いわきから、そして東京から。

明日はクリスマスイブですね。

福島県いわき市湯本駅の近くに石炭化石館があります。かつて常磐炭坑があり、坑口の一つに建てられています。市内で発見された「フタバスズキリュウ」などの化石も展示されています。
化石館前のSLもライトアップされていました。



綺麗ですね!

動労水戸の事務所に、東京神田からハガキが届きました。動労水戸が発刊した「無の槍」への感想でした。

「無の槍やっと手に入り一読。驚きかっ心を動かされた。やはりあれはうそだったんだ。良くわかった。感謝」とあります。




Amazonの内容紹介です。(注文は動労水戸にお願いします)

著者の八里原氏は、原発労働者で技術者です。2011年3・11の東日本大震災、それに続く福島第一原発事故。その事故の現場で闘った原発労働者の命がけの奮闘を生々しく描いた渾身(こんしん)のレポートです。

「そこには、極限状態で輝きを放つ人間の根源的共同性が見える」(動労水戸の前書き)。

30年前に国鉄分割・民営化に反対して当時全員20代の青年労働者が人生をかけて組合を結成しました。その彼らが3・11以後、被曝労働を拒否するストライキに立ちました。この闘いが原発事故と最前線で立ち向かう労働者と結びついたのです。このことの意義を本書から読み取ることができます。

迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧で4年7カ月の下獄闘争に入っている十亀弘史さん(水戸刑務所在監)が、昨年6月に収監される前に書いた「『無の槍』に寄せて」が後書きとして収められています。深いところで著者の意図を読み取った的確な紹介で、本書を味わう手引きとなっています。

本書の表紙を飾る絵(会津・虎の尾桜)は、無実の罪で獄中42年を強いられている星野文昭さんが、この本のために描いたものです。

本書は「3・11の現場で生まれ、放射線の槍に刺し貫かれながら4年を耐え抜いた執念と、怒りと誇りに満ちた〈労働者階級の叙事詩〉」(十亀弘史)です。

2019年度は、天皇代替りやオリンピックの話題に国民の関心を引き寄せながら、労働者大衆には低賃金化、非正規雇用化、そして常磐線全面開通によって被曝が強制されます。

JRの青年労働者が激動の時代の中心にいます。だから大合理化と労働組合絶滅が激しく進められているのです。

しかし、何も難しいことはありません。信頼する職場の仲間、地域の仲間と一緒に人らしく生きる。労働組合を自分たちの組織として、今こそ取り戻す。そこに一切の鍵があります。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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