戦争を止めるのも職場の力

みなさんおはようございます。

正月明けの8日に、東京都千代田区の正則学園高等学校の先生たち20人がストライキに入ったと報道がありました。

学園の理事長は、朝の6時に出勤を命じ自ら点呼して神棚の参拝を強制。夜は9時まで働かせていたそうです。

神棚を拝ませて、ただでこき使う。企業と国の利益のために、かつて行われたことでした。


(手塚治虫と戦争「勤労動員に駆り出される」から)

労働者をただ同然でこき使い、戦争で命まで差し出させる。

労働組合は、労働者の生活と命を守るために職場から闘います。

先生たちも立ち上がっていますね。

JR東日本水戸支社は、大子運輸科の運転士要員が足りないという職場の声に押されて水戸運輸区から一名の転属を決めました。

労働組合の違いを越えて職場が一つになることを、会社は最も恐れています。

先生たちに連帯し、今こそ一つになって合理化と戦争を止めましょう!

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/wezz-y.com/archives/62771/amp%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB

動労水戸第37回定期大会に向かっています。

みなさんお疲れ様です。動労水戸は1月14日の定期大会に向けた準備に入っています。

世界的な経済対立が、軍事的緊張を伴って来ていますね。私たち労働者は今こそ「国のために」と言われて世界の労働者と対立させられ、殺しあわさられて来た歴史をしっかりと思い起こす時だと思います。

国が戦争を準備する時、まず行うのは労働者同士を対立させて、労働組合を破壊すことです。


(會澤君の動労水戸加入から4年が経ちました。)

今年は天皇の代替りが大々的にキャンペーンされ、戦争を放棄した憲法9条を解体する憲法改正が狙われています。

昨年は、JR東日本と長く結び付いてきたJR東労組解体が図られ47000人いた組合員の35000人が脱退するという衝撃的事態が起きました。

東労組解体と共に、JR東日本は特急車掌一人乗務化やワンマン運転の拡大から、乗務員勤務制度の根本転換で合理化・人減らしを際限無く推し進めています。

さらに常磐線では、福島第一原発脇を開通させてオリンピックに向かうと言います。

日本の原発輸出がうまく行かないのは当たり前のことですが、この様な世界の非常識をまかり通らせるために、監視カメラを設置し、管理職を先頭にした東労組脱退が進められているのです。


(まだ日差しが強かった10月ストライキです)

私たちは、日々の仕事の中で職場ごとや、労働組合ごとに分けられてきましたが、バラバラに分けられて来た時代を終えて、同じ労働者としてひとつにならなければ生きて行けない時代を迎えていると考えています。


「自分たちは、正しい。あなたたちは間違っている。」と小さく固まるこれまでの関係を越えないと、同じ労働者として生きて行けない時代が来ているのだと思います。

動労水戸は、会社の合理化や施策がまず仲間との絆を破壊する。労働組合を破壊することとして貫かれることに対して「仲間を大切にして闘う!」ことを信念にして来ました。

今東労組に残っている青年の大半も、会社と対決する不安を「仲間を大切にしたい」と言う思いで乗りきって来たのだと思います。

動労水戸は、そこに自分たちが守って来た一番大切なこととの共通性を感じています。

仲間と共に生きたいというのは、人間として当たり前の欲求だと思います。労働者は、それを会社やお金の支配を越える関係労働組合を通して実現します。


(元旦に富士山が見えるのは縁起が良いそうです!)

動労水戸も結成32年を越えて、これまでのあり方が真に試される時を迎えていると思います。


古い自分たちの殻をやぶり、青年たちと心から一緒に闘える労働組合になること。時代に通用する労働組合に変わること。それを目標に第37回大会に進んでいます。


動労水戸第37回定期大会

1月14日13時から
水戸市三ノ丸市民センター


動労水戸2019年団結旗開き

1月14日18時から
水戸市みまつホテル


で開催されます。

動労水戸への年賀状

みな様、新年の仕事が始りますね。今年が良い年になるように、動労水戸もがんばります。

さて、動労水戸の事務所にも年賀状が届きました。ありがたく紹介させていただきます。


「今年も合理化反対!頑張って下さい!」

「初めまして、動労千葉を支援する会会員のものです。動労水戸ブログを楽しみに拝見させて頂いております。
鉄道ファンで国鉄へ就職して、東海道線、九州ブルートレインの機関士になる事を夢見ていましたが、分割・民営化へ向けての採用停止になり、本当に残念でなりません。またJR各社が統合され、国鉄が復活するのを待っています。」

「国分さんの写真はプロ級ですネ!」とメッセージを頂きました。

心暖まる年賀状をありがとうございました。


(動労水戸平支部事務所でのユニオン会議。国分さんも出ています。)

動労水戸は少数組合ですが、水戸の事務所と福島県いわき市に平支部事務所を維持して来ました。

平支部事務所は、色々な人に支えられることで維持して来ました。2019年度に迫る常磐線全面開通による乗務員・乗客への被曝の強制と住民への帰還強制に反対するみなさんの拠点として維持したいと考えています。

今後は、国分副委員長の写真展や鉄道ファン向けの企画も考えています。みなさんのアイデアや資金面でのご支援とご協力を宜しくお願いします。


郵便振込02250-1-138455 
動労水戸支援共闘

ゆうちょ銀行  店名八一八
普通2665085

いわきユニオンへのカンパもお願いします。

ゆうちょ銀行
記号18200
番号39659901
オノ ヒロミチ

宛です。


〒973-844福島県いわき市小島町3-3-1
動労水戸平支部事務所

TEL029-227-6020
メールdoro_mito@yahoo.co.jp

水郡線大子運輸科の必要要員を確保せよ!

みな様、国分副委員長からの年賀状です。

タンポポ満開の中を線路用砕石を運び散布するためのホキ車を牽引するDE10。背景は阿武隈山地ですね。レアで美しい写真だと思います。




コメントには「人の決起も  弱さもきっちりうけとめて  みとめていけるような、そんな最強の集団をめざしたい」と今年の目標が書かれてありました。

これは、そのまま動労水戸の抱負になると思います。

年末年始、水郡線大子運輸科の組合員や青年たちと議論しJR水戸支社への申入れを作りました。

申し入れ(案)

現在、大子運輸科における運転士の要員が非常に逼迫した状況になっており、社員によっては月間労働時間に抵触しかねない事態も起きている。これは、現場の要員状況を無視した会社の施策等によって引き起こされている事態である。

さらに来年度には、運転士が6人、車両職が3人定年を迎える。その中には、退職または他の職場でのエルダー希望者もおり、業務遂行が一層困難となることが予想される。

こうした状況を早急に改善し、大子運輸科の業務を遂行していくために以下申し入れるので、誠意をもって回答されたい。

1.大子運輸科における運転士及び車両職の要員の現状について、会社の認識を明らかにされたい。

2.来年度の運転士及び車両職の要員に対する会社の認識を明らかにされたい。

3.早急に運転士及び車両職の要員を補充されたい。

4.ライフサイクルに出している運転士を早急に戻されたい。

5.要員状況を無視した施策をやめられたい。

                                                                以上。

動労水戸は、職場の要求に根ざす労働者のための労働組合として、一層の進化をかけ2019年の闘いに直ちに入ります。

監視カメラは労働者と労働組合を壊します。

12月JR東日本運輸車両部は、準備が出来たとして乗務員監視カメラの本運用を通知しました。

ヨーロッパでは、設置された監視カメラで従業員の行動が監視されていた実態が明らかになり、騒ぎになっています。トイレに立つ頻度がグラフ化されたり、ロッカー室で着替えながら同僚同士で上司の愚痴を言っていたのもすべて隠しカメラで記録され、人事評価に利用される、という事態にになっているそうです。

監視カメラは、労働者を監視と評価で縛りつけ仲間との人間的つながりを奪い、労働組合を破壊するために導入されます。


(運転士は背面から見られるだけでなく、カメラで監視されます。かつては眠気冷ましにアクビや水分摂取が勧められた時代がありました。)

勝田運輸区の国分副委員長からです。

「3月ダイ改は間近な問題ですが、12月末に各職場に掲示された運転室監視カメラの問題、みんなどう思いますか。
 
もちろん反対だけれど、このままグズグスと指をくわえたままでいいのか。水郡線は対象にならないのかな?でもそれ以外の運転士・車掌は誰もが問題だと思っている。
 
車掌1人乗務問題も改札担当がどんどん減っていき、ひとりの状態が多くなるからこれからが問題になる。まだくすぶっている状態だけど、監視カメラの問題は東労組を脱退した者も含めて絶対嫌だと思っていると思う。
 
どんなことしたらこれを止められるか、全体を動かすことなんだけど、それにはどうするか。
 
やってみる価値が大ありなんじゃないかと思うけどどうかな?」



「それから
昨年暮れ、いわき運輸区の乗務員休養室(ベッド)に社員でもない一般の人が侵入した。酔っ払いらしいけど、勝手に入り込み、ちゃんと下駄箱に靴を入れてベッドに寝ていたという事件があり警察をよんだという騒動があったそうです。


休養室には監視カメラはありませんが、大騒ぎして防犯カメラをあちこちにつけた割には何の役にもたってないと乗務員からは笑われています。」

防犯カメラでなく、本当は社員監視カメラだからではないですか?

必要なのは、相互監視ではなく温かな人のつながりであり、労働者の団結した力です。一人の深い決断がみんなに伝わって行くことは、監視カメラでとらえることはできません。

人は心で動くからです。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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