一足早い HAPPY X'MAS

みなさん今日は動労総連合の定期大会です。昨日は青年部の交流会がありました。

厳しい状況だからこそ、新しい時代を切り開く若い世代を中心に新しい労働組合を作り上げて行きたいですね。

(すでに街はクリスマスムード)

ジョンレノンのハッピークリスマス。人の痛みを自分の痛みに。動労水戸の心と同じです。みんなで聞いて見ませんか?今日は、ジョン・レノンの命日です。


https://youtu.be/yN4Uu0OlmTg

解雇自由を許さない。国鉄闘争に学んで国鉄型解雇に反撃!

職場闘争11年、全日本育成会の社会福祉法人解散を理由にした解雇と4年半、安易な解雇の目論見を打ち砕いた岡庭さんからお礼のメッセージが届きました!

動労水戸の皆さん。


12月5日、育成会分会の労働委員会闘争で、「和解」が成立しました。


(国分副委員長撮影です。)

私たちも動労水戸の職場闘争に学んで実践してきました。使用者が行った、新旧団体の別団体論による不当解雇を甘受しない闘争は、現場闘争・団交要求闘争と並んで、裁判・労働委員会を舞台に闘いを展開してきました。

解雇無効地位確認を闘った裁判では、非組合員との共同闘争であることもあって、思い通りの結果とはなりませんでした。

しかし、労働組合として争った労働委員会では、今回の「和解」を、育成会連合会が発行する機関誌「手をつなぐ」3月号に掲載すること。団交拒否については「遺憾の意」を表明すること。解雇については、全職員に対しての「お詫び」を社会的に公表させることになりました。



さらに、育成会両会(新旧)の関係についても、運動的に継続する団体であることの表明をさせることになりました。

育成会両会の名前で公表するという獲得を目指した(労働委員会による)命令の内容を、「和解」により文書で公表させる形になりました。和解協定書全体に組合の意向が反映した内容を勝ち取ることができました。


 国鉄解雇では、闘う労働者を嫌悪し解雇するために、事業体を取り換えること(分割・民営化)を選びました。そして、事業体の継承のなかで選別的に闘う労働者を排除し、労働組合の弱体化を狙いました。

そのために、周到に用意し、法律を変えてまで強行し(あるいは利用し)、その結果、全社会問題化したのです。労働者階級への大きな影響が今でもあります。

育成会は国鉄分割・民営化に倣って、事業体間の継承時点を選び、継承過程を利用し、闘う労働者・労働組合の排除を狙ったのでしょう。

その意味で国鉄分割・民営化と同様の攻撃であったと思っています。解雇自由(社会)を許してはならない、という思いでその後の4年半を闘ってきました。

国鉄の場合、事業がJR(各社)に継承されたことは異論がなく、使用者側の主張も継承を否定していないと思います。しかし、育成会の場合、全日本育成会から育成会連合会への継承は係争上、否定してきました。

つまり、二つの団体の間に直接の関係はないとしてきました。しかし、事実上の継承を関係者はみな知っています。正会員(都道府県単位「地方組織」)ではそのように地方正会員の発行する機関紙等で公然と認めています。

また他団体との関係でも、継承が明らかであるにもかかわらず、裁判では、法人格の違いを主要な理由に、両団体の(法律的な)同一性・継承性を認められませんでした。

そうしたなかで、機関誌「手をつなぐ」の継承は実際の関係を明確に物語るものでした。



 国鉄の線路であったものがJRの線路になったように、全日本育成会の「手をつなぐ」が育成会連合会の機関誌「手をつなぐ」になったのです。その点で「手をつなぐ」に「お詫び」が載るのは両者の関係を紛れもないものと雄弁に示しています。

新旧2つの事業体間の継承において闘う労働者・労働組合を排除するという国鉄型労働運動つぶし。その闘いの一翼に私たちの闘いが位置していると自負していました。

だからこそ、労働千葉・動労水戸を学んで、私たちも闘ってきたことが、功を奏したのだと思っています。

安易な手段による労働者排除は「お詫び」をもって「失敗」であったことを自認するに至り、「再発防止」につながるでしょう。

(勝田支部忘年会でした。)

元動労水戸書記の経験があり、現在は育成会分会参与の石川さんが動労水戸に学んできたことを大切に守って、また動労水戸の皆さんの今の闘う姿を見ながら、さらには重要な判断のポイントで貴重なアドバイスをいただいて、私たち自身のビジョンしっかり持てたことが「和解」成立を後押ししてくれました。

ここで「和解」することによって、新旧事業体の継承時の隙をついて労働者を排除できるという勘違いの「風潮」に楔を打ち込み、解雇自由を許さず、(知的)障がい者の権利を本当に守り、労働者の権利をしっかり防衛することにおいて、次に進むための大きなステップとなることを願っています。


本当に、ありがとうございました。
まずは、御礼申し上げます

職場で一人で悩まずに動労水戸組合員に相談を

動労水戸は新年1月16日の組合大会に向けた準備に入っています。一昨日は、財政会議。昨日はMTS(水戸鉄道サービス)組合員会議でした。

一昨日は財政状態を確認しあれこれ対策を議論しているところに、トントントンとノック。はじめて見る青年が訪ねて来ました。

MTSで容姿が悪いと言われて電話で相談して来た青年でした。動労水戸組合員から「仕事に出られなくなり、やめてしまった」と聞いて心配していました。

どうぞどうぞと招き入れましたら「ロッカーの鍵を返さないで来てしまいました。返してもらえないでしょうか?」そう言う依頼でした。


 (国分副委員長写真展…凄くないすか!)


動労水戸の組合事務所が分かりにくく、両脇の組合事務所を訪ねたら、両方から「隣ではないか?」と言われて尋ねて来ました。

真面目な青年でした。MTS勝田事業所所長にも脅かされ、鍵のことが心配だけど返せないみたいでした。「大丈夫、預かってこちらから返しておきますよ。心配しないでください。」と話すと安心した様でした。

「どうしてどこで働いてもパワハラにあうのでしょうか?JRがついていたので、長く働けると思って働きだしたら最悪でした。」と語りだしました。

何日働いたのか聞いたら「一週間くらいです」と。「それじゃ働いた分をもらわないとね。鍵を返すだけでなく、働いたお金をちゃんと払えと言ってもらうからね。話した結果は電話でしらせます。」と話しました。

「自分みたいなものが集まれる場があると助かるのですが。パワハラはどうしたら無くなるのでしょうか?」とも聞いてきました。

「みんな苦しんでいるよね。労働組合しか解決できないと思うよ。一旦MTSでも動労水戸組合員で頑張っている先輩もいるのでもう少し頑張れたら良かったかもしれないね。」と返しました。

「鉄道が好きなのでJRでは働きたい。」というので「同じ様にパワハラに苦しみながら頑張っている鉄道好きの青年もいるのですよ。」と。

(「撮り鉄」国分副委員長を囲んで)

「動労水戸の人には親切にしてもらいました。でも信じられない様なパワハラは、そう言う人がいない時と場所でやられます。」

「私ではないのに、空き缶にティッシュが入ったまま捨てたと一時間近く立たされギャーギャー言われたりもしました。みんなそんな感じでした。仕事の基本も教えくれず、自分たちは休んでパチンコの話。仕事が始まれば怒鳴られ続けました。どうしてこんな目に会うのか?腹が立って仕方がありませんでした。」

「所長に相談するどころか、やめることは許さない!と強く言われ、怖くて仕方なかった。」と誰にも相談できない状況が良く分かりました。

みんなでそう言う人は大したこと無いんだよと言うと「エーッ。そうなんですか?でもJRのスーツ着た人は偉いんでしょう?」と言うので「全然だよ。自分のことしか考えていないから、上ばかり見ている。現場は見ていないからこんなことになるんだ。」とみんなが言うと「外から見ているのと違うんですね」と言ってました。

最後は大分リラックスして語っていました。「困ったらいつでも、何でも相談して。」と話し「分かりました!」と帰って行ました。24才の青年です。

みなさん職場でひとりで悩んでいませんか?

動労水戸には信頼できる仲間がいます。

あなたは一人じゃありません。

ご相談は動労水戸組合員へ。

ここに
話せる場があります。

個人情報は一切外部に出しません。

安心して相談して下さい。
 



冬期に入った水郡線日誌。

12月4日郡山泊まり明けの320Dでしたが、安積永盛駅を出てからはレールが濡れている状況で、空転や滑走の連続でした。そして磐城石川駅で手前の大内山の登り勾配では、ついに空転による停車となりました。

そこから指令の指示により、線路脇に置いてある砂を線路にまき、45分遅れで運転再開をしました。

この間、車内はワンマン運転のために、乗客だけが取り残されている状況でした。以前から、ワンマン運転では何かあれば乗務員がいない状況になることを問題としてあげてきましたが、これを30分以上にわたって引き起こす事態となってしまいました。

車止めを装着したとはいえ、上り坂を砂を撒きながら列車状態を確認しながらの作業となりました。


(久慈川の脇を通る水郡線。冬期に川を氷が流れる珍しい現象が起きます。氷花・シガと呼ばれます。とても寒いところです。)

職場に戻ってからも、平成採用の人から「乗務員がいなくなるのはどうなんですかね」と話しかけられました。やはり様々な状況を考えたらワンマン運転は無くさなければと思いました。
 
もうひとつ、郡山運輸区では、平成採の若い部分は東労組を抜けていますが、年輩を中心に30%くらいは残っています。他の運輸区でも会社の「社友会」に一旦入った青年が、今の状況をみて抜けることを助役に通告する動きもあります。
 
現在大子で運転士をやっている動労水戸の組合員は、会社からさんざんにやられて来ましたが、一緒に生きることでくじけずに会社とやりあってきました。だから青年たちに「くじけずに頑張ってくれ」と話しています。
 
まだまだ現場労働者はくじけていないと感じています。

北海道からの便り

動労北海道の成田さん。
(左が現在札幌市在住の成田昭雄さんです。30年前の国鉄分割民営化に対して、国労の現場幹部として逃げることなく責任を取り、解雇されても真っ向から闘い抜いて来た先輩です。動労北海道の副委員長を担っています。)

足が不自由なため、雪の札幌で転倒し打撲を負っていますが元気です。

「照沼君をはじめ、動労水戸には自分が生きてきた歴史の継承を感じる。労働組合は、現場組合員のためにある。動労水戸は、その原則を貫いている。足が良くなったら必ず水戸に行く。みんなに宜しく伝えて欲しい。」とのメッセージをいただきました。

※12月3日のブログ記事に誤りがありました。JR東労組八王子地本の情報について「人身事故の遺体搬出」とありましたが正しくは「動物の亡骸搬出」でした。お詫びすると共に訂正致します。


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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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