10月21日、200人以上の死傷者を出した台湾鉄道事の原因は、JR東海の子会社「日本車両製造」による自動列車装置の設計ミスにあると報道されています。
(朝日新聞より)N700系新幹線やリニアモーターカーの製造をするトップ企業なので、影響は深刻です。しかし、運転士が安全装置を切ってまで運転を強行する様に追い詰められていた事実を忘れてはならないと思います。日常は管理職、土日は運転士。JR東日本が強行しようとしている「乗務員勤務制度改革」と同じです。企業の利益第一・効率化推進に対して安全を守るのは労働者と労働組合です。 (「いわき民友」にも常磐線特急一人乗務問題が出されました。)水郡線の合理化について起きていることについて動労水戸組合員から報告がありました。
11月1日から磐城石川と磐城棚倉駅の、営業時間短縮とみどりの窓口閉鎖がされました。
2日、みどりの窓口の閉鎖がされた磐城石川駅で、養護学校の生徒が切符を買えなくなったと先生が列車まで付いてきました。そう私に話して生徒を列車に乗せていきました。
お年寄りもそうですが、社会的弱者にとって公共交通は利用しづらくなることは、社会からの排除でしかないと強く感じました。
もうひとつは運転士の要員逼迫です。
11月15日から、主務運転士が白河の研修センターに講師として異動になります。
そのため当直助役が、休日勤務や勤務変更を当たり始めました。補充についてはまったく話がないとのことでした。
特急車掌一人乗務もワンマン運転も強行されたら終わりでなく、矛盾はどんどん深まります。
その蓄積が大事故につながるのです。仲間と乗客、地域を守るために労働組合の役割りはますます大きくなっているのではないでしょうか。
労働者はひとつです。みんなで力を合わせよう!