みなさんおはようございます。昨日は受験シーズンに、朝から中央線・総武線が止り大変でしたね。今日も働くみなさんの無事を心から願っています。みなさん一人ひとりを大切に思っている人、またみなさん自身が大切に思う人もいます。昨日は、ブログの読者からの声が届きました。
勝田運輸区での管理者とのやり取り、そしてそれに対する青年たちの切実な声に対して
「こんな酷い仕事を強制して、運転士が倒れたらどうするのですか?」
「子供も電車に乗っていますから、心配でしょうがない。」
「みんな一人ひとりが大切な存在なんです。職場だけの問題でなく、社会問題ではないですか。」
「是非とも広く社会に訴えてください。」
とのことでした。 (国分勝之撮影)こうした声が届けられる一方、昨日は2/25なので3月の勤務が発表されました。
問題なのは、ダイヤ改正関係の団交がどの労組も終わってない(つまりダイ改以降の労働条件は確定していない)はずなのに3/16以降の勤務表もさらっと出されたことです。
これまでも勤務指定までに組合との団交が終わらない場合が幾度かありましたが、そのときは「ダイヤ改正後の勤務は変更することもある」と一筆書かれていました。それがありません。
現場の管理者に「団交も終わってないのにおかしいのではないか、支社の指示なのか」と言ったら「別に出すなと言われてないんで」との態度。
過日の管理者とのやりとりでも明らかですが、会社が出した行路の案が「決定」のように扱われているのです。
まったくの組合無視、労働者無視の暴挙としか言いようがありません。
こんなやり方で命を預かる運転士の仕事が決められていいのでしょうか?本当にこのままあの殺人的な行路を乗務するダイヤ改正に突っ込んでしまっていいのでしょうか?
(国分勝之撮影)動労水戸は、本日MTSとの団体交渉。明日は、3月ダイヤ改正の具体的行路に対する団体交渉です。特急車掌一人乗務。水郡線ワンマン化拡大でもそうでしたが、みんなでできることはいくらでもあります。私たちを支持してくれる人もたくさんいます。悩んで何もしないより、行動することで変わります。一人ひとり、それぞれ生き方や価値観は違います。お互いがそれをどれだけ認めあえるかが、人間の共同作業の土台なのだと思います。それは、労働組合の最も大切な原理です。「相手に対する尊敬」が仲間を大切に思えることの前提なのです。会社やその管理者への本当の批判は、そこにあるのではないでしょうか。