっています。

私たち労働者と労働組合に取って大切な視点は、みんな同じ人間であり労働者であることです。

非正規雇用の拡大と低賃金労働者の拡大は、大企業の利益を増やしますが、労働者の労働条件と賃銀を悪くします。

ですから労働組合は、外国人を含む全ての労働者との連帯を図って行かなければなりません。

その場合の第一に置くのは、韓国民主労総の連帯の原則「相手に対する尊重」だと考えます。


(牛久入管収容所)

茨城県牛久市にある牛久入管収容所ては、収容所者の死亡事件が続いています。収容される基準も無く、法務省入管局の判断次第で拘禁されます。

家族がいても、生活があってもお構い無しで長期間収容され、強制送還される場合もあります。それがどれくらい酷いことか、同じ労働者であり人間として考えて見るべきではないでしょうか。

11月20日から、収容者約30人がハンガーストライキ(水以外の食事を拒否する)に入りました。ブラジル、イラン、スリランカ、中国、ミャンマー、ガーナ、ペルーなどの人たちです。みなさん、政治的事情や経済的事情で生まれ育った母国を離れるしかなかった人たちです。



(収容所での扱いに抗議する絵)

出入国管理法の緩和による外国人労働者の受けいれ枠拡大の影でこの様な扱いがされるということは「抵抗すればいつでも強制送還するぞ!」ということと一体だと言うことです。

生かすも殺すも、企業と国次第というのは、日本の労働者への政策と一体なのです。許してはなりません。


(収容所内の絵)

動労水戸は、「牛久入管収容所を考える会」と長く連帯して来ました。
みなさんのご支援もお願いします。

連絡先:〒300-2642 茨城県 つくば市 高野 1159-4 田中 喜美子 方
電話:029-847-5338 、FAX:029-847-3495
郵便振替口座:00130-7-90248

メ-ル:ki_ushikunokai@yahoo.co.jp







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