水郡線運転士木村書記長からの報告です。10月20日のワンマン運転拡大から1ヶ月の問題点です。とりあえず私が記録出来たものだけですが、利用者への負担、運転士への負担が増えていることは歴然としています。 (水郡線大子運輸科検修庫)
10月20日から11月19日の間で記録出来た17本のワンマン運転列車の状況です。このうちワンマン運転拡大された列車は8本です。
乗降口が分からなかった人は、のべ28駅で、53人でした。
これ以外に、安積永盛駅、磐城石川駅では、学生の大半が後ろの乗車口から降りていきます。(つまり料金を正規で支払わなくても分からない人です。)
ICカードで乗り換えて来た乗客に対する対応が6人いました。これには、自分以外に便乗の運転士が対応したものが別にあります。
利用者の声としては、
・運賃表が高い場所にあって見えない
・切符が欲しい
・曜日によってのワンマンが分からない
・整理券を取るのが分からなかった
・駅の営業時間が変わって切符が買えない
などの声がありました。
こうした声に対応すること。乗換案内、乗越精算など、車掌がいないことの負担は、格段に増えました。
こうした苦情や問題を、終了点呼のときに報告していますが、会社はまったく対応していません。水郡線切り捨てに向けた姿勢が如実に出ていると感じます。
(水郡線瓜連駅前の町起こし映画館「あまや座」です。水郡線廃止は、人々のこうした努力を無にします。)
それから、
受け取りを拒否した裁判員の郵便物です。
受け取り拒否をするために郵便局に持っていったところ、局員の方が「受取拒絶」の紙を貼ってくれました。
これに自分の印鑑を押せば、受け取り拒否が出来ます。裁判員に指名され拒否の意思表示がしたい場合、こうした方法で断ることもできます。お金はかかりません。