みなさんおはようございます。いよいよ明日から、JRのダイヤ改正です。ブログでお知らせして来ましたが、今回のダイヤ改正は、人間としての緊張の限界を超える労働を乗務員に強制します。それは、乗客の安全を脅かすことにつながるのです。独占企業であるJR東は、営利優先で労働者から搾り取り、乗客には新幹線や新乗車システムで高い運賃を強制し、他方では地方線斬り捨てを進めています。この現実は変えられないのでしょうか?国や会社のやることには、従うしかないのでしょうか?日本国の主権は国民にあるとされています。社会を動かしているのは、労働者です。何より、労働組合は一人ひとりの労働者が主人公のはずです。しかし、そうではありませんでした。だから、土台のところから変える必要があると考えます。
労働組合の主人公は、一人ひとりの労働者というところからです。そこから、職場の主人公も一人ひとりの労働者だと言うことをハッキリさせましょう。そうすえ直した時に、自分の周りにいる人々が違って見えてくるのだと思います。 以下は、国分副委員長が本日の行動に向けて組合員に送ったアピールです。
3/15 勝田運輸区「座り込み」闘争について
日々の奮闘、疲れさまです。
運転の現場では原口氏が久しぶりに人身事故に遭ったと波乱の予兆を感じてますが、3/16(土)いよいよダイヤ改正を迎えます。
この間の組合情報でもお伝えしているように、今度のダイヤ改正から運転士の行路が、これまでにも増して、格段に厳しくなります。
東労組が次々職場の過半数割れする中で、会社側もやりたい放題の労働強化をしてきています。職場では「きつくなるよね」「でもどうしようもないよね」と危機感と無力感が混在しています。
こうした中だからこそ、労働者に寄り添い、励まし、団結して闘おうと呼びかけることが必要だと考えます。
そこでーーー
今年は動労水戸の我々だけが、ストで闘う、それに協力してくれ、というスタイルにしないで、こうした職場の労働者とどうしたらいっしょに闘えるかということを念頭において、その一環の取り組みとして、勝田運輸区前「座り込み」抗議行動を行うこととします。
●3月15日(金)11:00~13:00
勝田運輸区前
闘いの呼びかけ、リレートークなど
職場の労働者と合流することをめざすため、外からの応援は基本的に頼んでいません。組合員のみなさん、とりわけ運転士仲間の呼びかけで行いたいと思いますので、お忙しいところ恐縮ではありますが、1人でも多くの結集をお願いします。
国分さんは、昨日からビラの原稿を作り、立て看作成を不休で行いました。動労水戸ブログでは、国分さんの写真を多く出して来ました。鉄道ファンだけでなく、色んな職場の人たちからも予想外の反響をいただいています。「きれいな写真ですね」「写真に物語を感じます」などの感想が寄せられます。ところで「百均」や「ファースト・フード」など安易で便利なものに日々囲まれていることで、人として大切なものが奪われてはいないでしょうか?人は均一な商品ではありませんし、簡単に早く作れるものでもありません。一人ひとり大変な手間と時間をかけて育てられます。なのに、「代わりはいる」と簡単に取り換えが出きる様に言われ、そう思わされていませんか。だからこそ逆に、時間と手間がかかり「こんな程度でいいや」としない人や仕事に触れることで、生ている感動や、生きる力をもらうのだと思います。 (国分勝之撮影)人が時間と手間をかけたものや、人の情熱に心を動かされる。
それが人間の本質だと思います。たったひとつの命を、一度きりの人生を、会社や人に使われる関係ではなく、丁寧に生き合う関係に転換しませんか?