古い権威の時代の終わり。青年労働者の労働組合を作ろう!

古い権威の時代が終わり、一人一人の力を合わせて生きて行く新しい時代が来ていると思います。それは、一人の行動が回りを獲得し、動かす面白い時代の到来ではないでしょうか。

古い権威と時代の終わりを象徴しているのが政治家たち、そして労働組合の幹部かもしれません。

茨城県議会水戸地区選挙区では、東京電力労組の候補が落選しました。


本日はJR東労組の臨時大会です。東労組本部は、水戸、東京、八王子3地本を叩きながら約30億円の組合基金の半分。15億円を切り崩し、うち5億円を組織拡大の対策費に当てることを提案している様です。3地本の側も、突然金のことを問題にしはじめています。

激しく非難しあっていますが、結局最後は「金目」なんでしょうか?古い権威が崩壊し、結局金の力の支配ならば自民党をはじめとするこの国の政治家と変わりません。

時代を変える力は無いと思います。労働組合の力は、現場の労働者であり組合員です。それ以外に真の力はありません。



練馬区では、民営化のための「指定管理者制度」導入で職場を奪われる労働者が「ストライキ」を構え新たな職場を確保しました。


指定管理者の導入は止められませんでしたが、ストライキの力、その波及をとても恐れています。

JRも同じです。労働者の怒りが広がり、ストライキが波及することを心底恐れています。

使途不明な「組織拡大費」でなくストライキのための、闘うための資金が必要なのではないですか?

労働組合の主体は組合員です。労働者のための労働組合を今こそ取り戻しましょう!

三里塚農民の闘いとJR労働者の闘い

労働者と農民の闘い。木村書記長から追伸が、来ました。

天神峰カフェ参加へのお礼のメールが、決戦本部長の太郎良さんからありました。
太郎良さんは参加者が十数人であることに、「これが三里塚の現状です。亡き萩原進事務局長ににお叱りをうけそうです」と書いてきました。

私は、少ないという現状を受けとめれば、展望を開けるのではないでしょうか?と返信しました。



20日の判決は、強制執行の執行停止を取り消す判決が予想されます。それでも市東さんは、ここで農業を続けると微動だにしていません。市東さんの農地を守り、反対同盟を守り抜くために、茨城からもさまざまな形で関わっていければと思います。

三里塚と共にあるという人が、絶えず三里塚に来ているということが、強制執行を阻止する力にもなると思いました。
    三里塚農民の闘いと一体で、動労水戸の闘いを考えました。そして、労働運動も原点は自分たち労働者の自身の力で、自分たち自身が闘うことが基本であると確信しました。

労働組合も確かに支援を必要とするときもありますが、依存してはダメだと思います。三里塚の闘いで、反対同盟農民がまさしくその姿勢を示してきました。

私自身、それが原点でもあります。今の職場での闘争も、それを貫いてやりきりたいと思っています。
一緒に頑張りましょう。


20日の千葉地裁判決以降は、23日にも天神峰カフェが開催されます。

反対同盟は、判決後の状況によっては座り込みの決意を固めています。
みなさんも可能な限り参加してください。反対同盟と共に頑張っていきましょう!


三里塚・天神峰カフェに行って来ました。

「今だけ、金だけ、自分だけ。」農民からは農地を奪う、労働者からは仕事の誇りを奪う。そして命と生活を破壊する。

100年耕した農地を奪う、国と成田空港会社と闘う農民と団結し、成田市の天神峰カフェに木村書記長と池田執行委員が行って来ました。団結とは、信頼と確信を深め合うことにあります。

12月19日は、JR東労組の臨時大会。20日は、市東さんの農地を強制収用する違法な判決の撤回を求める「異議請求裁判」の判決があります。青年労働者をめぐる労働組合の決戦と農民の決戦は一体です。 


天神峰カフェに、動労水戸から私と池田執行委員で参加しました。

このカフェは、成田空港建設に50年以上にわたる空港反対闘争を、広く労働者民衆に伝えるために開催されているものです。

国と空港会社は、反対闘争を潰すために空港のど真ん中で農業を続ける市東さんの農地を奪うために、文書偽造や市道閉鎖などをしています。千葉地方裁判所はこうした事実をまともに審議することなく、12月20日に強制執行を認める判決を出そうとしています。

(市東さん宅の離れの補修作業です。)

これまで反対同盟と全国の仲間は、市東さんの農地を守るために千葉地裁を包囲しながら裁判闘争を闘っています。
今回の天神峰カフェでは、参加者の交流会のあと、市東さんの離れや作業場の屋根の補修と、第3滑走路予定地周辺の見学が行われ、私たちは第3滑走路予定地周辺の見学に行きました。


(補修した離れで市東さんの畑で取れた野菜を頂きながらの交流会。右手青いジャンパーが農民でもある木村書記長です。)

第3滑走路の南側の地区では、反対同盟ではない住民が、建設反対を掲げて多くの看板が立てられています。芝山町の殿部(とのべ)地区では、地区の名前で看板が立てられています。

また、A滑走路の南側にある芝山町の共同墓地では、「南無阿弥陀仏」とだけ彫られた石碑があります。これは、空港建設に賛成して移転をしたけれど、その無念を抱えて亡くなった人たちを鎮魂するために立てられたものだそうです。




国の政策には闘っても勝てないとあきらめて移転をしたけれど、故郷を奪われた悔しさは失っていないのだと痛感しました。
安部政権は、戦争と改憲のために住民を犠牲にして、成田空港や辺野古新基地建設を進めています。核兵器を持つために、福島県民から古里を奪い、原発再稼働を進めています。労働者民衆を犠牲にし続ける国策を、絶対に認めるわけにはいかないと思います。


(市東さんの畑です。)

三里塚反対同盟は、どんなに激しい攻撃をかけられても挫けずに立ち上がっています。私たちもこの思いと一緒に、職場でも三里塚でも闘っていきたいと感じました。
こうした闘いが日本の中にもあることを知らなかった皆さん。ぜひ三里塚に行ってみて下さい。

一方その頃…

動労水戸平支部事務所では、いわきユニオンの執行委員会&忘年会が開催されました。

来年2月のユニオン大会に向けて、青年労働者中心の執行体制作りを確認。常磐線全面開通・帰還強制が貧しい人たちの生活と生命を奪うものでしかないことを改めてハッキリさせました。

「40代をはじめ原発で働いた仲間が3人死んだ。被曝が原因に決まっている。」と涙まじりに話す元原発労働者と一緒に、みんなで闘う意志を固めました。

一人一人の労働者がいて職場と社会が動いています

12月19日東労組臨時大会を目前に、動労水戸の組合員から職場の青年たちの声が寄せられています。

労働者の歴史とその発展を信頼し、あらゆる分断を越え「労働者はひとつ!」になる時ではないでしょうか。


(動労水戸、東労組、国労、無所属、例え労働組合が違っても、ベテランも青年も一人一人の労働者がいて、職場と社会が動いています。)

・土浦運輸区で行われていた労働者代表選挙は、助役が当選したそうです。東労組の立候補者と大差は無かったようです。7票差という人もいました。

これで東労組が過半数を割って無い運輸区は、勝田運輸区と水戸運輸区だけとなりました。聴くところによると、勝田運輸区には毎月のように総務部長などが来ているようです。

更に、勝田運輸区では28日に大忘年会が予定されていますが、総務部長が参加することになったそうです。それなら行きたくないと言う声も出ています。

一体誰が 招待したのでしょうか?
勝田運輸区の東労組過半数割れが目的の様に思います。


(辻川副委員長撮影。交流20000Vの架線電圧を断路機で切れ入れし、検修労働者、清掃労働者の作業安全が守られています。)

・勝田運輸区の青年と話しました。

「臨時大会、水戸としてはどうするつもりなのかな?今の本部のいうことの先に将来があるのかだよね」と言うとうなずいて「現場の組合員の怒りの方を向かないのはおかしいと思います」と言ってました。

私が相づちをうって「水戸で車掌1人乗務問題で100人規模でビラまきやったのは大きいと思うよ」と言うと彼もまたうなずいていました。


(E491の修繕風景。先輩の仕事を見て学び、やって覚えます。)

・東労組の青年の踏ん張りは、国労の労働者にも影響を与え始めています。

国鉄採用最後の国労組合員は「国労の集まりでは、現役がいなくなるのをどうするんだの話ばかり」「東労組だってビラまきとかやったのになにもできない」「自分としては、会社に対抗することをしなくてはならないと思う」と話していました。
余りこうしたことを言ってこなかった人です。変化が出ています。

誰かが頑張り出すと、周りの労働者が力を得ることを感じます。

東労組の青年役員も明るい感じでした。地本の態度が決まったのではスッキリしたと思います。

結果はどうあれ、やはりくじけずにですね。

合理化は進むよ。どこまでも

現場組合員から、線路の曲線速度制限変更の報告が届きました。労働組合を無視し、利用者にも明らかにすることも無く…

「合理化(線路)は進むよどこまでも~♪」古い歌を思い出しました。(昭和~ですみません^-^;)



(水郡線運転士から)

お疲れ様です。
水戸支社は、水戸支社管内の常磐線、水戸線、水郡線の特認曲線(線路の動揺検査が必要な曲線)解消に伴い、速度制限標識の変更されます。
実施日は12/21からで、新たな新設や廃止・撤去、変更されます。
基本的には水郡線では、制限速度は下がります。それは今まで線路の動揺検査は月1回やっていたものを、3ヵ月に1回になるようです。要するに、検査周期が長くなり、線路の磨耗を減らす為に速度を下げる対策であると考えます。やがて動揺検査は列車で測定するようになるらしいです。
これは安全性の低下と合理化の施作です。


【E501系いわき駅】

(常磐線運転士から)

特認曲線とは、線路の曲線に対する制限速度のうち、本来こうあるべきという速度から+5キロ程度高い速度で走っても良いとした曲線です。その条件として、通常3ヶ月に一度検査する(管理といいます)ところを1ヶ月に一度検査することになっていた。
常磐線ではたしか2~3ヶ所、水戸線では2ヶ所該当し、これまでよりも5キロダウンとなります。したがって標識も新設または改めらます。
理由は言われている様に、メンテナンスをこれまでよりも薄くするということでしょう。


【勝田車両センター屋根上検査風景。勝田車両センターでの再雇用を拒否された辻川副委員長撮影。】

(勝田車両センターから)

保線の合理化によって、こういう状況になってる訳ですね。
ちなみに、制限速度が下がったら、遅れが出たりしないんですか??

(水郡線運転士から)

そうですね。本来なら運転時刻も変えないといけない。

会社はそうしないので、運転士に定刻運転の負担を一層かける事になります。ワンマン運転や特急車掌一人乗務に加えて経費削減優先で、安全の危機がジワジワと進んでいます。そこを、運転士(労働者)が自分の技量でカバーしろということになります。

(水戸線を運転している運転士から)

水戸線2箇所の変更は14日から変更になりました。
    岩瀬上り場内先に制限75が設置されました。今までは95で進入。昨日運転778M羽黒〜岩瀬運転時分3分でギリギリです。30秒遅れました。
    指導には運転時分が足りないのではないか。運転士試験の時はどうなのか聞いた所「今までもギリギリだつた。運輸部に上げておく。」と回答しました。
    水戸線は全列車がE531系に、ワンマン化と列車運転区間の短縮が図られています。



営利優先・安全経費削減のつけは、労働者と乗客、地域住民が払わされる訳です。尼崎事故を忘れてはいけない。


(そして動労水戸高野交渉部長から)

プレス発表されました。ダイヤ改正日は3月16日土曜日です。列車の削減もあるようです。
組合の提案はもしかしたら、来年になるかもしれないとのことです。

鉄道労働者と労働組合が問われています。。JR西日本でも「見直し」せざるを得なくなっています。

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1211/mai_181211_3976773263.html

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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310-0011
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