車掌を切り捨てるための「ワンマン運転拡大」

    
    動労水戸の上部組織である動労総連合は10月21日、JR東日本本社と「ワンマン運転拡大」の交渉を行いました。


    会社はこの提案の理由に「今後の人口減少」「社員の採用が困難」等をあげ、「最新の技術を導入して、機械に置き換えていく」としています。しかし、列車の安全を確保する車掌業務は、簡単に機械に置き換えられるものでしょうか。
   
    会社は「仙台空港線では問題はない。東北本線の検証でもいい結果が得られた」として導入しようとしています。

しかし組合から「ホームの安全確認」や「列車の後方確認」などを追及すると、「扉の開閉は確認できた」「乗降は確認できた」などと答えるのみで、安全が確保できたとは答えられませんでした。


    また「最新技術」と言っているものも、ほとんどが「検討していく」という回答です。
    この提案の目的をさらに追及すると、「ワンマン運転拡大は変革2027』のひとつ」「生産性向上。コスト削減。社員を減らしていく」と、要員大合理化の目的を明らかにしています。この施策のためにJR東日本は、全面的な労働組合解体を進めています。労働者の団結破壊がカギなのです。労働者を分断して要員削減と外注化を進め、鉄道業務を根本から解体するものと言わざるを得ません。



    動労水戸は、この大合理化を絶対に許すことはできません。仲間を切り捨てようとする攻撃には、現場の労働者の団結をつくって立ち向かっていきましょう。

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