組合差別裁判・組合側証人尋問

 動労水戸は、6月3日、24日に組合差別裁判の、組合側証人尋問の取り組みがありました。5月の公判から三回にわたり、組合員と家族の11人が証言に立ちました。



 各証人の証言は、会社による組合敵視政策の中で、仲間と共に信念を貫いてきた思いと、差別によって受けた損害に対する怒りが語られました。

 JR東日本は会社発足以来労働組合を解体する攻撃を続けてきました。それは国鉄分割民営化攻撃を引き継いだものです。今日「変革2027」の核心も、労働組合解体にあります。

 こうしたJR東日本の攻撃に対て、動労水戸は労働者の未来をかけて闘ってきました。この闘いによって、小さな組合でも仲間との団結を守り抜くならば、労働者は明るく生きていけることを確信しています。



 週刊誌では副社長によるハラスメントが暴露されました。社内ではこれまで「コンプライアンス」などの社員教育が続けられてきましたが、経営陣にとっては社員は奴隷に過ぎず、今回の事象もハラスメントとは考えていないでしょう。それは動労水戸の運転士登用差別の労働委員会命令に対して、「会社は間違ったことをしていない」という態度と同じです。


 こうした会社に対して、職場の仲間との団結を取り戻していくことが、これからを生き抜いていく力になるのではないでしょうか。「柔軟な働き方」によって誰かの仕事を奪って生きるのではなく、一人一人の仕事を尊重し合いながら、社会的財産である鉄道を守り抜いていきましょう。

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プロフィール

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動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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