現場組合員から、線路の曲線速度制限変更の報告が届きました。労働組合を無視し、利用者にも明らかにすることも無く…「合理化(線路)は進むよどこまでも~♪」古い歌を思い出しました。(昭和~ですみません^-^;) (水郡線運転士から)
お疲れ様です。 水戸支社は、水戸支社管内の常磐線、水戸線、水郡線の特認曲線(線路の動揺検査が必要な曲線)解消に伴い、速度制限標識の変更されます。
実施日は12/21からで、新たな新設や廃止・撤去、変更されます。
基本的には水郡線では、制限速度は下がります。それは今まで線路の動揺検査は月1回やっていたものを、3ヵ月に1回になるようです。要するに、検査周期が長くなり、線路の磨耗を減らす為に速度を下げる対策であると考えます。やがて動揺検査は列車で測定するようになるらしいです。
これは安全性の低下と合理化の施作です。 【E501系いわき駅】(常磐線運転士から)
特認曲線とは、線路の曲線に対する制限速度のうち、本来こうあるべきという速度から+5キロ程度高い速度で走っても良いとした曲線です。その条件として、通常3ヶ月に一度検査する(管理といいます)ところを1ヶ月に一度検査することになっていた。
常磐線ではたしか2~3ヶ所、水戸線では2ヶ所該当し、これまでよりも5キロダウンとなります。したがって標識も新設または改めらます。
理由は言われている様に、メンテナンスをこれまでよりも薄くするということでしょう。 【勝田車両センター屋根上検査風景。勝田車両センターでの再雇用を拒否された辻川副委員長撮影。】(勝田車両センターから)
保線の合理化によって、こういう状況になってる訳ですね。
ちなみに、制限速度が下がったら、遅れが出たりしないんですか??(水郡線運転士から)
そうですね。本来なら運転時刻も変えないといけない。
会社はそうしないので、運転士に定刻運転の負担を一層かける事になります。ワンマン運転や特急車掌一人乗務に加えて経費削減優先で、安全の危機がジワジワと進んでいます。そこを、運転士(労働者)が自分の技量でカバーしろということになります。(水戸線を運転している運転士から)
水戸線2箇所の変更は14日から変更になりました。
岩瀬上り場内先に制限75が設置されました。今までは95で進入。昨日運転778M羽黒〜岩瀬運転時分3分でギリギリです。30秒遅れました。
指導には運転時分が足りないのではないか。運転士試験の時はどうなのか聞いた所「今までもギリギリだつた。運輸部に上げておく。」と回答しました。
水戸線は全列車がE531系に、ワンマン化と列車運転区間の短縮が図られています。
営利優先・安全経費削減のつけは、労働者と乗客、地域住民が払わされる訳です。尼崎事故を忘れてはいけない。(そして動労水戸高野交渉部長から)
プレス発表されました。ダイヤ改正日は3月16日土曜日です。列車の削減もあるようです。