JR東日本は、来年3月のダイヤ改正について、プレス発表後に職場への周知を行い、組合には通知するだけと言っています。
つまり、組合には提案を行わないということです。労働組合と乗客の声をを無視し、特急車掌一人乗務、ワンマン化拡大を強行し、さらに乗務員勤務制度改悪を強行しようとしています。
平成採用の車掌は、ダイヤ改正行路についてゼロベースで作成されると話しています。すべてのあり方を変えるダイヤ改正になりそうです。
また、4月1日から電気部門のメンテナンスセンター集約が実施されます。これは各部門の全面外注化に向けた攻撃です。
検修構内外注化は、動労総連合が裁判をやっていることで進んでいませんが、この裁判も東京高裁での裁判官忌避申し立てが11月22日に棄却され、動き出します。会社は、全面外注化に向けて動き出します。
来年度から施行される働き方「改革」…社会丸ごと民営化・非正規雇用化は、JRを軸に進められます。
(1970年代から動労千葉は闘っています)
JR東日本が労働組合を無視するということは、労働者が職場から反乱することを怖れ、労働組合の復活を阻止したいからです。
(1945年の「敗戦」後初のストライキ。郡山工場の労働者。)
国や会社がこれまでの「全てのあり方を変えよう」としていることに対して、私たちも全てのあり方を根本から変えて行く時だと考えます。
それは、職場の労働者の手に労働組合を取り戻すことです。韓国民主労総の様に、一人一人の労働者を尊重する労働組合へ根本から転換しましょう。
全ての労働者が、当該です。当該の思いや意思にこそ時代を動かす原動力があります。労働組合は、全ての労働者の思いや意思に根差すのです。
(動労水戸も職場のみなさんも労働者の長い闘いの歴史の中にあります。)
来年春に向けて、労働組合の新しい時代を開きましょう!