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苦しみを半分に喜びを倍にする仲間

みなさんお疲れ様です。

昨日の3月ダイヤ改正の団体交渉の内容については、なるべく整理して分かりやすく報告したいと思います。少々お待ち下さい。

今日はやはり動労水戸ブログを見ていただいている人からの意見を紹介します。


(梅が真っ盛りですね。国分勝之撮影)


「大半の人は、理屈でなく感情で生きています。だから、労働組合の出発点も労働者の苦しみや悲しみ、痛かったり楽しかったりすることにあると思います。」

「理解されない理屈の前に、義理と人情を大切にした動労千葉の中野さんと韓国民主労総の共通の土台がそこにあると思います。」

「まず人間の共同性があって成立している。労働者も人も、信頼できる仲間がいることで苦しみが半分になり、喜びは倍になるのです。」

「悪いことをしたら友達でない。良いことをしたら友達だということだと、会社や資本が言うことと同じになってしまう。」

「仲間ならば、相手の話すことや書いていることの行間を読むこと。つまり相手を受け入れることが大切だと思います。」

「もし悪いと思うことがあれば、こうしたことが悪いと具体的に言うべきなんです。相手を思う気持ちがあれば必ず通じる。」


(国分勝之撮影)

「中野さんが残したもの。民主労総と共通する労働組合の原点を動労水戸に感じています。動労水戸には、他に無いものがある様に思います。」

「堂々と頑張って欲しい!」

というメッセージを頂きました。

今はみんなが苦しい時かもしれません。苦しみを半分にして、喜びを倍にする動労水戸の仲間と一緒に生きませんか。
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子供たちや青年も命と人生の主体です。

みなさんお疲れ様です。

一昨日は、渋谷の児童養護施設の施設長が、施設を出た青年によって命を奪われました。

親が子供を殺し、「捨てられた」子供が大人を殺す。他の人に攻撃的でない子は自分を殺す。

人の関係が根本から崩れてはいないでしょうか?


(約30年前の動労水戸のお花見。無傷ではありませんが、子供たちと生きて来ました。)

組合員を守る労働組合を貫いて来た動労水戸が、同時につかんで来たことは「組合員は単に守られる存在ではなく、労働組合の主体である」ということです。

一見矛盾していますが、子供たちもまた親や社会に守られるべき存在でありながら、人格であり、命と人生の主体であるということと一体だと思います。

労働組合も、労働者として共通な目的のため組織なのですが、人が集り力を持つほど、中心的に運営する人に力があるかの様に思われるのです。

しかし、その力は役職にある人や所属している人の力ではないのに「世話してやっている」「面倒を見てやっている」「教えてやっている」として相手の人格や主体性を無視して展開される時、そう言う労働組合や組織は生命力を持たなくなる。

これが、国鉄分割・民営化とその後の約30年間で見て来た真実です。


(国鉄分割・民営化から14年目。2001年のストライキ。)

労働組合は、労働者の自主性や積極性無しに何の力も持ちません。

ところで、子供であれ、大人であれやる気と力を奪う最も有効な方法は、「君たちのためだ」として「話を聞かず」「命令する」ことです。

だから、労働組合は労働者のために代わって闘う組織ではなく、労働者の言葉に耳を傾け、労働者一人ひとりの主体性と積極性があって成り立つ組織です。

ですから、労働者一人ひとりの存在と向き合えない、どの様な組織にも展望はありません。

韓国民主労総は、組合員を主体とする組合民主主義をとことん貫いて100万人の労働者を組織して、社会変革の原動力になっています。


(2014年ダイヤ改正反対ストライキ。動労水戸の闘いを、青年労働者が引継ぎ始めています。)

子供たちも、青年も、かけがえの無い命として、社会と人生の主体としてまず尊重されなければならないのです。その根本変革の現実的原動力が労働組合にある。

私たちは、そう確信します。「命を守るストライキ」を実現する自分たち自身の力を信じよう!そして、お互いの信頼の中に生きよう!


「大切な人の命を守って欲しい」ブログ読者。

みなさんおはようございます。

昨日は受験シーズンに、朝から中央線・総武線が止り大変でしたね。今日も働くみなさんの無事を心から願っています。

みなさん一人ひとりを大切に思っている人、またみなさん自身が大切に思う人もいます。

昨日は、ブログの読者からの声が届きました。

勝田運輸区での管理者とのやり取り、そしてそれに対する青年たちの切実な声に対して

「こんな酷い仕事を強制して、運転士が倒れたらどうするのですか?」

「子供も電車に乗っていますから、心配でしょうがない。」

「みんな一人ひとりが大切な存在なんです。職場だけの問題でなく、社会問題ではないですか。」

「是非とも広く社会に訴えてください。」

とのことでした。



(国分勝之撮影)

こうした声が届けられる一方、昨日は2/25なので3月の勤務が発表されました。

問題なのは、ダイヤ改正関係の団交がどの労組も終わってない(つまりダイ改以降の労働条件は確定していない)はずなのに3/16以降の勤務表もさらっと出されたことです。
 
これまでも勤務指定までに組合との団交が終わらない場合が幾度かありましたが、そのときは「ダイヤ改正後の勤務は変更することもある」と一筆書かれていました。それがありません。
 
現場の管理者に「団交も終わってないのにおかしいのではないか、支社の指示なのか」と言ったら「別に出すなと言われてないんで」との態度。

過日の管理者とのやりとりでも明らかですが、会社が出した行路の案が「決定」のように扱われているのです。

まったくの組合無視、労働者無視の暴挙としか言いようがありません。
 
こんなやり方で命を預かる運転士の仕事が決められていいのでしょうか?本当にこのままあの殺人的な行路を乗務するダイヤ改正に突っ込んでしまっていいのでしょうか?


(国分勝之撮影)

動労水戸は、本日MTSとの団体交渉。明日は、3月ダイヤ改正の具体的行路に対する団体交渉です。

特急車掌一人乗務。水郡線ワンマン化拡大でもそうでしたが、みんなでできることはいくらでもあります。私たちを支持してくれる人もたくさんいます。

悩んで何もしないより、行動することで変わります。

一人ひとり、それぞれ生き方や価値観は違います。お互いがそれをどれだけ認めあえるかが、人間の共同作業の土台なのだと思います。

それは、労働組合の最も大切な原理です。「相手に対する尊敬」が仲間を大切に思えることの前提なのです。

会社やその管理者への本当の批判は、そこにあるのではないでしょうか。


いわき合同ユニオン第7回大会やりました

昨日、福島県いわき市の動労水戸平支部事務所で、いわき合同ユニオン第7回大会が開催されました。

2011年3月11日の東日本大震災と原発事故を受けて、地域に根差した労働組合建設を目指してきました。

除染労働者の未払い賃金や労働災害に対する保証、あるいは青年への不当解雇など着実に勝利して来たのですが、労働組合として定着することは簡単なことではありませんでした。

こうした課題と向き合い、みんなで議論し再出発を図る大会になりました。



(思いを熱く語る元原発労働者)


大会では、新たな労働相談についてもみんなで議論しました。組合が労働者の相談を解決するのではなく、問題を解決する力が労働者自身にあること。

地域の中で労働者としての共同性をつくり、一緒に生きていく。そう言う運動に根本から変えよう。と言う議論になりました。


(この日の「福島民友」汚染水問題が解決しないとしながら「Jヴィレッジ」新駅4月開業の宣伝。危険は変わらず、人が戻らない中でのインチキ復興の既成事実化だけが進んでいます。)

どんなに困難に見えても、現実を変える力が労働者にある。辛くて、一人では頑張れない時こそ、生きる力になる。そう言う労働組合を目指そうと新たな決意を固めました。

次年度も元国鉄労働組合組合員で、鉄道といわきを愛する川俣委員長、西納書記長体制を堅持してのぞむことを決定しました。

大会終了後、国鉄分割・民営化と国労組合員として闘い抜き、和解を拒否して動労総連合組合員になられた札幌の成田さんに報告しました。

川俣委員長は、北海道の鉄道路線の現状にも詳しく、共に元国労組合員。成田さんと心から意気投合していました。

鉄道の破壊は、地域の破壊であり、人の連帯の破壊です。

地域の足を全国的に破壊しながら、常磐線は無理やり通して命を破壊する。

命と生活の破壊を許さない。そんな労働組合を、一緒に作りませんか?

3・16ダイヤ改正への現場の声

みなさんおはようございます!

また新しい朝。新しい一週間のはじまりです。

いつもブログを見ていただきありがとうございます。

おかげさまでブログの訪問者が10000を越え、ページビュー(PV)数も40000に届きます。

また、ブログを見ていただいている鉄道愛好家のみなさんから、訂正や励ましをいただき感謝申し上げます。

昨日は、3月ダイヤ改正の運転士行路の酷さについて、国分勝之さんと高野安雄さんが勝田運輸区の管理者に問いただした内容をお知らせしました。

今日は、それに対し現場の青年たちが寄せてくれた声を紹介したいと思います。


(国分勝之撮影)

●運転士のことなので行路のことなど正直ピンとこない部分もありますが、車掌以上に集中力が必要で、眠気や疲労が重大事故に直結する特殊な職務ですので、事象を誘発するようなコンディションを作っておいていざ事象が起きたら正しく速やかに報告しろとどやされるのはおかしいです。

同期に拡散させていただきます。

車掌をやっていて、車掌の仕事を軽視するわけでは無いですが、運転士との責任の重さは全然違うと常々思います。

●脇でやり取りの一部を拝見しておりました。

お二人が話されていた相手、誰とは言いませんが、支社から下りてくるものには、一切意見せず、自分の出世に役立つ人間としか会話しない。ヒドイものです。

これを通すならば、現場長も助役も、免許を持ってる人間は、全員乗って頂きたいと思いますが。


(国分勝之撮影)

●いや〜支社といい、運輸区といい、呆れた発言ばかりですね。

これで、安全が保たれる訳がありませんね。

完全に、乗務員目線ではなく、会社目線ですね。

ダイ改プロジェクト、ほんとうに了承したんでしょうか疑問に思いますよね。

いいように、利用されたんでしょうね。

行路が、楽な時にしか乗ってなかった人は、やはり全然ダメですね。

行路自体、食事時間、休養時間まるっきりわかってないですよね。

集約なんて、やってないですよね!

会社は、現場の人間を、ただの駒、兵隊しか思ってないのが、許せないです。


自分の事しか考えていない。これじゃ、安全なんて保たれないですよね!

すぐさま、仲間に拡散しました。
まさに、ダイ改悪ですね。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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