みなさんおはようございます。お彼岸の昨日は、暖かくなりましたが強風が吹きましたね。東京の代々木公園では「さようなら原発集会」が開催されました。動労水戸は、被曝労働に反対し、常磐線全面開通に反対し続けて来た労働組合としてブースの設営を認められて来ました。
昨日は、強風のためにテントを撤去し、テーブルだけで署名やバンダナの販売への協力をお願いしました。
(署名への協力をお願いする杉井さん。晴天で集会には多くの人が参加されたとのことです。)
他方職場からは、国労東日本の情報についての報告がありました。残念ながら国労は、分割民営化を認めたことで、かつての面影も無くなり会社の施策に協力的方向を取っています。
しかし、その中でも2月の拡大委員会での組合員の発言に引き付けられたということです。
「原発事故による放射線下の業務を伴う常磐線の復旧工事を行わせない取り組みを要請する」という発言です。 (国労東日本の情報から)いわきの設備関係の人だと聞きました。おそらく、電力のOBが白血病で亡くなったことも関係した発言かと思います。
仲間の死を思い、無駄にしないことはとても大切なことではないでしょうか。例え亡くなっても、仲間の中では生き続けているのだと思います。「悩むこと」と「解明すること」は違います。悩むことは受け身ですが、解明するということは積極的行為であり、自分の態度をはっきりさせるということにつながります。自分が感じていることに、なぜそう感じるのかと問い、言葉にする。そうして人は、受け身から自分自身の人生を生きる主体に転換するのではないでしょうか。
みなさんも何が苦しく、何に困っているのか?自分に問い、自分の感覚を言葉にしてみませんか。労働組合は、一人ひとりが主体になることで大きな力を発揮して行くのだと思います。
労働者は、ひとつです。