大間反原発ツアーの帰りは常磐道を通って見ました。

南部縦貫鉄道七戸駅舎跡に展示されていました。

危険品車内持ち込み禁止。懐かしい灰皿にはJNRのロゴがありました。

ちまたでは「健康増進」だとタバコの規制はやたらと厳しくしています。

しかし一番の猛毒放射能の危険については、世界に例が無いくらい甘いのがこの国の特徴ではありませんか?

私たちは、大間への行きは、福島第一原発を避けて磐越自動車道から向かいました。

帰りは、状況確認のために常磐道を使いました。

ちなみに福島第一原発と常磐道で最も近いところで約6㎞です。

国道6号と常磐線では、約2㎞になります。



北の方から福島第一原発の手前、浪江インターチェンジ付近モニターは2.4μSvを示していました。

私たちの測定器では、0.5μSvを越えると警報音が鳴ります。つまり、圧倒的に危険だという数値です。

以外にも福島第一原発に近いところでは、0.5μSvの表示でしたが、避難解除されている楢葉町に近付くと1.1μSvの表示でした。

「双葉」インターチェンジの工事もしていました。常磐道全面開通と一体で、避難解除(切り捨て)の準備が着々と進められているのですね。

モニターの数値がいつも同じ訳では無いと言います。

つまり雨が降ったりすると変わる。放射性物質は移動するのですね。

福島第一原発から2㎞の常磐線。「道床の除染をしてあるから大丈夫」に安全だと言う何の根拠があるのでしょうか?

福島第一原発は、人が住まない真っ暗な中で、何故かライトアップされていました。

暗闇にボーッと浮かぶ煙突の不気味さ。凄く近いことを実感しましたが、さらに近い常磐線からはどうでしょうか?

やはり人が長くいるべき場所ではないと思いました。



私たちは、動労水戸だけが反対していることを自慢したい訳ではありません。

みんなの思いと力で、人の命を軽く見て危険にさらすことを止めたいと心から願っています。

それぞれの人が、できることをして一緒に声を上げてもらいたいと思います。

大間反原発ツアーの締めに「廃線めぐり」しました。

野辺地~七戸間を走っていた南部縦貫鉄道七戸(しちのへ)駅に行きました。


保存されている七戸駅舎です。


ありし日の写真。



車庫に動体保存されたキハ104。国鉄から買った車両とのことでした。


「腕木式信号」がすてきでした。



懐かしい転轍機もありました。


おみやげに下敷きを400円でゲット!


さらに青森から十和田湖を通り秋田小坂鉄道を見に行きました。


奥入瀬渓流。空気がおいしく、気持ち良かったです。



渓流取水口。東北電力管理とのこと。



木道を通り


「乙女像」も見ました。

倒産した遊覧船会社の船がそのままだったり、閉鎖したホテルや土産物店が目立ちました。

さていよいよ最後の小坂鉄道に。


小坂駅舎跡です。



何とブルトレのホテルがありました!


朽ちた気動車がありました。



昔のSLと客車がきれいに保存されていました。


動体保存されている機関車を見ることもできます。


でも線路を走っている姿が見たいし、乗って見たかったですね。

中身の濃い反原発「鉄」の旅でした。

反原発大間「鉄」ツアー④

みなさんお元気ですか?

反原発大間集会を終えて、昨日は五所川原泊。


大湊線リゾートあすなろ。HB-E300。


五所川原。津軽鉄道。


鰺ヶ沢にある秋田犬「わさおくん」の家は五能線の絶景スポットでした。


動労水戸「鉄」ツアー続いてます。

大間反原発「鉄」ツアー③

下風呂温泉には、幻の大間鉄道のアーチ橋があります。



出発前に見て来ました。



集会に向かう途中、大間岬に寄りました。


本州最北端で、函館まで30キロ無いことを実感。

続いて大間原発に。



漁港のすぐわきでした。

原発敷地内にある反対運動の拠点「あさこハウス」もたずねました。


両側に有刺鉄線のフェンス!車が来たらかわせない。三里塚の市東さんと同じ嫌がらせでした。



何とか到着。


でも若い人が明るくライブをやってました。


そしていよいよ「おおまグロック」と大間原発反対集会へ!

会場はやはり大間原発のすぐわきです。行くと素晴らしいジャズ演奏をやってました。100%太陽光発電とのこと。



動労水戸&いわきユニオンも発言。常磐線の話が驚きをもって聞かれていました。



JRの労働組合も頑張っている。元気が出た!と言われました。


監視カメラと有刺鉄線で守られる原発です。


300人をこえる人でデモをしました。家の中から手を振ってくれる人もいました。

青森県反原発大間「鉄」ツアー②

みなさんおはようございます。

反原発大間集会の旅。昨日はさらに旧大畑線大畑駅に寄りました。



大畑線(おおはたせん)は、下北交通が運営していた鉄道路線青森県むつ市下北駅大湊線から分岐して下北半島を縦断し、下北郡大畑町(現・むつ市)の大畑駅までを結んでいたが、2001年に廃止された。旧日本国有鉄道(国鉄)の特定地方交通線
である。」とのことです。

大畑からは、建設途中で実現しなかった「大間線」につながる予定だったとのことです。



国鉄時代からの気動車「キハ22」が動体保存されていました。



脇には、JR貨物と書かれた「ミニディーゼル機関車」

さらにその後ろに昔貨物の列車係が乗った「緩急車」まで保存されていました。懐かしく、驚きました。



さらに東通り原発を通りました。



東北電力の原発は、この東通原発と宮城の女川原発だけで、両方稼働していません。

あとは東京電力や、大間に建設しようとしている「Jパワー」の原発。

東北のためでないのに、東北に作れば良いという発送自体おかしくねーか!なんて思いました。



夕方大間に到着。早速集会へ。質問するいわきユニオン書記長西納さん。



大間原発はプルトニウムを燃やす、初のフルMOX燃料。必要性とするのは「国家」。

地元の人は、先祖代々守ってきた土地を、原発に頼らずに守りたいと多くの人が思いはじめていると。

最近は、漁業をめざす青年たちが来て、やはり原発は必要無いと考えているとも話されていました。

少子高齢化で町が無くなる等と脅かされますが、新しい動きが出ていることを感じました。


宿は、大間町出前風間浦の下風呂温泉。弁護士の方が、海底火山があり活断層があると言ってましたが、イオウ温泉が出る場所に原発を
作るってあり得なくねーって思いました。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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