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私たち鉄道員は、戦争にも被曝強制にも絶対反対です!
被曝強制と戦争動員は一体の問題
東日本大震災と福島第一原発事故からこの春で4年を迎えようとしています。
自民党・安倍政権は原発事故と放射能被害の責任を居直り、JR常磐線・広野~竜田間の運行再開、国道6号線の全線開通、そして今年春の常磐道全線開通を推進しています。一切の狙いは高線量地帯への帰還強制のためです。
子どもたちの甲状腺ガンにも明らかなように、原発事故から4年目に入り放射能による深刻な健康被害が現れています。原発事故は何も解決していません。しかし、その事故も放射能被害も「なかったこと」にする。それが、安倍政権の狙いです。
安倍首相は、子どもたちを放射能にさらしているだけではなく、戦争に行かせようとしています。昨年7月1日「集団的自衛権行使」を閣議決定し、今年の通常国会で関連法案を決めようとしています。国民の生活に関わる社会福祉予算は徹底的に削り、消費税や外形標準課税を上げて「防衛予算」を空前の規模にしています。しかも、消費税や外形標準課税は、労働者を非正規雇用に転換すれば節約できるというのです。
すでに明日をも知れない非正規雇用は4割を越えています。しかし、安倍政権のブレーンたちは「日本に正規雇用はいらない」とまで言っています。さらに、896自治体が破産すると言われるように、地方の切り捨ても決定的に進んでいます。
国民を食べられない状況に追い込んで「貧乏人の子どもたちは戦争に行け」というのです。非正規雇用化と地方切り捨て、被曝の強制・戦争動員はコインの裏表です。
国策に最先頭で加担するJR
この非正規雇用化と地方切り捨て、被曝強制と戦争動員の先頭を切っている企業がJRです。
JRは、新幹線開業の一方で不採算路線を徹底的に切り捨てようとしています。この3月ダイヤ改正(常磐線や東北線の東京、品川乗り入れ)で、地方の不採算特急削減と運賃値上げを強行しようとしています。千葉や茨城の自治体からは猛烈な抗議の声が上がっています。
同時に、検査・修繕や駅業務といった安全の根幹に関わる業務の外注化を進め、安全破壊と非正規雇用化を徹底して押し進めています。
しかし、徹底した利益優先で労働者と地方を切り捨てるJRが、採算度外視で利用客もいない常磐線の竜田延伸を強行しました。さらに竜田~原町間のバス代行輸送をはじめ、富岡駅舎解体、大野・双葉間の橋梁設計にも着手するというのです。一体何のためなのでしょうか?
それは安倍政権による被曝と帰還の強制に手を貸し、国家的プロジェクトでの見返りを得る。そこに採算度外視の秘密があります。あくまでも金儲けのためなのです。
命と安全の問題に妥協なく闘います!
私たち国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)は、国鉄分割・民営化以来28年間、鉄道を金儲けと国策・戦争の道具にしようとする政府・JRと対決してきました。命と安全を守ることが、私たち鉄道の労働組合の最大の使命です。
私たちは、戦争と被曝強制のための動きに対して絶対反対で闘います。
震災と原発事故から4年目の3月11日郡山で原発再稼働、首切り、戦争に反対する大規模集会があります。被曝と帰還の強制を許さないために、この3月集会に向けていわきでデモ行進を行います。現状に怒る全てのみなさんに支援と参加をお願いします!
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