「あいつとは話をするな?」の違和感

梅雨の晴れ間。紫陽花や色んな花が次々と咲いて美しいですね。

動労水戸国分副委員長から、新しい写真が届きました。



タチアオイとDE10。綺麗ですね。

「動労水戸組合員とは口を聞くな」「付き合うな」東労組が多数派で、会社との関係が良かった時によく言われました。

東労組の中心には、昔の動労本部派と言われた人たちが座っていました。

その人たちが青年部の頃も、自分たちの意に反する人の影響を恐れて「あいつとは話すな!」と言っていました。

まるで小学生(小学生に失礼かもしれませんが)のイジメか、江戸時代の「村八分」みたいですよね。

でも大人が「組織維持のためだ」と大真面目にやるのです。そうやって権力を維持しようとするのです。


  (40年前の水戸機関区)


40年前にもありました。「あいつとは話すな!」そう言われて、「おかしなことを言うな。話すか話さないかは自分が決めることじゃないか。」そう思った青年たちが、動労水戸をつくることになったのです。



ところで、良い仕事をする人って「違和感」を大切にします。自分の中に生まれる小さな違和感を手がかりにして、その違和感がないことに気付いた時に、仕事は完成します。

例えば絵を描く、包丁を研ぐ、運転をする…色んな仕事で違和感が大切な手がかりになります。

こうして、仕事が自分自身の仕事になると同時に、他の人にも通用する仕事になります。

価値のある仕事。ちょっと難しく言うとそう言うことになります。

逆に自分自身の感覚や違和感ではなく、人に言われて義務感でやることは、根本で人に通用しませんので価値は生まれない。

そう言うことになります。労働は、決して他人任せではありませんね。仕事を大切にすることと自分の感覚「違和感」を大切にすることは一緒のことです。

自分自身を生きるということですから。労働組合が、組織を維持するために「違和感」を大切にできないならば結局通用しないことにならないでしょうか?

労働組合を通用させるために現場で働く労働者の感覚や違和感を大切にしませんか。

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プロフィール

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動労水戸
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非公開
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鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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