水郡線ワンマンで転倒事故!そして東労組臨時大会

【大子支部の組合員からの報告です】

10月にワンマン運転拡大された列車で、乗客の転倒がありました。
この列車は、磐城塙駅に制限速度40キロのところを、30キロ程で進入しました。そのときに乗客の転倒が起きたようです。
会社はこの事態に対して、まず列車の運転操作記録の確認を行いました。しかし、ここでの速度超過があれば保安装置が働くはずであり、そのようなことはありませんでした。この事を会社幹部は認識していないのか、まず始めに運転士の速度超過を疑ったということです。
結局は、速度超過はないことがはっきりしたのですが、会社はこのことに対して何も対策を打ち出してはいません。


(大子運輸科で貼り出された東労組の掲示)

当該の運転士と話をしました。「ワンマン運転拡大によって乗客が一番前まで移動しなくてはならない。他の乗客に迷惑をかけたくないから、列車が止まる前に車内を移動する。この事によって転倒事故が起きた。ワンマン運転ではなくて、列車が止まってから近くのドアから降りることができれば、こんなことはなかった」と話しています。他の運転士も同意していました。

効率だけではなく、乗客の安全を確保して始めて、列車の安全と言えることを痛感しています。

(ソウルデモ。韓国民主労総と共に。)


【東労組臨時大会について】

①三地本の問題は議題としてあげられる事はなかった。

②議長団3人の所東京で1人でたけど選出方法でもめたが3名連記になったため落選。

③組合財政は25億円ぐらいあるが組合基金は集めていくようだ。

④規約の改正があり従来代議員の2/3の所を過半数で決議できるようになった。
又本部のやり方に疑問を持ち、さらに離脱する動きも出ている様です。

と報告が来ています。水郡線ワンマン運転による事故を見るならば、職場の現状に立つ労働者のための労働組合が今こそ必要とされています。

本部がダメだとか、地本がどうだとかの前に、まず自分がどう思い、職場の仲間に声をかけ、行動に立つことが求められているのではないでしょうか。

時代が変わっています。一度きりの人生を生きているのはあなた自身です。


【星野文昭さん、暁子さん詩画展がはじまりました】


差し入れを持って準備におじゃましました。


土浦市民ギャラリー。新しく綺麗な会場でした。入り口から熱意を感じるデコレーションでした。


中では青年がメジャーで計りながら、丁寧に展示していました。



星野文昭さんが獄中で描いた189枚全てのミニチュアも展示。かなりの重さでした。


初日から盛況との事。25日まで開催されます。無実で獄中44年、星野文昭さんの釈放は年末から年始が山です。労働者階級の掛け替えの無い先輩の獄死を絶対に許してはなりません。

みなさんご支援宜しくお願いします

働く人の軽視を許さない力は職場の一人一人にあります

資本主義社会は、労働者力を商品化することで成り立っています。労働者が働くことを利潤の源泉にしているのに、人件費を絶えず圧縮しないと資本が蓄積できず、競争に勝てません。労働者がいないと成り立たないのに、労働者を軽く扱い減らし続けなければならないのです。

年末JR東日本は、山の手線で無人運転の試運転を行います。来年3月16日のダイヤ改正
では、乗務員削減と共に東京の運輸基地の大改変を行おうとしています。それは、職場の団結と労働組合を解体し、会社の言いなりになる労働者にするということです。

しかし、問題は労働者は生きた人間であり、AIでも機械でもありません。機械がもたらすのは、夢の世界ではなく労働者の貧困化と貧富の拡大です。

そして命と安全の軽視。世界で最も非人間的な混雑と言われる東京の交通事情の中で、山の手線電化柱の倒壊もみぬけなかったJR東日本が無人運転をするということが一体どういうことか。良く考えて見ませんか。

AIの価値とはそれを作った労働者の価値でしかありません。原発が石油無しに動かず、労働者無しに動かない様に、全て労働者が動かしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000015-nkgendai-life.view-000

水戸支社では、3月ダイヤ改正で変わる乗務員の行路に対する各現場の意見集約は、プロジェクトチームで行うという従来に無いことをやろうとしています。

これまでは労働組合に提案されて来ましたが、助役(管理職)を含め5人位の体制で勝手に進めるとしています。
つまり、すでに「現場の声」を聞いて行路作成を行ったとして、組合には形式的に提案しようとしています。団体交渉はやらない訳にはいかないが、労働組合からの変更要求には一切応じることは無いと言う事を進めています。

「職場の声は聞いた。」として、職場の労働者の声を無視する。労働組合の言うことは一切聞かないから「社員会」に入れ。それが深沢社長の意向です。
実際職場の計画助役に「意見集約はどの様にやるのか」と聞いてもハッキリとは答えません。「プロジェクトチームを作ってやると聞いたが」と言うと渋々認めます。完全に会社が選んだ者とだけで、秘密裏に行おうとしているは明らかです。

こうした会社のやり方を許して良いのでしょうか?職場と社会のこれからを担う青年を無視して、会社も労働組合も成り立たないことをハッキリさせませんか?

昨日。「5億円積まれても100円の大根をつくる方を選ぶ 」三里塚農民の市東さんの農地の強制収奪を許す判決が出ました。目先の金のために、働く人を軽視することは、命の軽視です。私たちがあきらめないことが、時代をつき動かします。

労働組合を復権させて、全てをひっくり返しましょう!

信念と確信、そして闘い

「年を召した先輩の労働者が一人います。今は70才を越えた方ですが、その方が労働運動に身を投じたのは戦後の米軍政の時代でした。…政治的な事件で20年ほど懲役に行かれました。」

「この先輩には、50余年の間、困難な道を歩みながら、今日まで志操を失うことなく辛抱してきた力があるということです。」

「それはまさに、(労働者の)歴史の発展に対する信念と確信というものです。」

「労働者が人間らしく生きることができる世の中…人間が人間らしく生きることができる世の中が、例え自分自身に対して訪れなかったとしても、いつかは必ずやって来るという歴史に対する確信です。」

動労水戸で学習会をはじめた、韓国民主労総の「労働組合リーダー論」に出てきます。



日本にも「人間が人間らしく生きれるために」沖縄の基地つき返還反対に立ち上り、獄中に44年も入れられている先輩がいます。

その方も「権力への怒りがあっても、生き方そのものを悔いたことはありません。」とキッパリ言っています。

嘘と偽善。今だけ、金だけ、自分だけと言われる世の中で、労働者が必ず立ち上がることへの不動の信念と確信、それを支える愛こそが彼の力です。

無期懲役で徳島刑務所に囚われている星野文昭さん、72才です。彼の生き方は、動労水戸の力であり生き方の源泉です。



明日21日13時から24日17時まで、茨城県土浦市民ギャラリーで、星野文昭さん、暁子さんの詩画展が開催されます。土浦駅前です。一人でも多くの方のご来場をお待ちしています。必ずみなさんも、生きる力をもらえます。

古い権威の時代の終わり。青年労働者の労働組合を作ろう!

古い権威の時代が終わり、一人一人の力を合わせて生きて行く新しい時代が来ていると思います。それは、一人の行動が回りを獲得し、動かす面白い時代の到来ではないでしょうか。

古い権威と時代の終わりを象徴しているのが政治家たち、そして労働組合の幹部かもしれません。

茨城県議会水戸地区選挙区では、東京電力労組の候補が落選しました。


本日はJR東労組の臨時大会です。東労組本部は、水戸、東京、八王子3地本を叩きながら約30億円の組合基金の半分。15億円を切り崩し、うち5億円を組織拡大の対策費に当てることを提案している様です。3地本の側も、突然金のことを問題にしはじめています。

激しく非難しあっていますが、結局最後は「金目」なんでしょうか?古い権威が崩壊し、結局金の力の支配ならば自民党をはじめとするこの国の政治家と変わりません。

時代を変える力は無いと思います。労働組合の力は、現場の労働者であり組合員です。それ以外に真の力はありません。



練馬区では、民営化のための「指定管理者制度」導入で職場を奪われる労働者が「ストライキ」を構え新たな職場を確保しました。


指定管理者の導入は止められませんでしたが、ストライキの力、その波及をとても恐れています。

JRも同じです。労働者の怒りが広がり、ストライキが波及することを心底恐れています。

使途不明な「組織拡大費」でなくストライキのための、闘うための資金が必要なのではないですか?

労働組合の主体は組合員です。労働者のための労働組合を今こそ取り戻しましょう!

三里塚農民の闘いとJR労働者の闘い

労働者と農民の闘い。木村書記長から追伸が、来ました。

天神峰カフェ参加へのお礼のメールが、決戦本部長の太郎良さんからありました。
太郎良さんは参加者が十数人であることに、「これが三里塚の現状です。亡き萩原進事務局長ににお叱りをうけそうです」と書いてきました。

私は、少ないという現状を受けとめれば、展望を開けるのではないでしょうか?と返信しました。



20日の判決は、強制執行の執行停止を取り消す判決が予想されます。それでも市東さんは、ここで農業を続けると微動だにしていません。市東さんの農地を守り、反対同盟を守り抜くために、茨城からもさまざまな形で関わっていければと思います。

三里塚と共にあるという人が、絶えず三里塚に来ているということが、強制執行を阻止する力にもなると思いました。
    三里塚農民の闘いと一体で、動労水戸の闘いを考えました。そして、労働運動も原点は自分たち労働者の自身の力で、自分たち自身が闘うことが基本であると確信しました。

労働組合も確かに支援を必要とするときもありますが、依存してはダメだと思います。三里塚の闘いで、反対同盟農民がまさしくその姿勢を示してきました。

私自身、それが原点でもあります。今の職場での闘争も、それを貫いてやりきりたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。


20日の千葉地裁判決以降は、23日にも天神峰カフェが開催されます。

反対同盟は、判決後の状況によっては座り込みの決意を固めています。
みなさんも可能な限り参加してください。反対同盟と共に頑張っていきましょう!


カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

フリーエリア

最新CM

[10/23 HarryDut]
[07/21 RobertRarry]
[04/23 m1WIN2024ged]
[04/23 EugeneZoops]
[12/24 Jamesbes]

プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

ブログのご意見・ご感想は↓↓
doromito30th@yahoo.co.jp


【本部事務所】
310-0011
茨城県水戸市三の丸3-1-3
電話番号:029-227-6020
FAX:029-227-6291

バーコード

ブログ内検索

P R