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動労千葉の潮干狩りに参加しました!

おはようございます。

今日は、木村書記長からの休暇便りです。

昨日は動労千葉の潮干狩りでした。土浦運輸区運転士の原口ファミリーと参加してきました。


 (原口さん父子。いい感じですね。)

原口さんの娘さんたちも大喜びでしたが、次女のあやちゃんは、途中から椅子に座りっぱなし。ちょっと飽きました。
二人とも話が大好きで、ついには私のことを「おじいさん」と呼ぶようになってしまいました。


 (青空の下、原口さん母子も楽しそう。)

私も原口さんも、動労千葉の木更津支部や千葉機関区支部の人たちとゆっくりと交流しました。

土浦運輸区でも、何人かの青年が退職していると聞きました。仕事のキツさと展望の無さが、気力を奪っていると実感しました。

労働者が人間らしく生きるために、仲間とは何か、労働組合の本当の役割りって何かが今こそ問われているのだと思います。
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旅客に対する運転士の責任って何だろう?

連休だった人も、仕事をされている人もみなさんお疲れ様でした。

連休中に「3月ダイ改はさすがに手強く、無事に何事もなく帰ってくるのがたいへんなくらいです。毎回何かやらかすか忘れるかしてます」と動労水戸のベテラン運転士から届きました。

何十年もやって来た熟練の運転士でさえ無事に帰るのが大変だと言っていること。忘れないで下さい。


  (山の藤も綺麗ですね。国分勝之撮影)

「安全な輸送」とは何があっても事故を起こさないこと。100パーセントの安全を保証することですね。100パーセントは無いことを前提にするならば、人の命を預かる責任は果たさないということになります。

例えば運送事業運輸規則によれば「病気や疲れ、睡眠不足などの理由で安全運転ができない恐れがある時は、その旨事業者に申し出なければいけない」とされています。

これは旅客自動車の場合ですが、はるかに多くの人を乗せる列車の運転に責任をもつ運転士においては、さらに重要な原則ではないでしょうか?

無理をしてもいけないし、させてもいけないのです。これが原則です。

旅客の命と安全を守る。そのことに直接責任を取る立場に、その原点にしっかり立ちませんか?

無理なことはしない、させないというのは運転士としての責任なのです。

JR勝田駅と阿字ヶ浦間を走る湊線でも事故がありました。

昨日東京ではところによって雹が降ったとのことですが、ひたちなかはいい天気でした。

国分さんからLINEが届きました。

13時半ごろ、ひたちなか海浜鉄道湊線、金上ー中根の田んぼの中の踏切(第4種警報機なし)で軽トラと列車が衝突。軽トラを運転していた76歳の女性が死亡、荷台に乗っていた孫は奇跡的にケガで済んだ。
湊線は18時ごろまで運転中止、連休中の大事故がありました。



写真はネットで流れていたものの流用ですが、車は田植えのパレットを川に洗いに行くところだったとか。直前横断でぶつかって100mも引きずられたということです。

茨城新聞では

4日午後1時25分ごろ、ひたちなか市三反田のひたちなか海浜鉄道湊線金上-中根駅間の三反田第1踏切で、勝田駅発阿字ケ浦駅行き列車(3両編成)と軽トラックが衝突し、軽トラを運転していた、ひたちなか市、無職、女性(76)が脳挫傷で死亡、同乗していた孫の小学6年の男児(11)が軽傷を負った。ひたちなか署が事故原因を調べている。
 
同署によると、現場の踏切には遮断機、警報器が付いていなかった。列車の乗客約170人と乗員2人にけがはなかった。


  (復旧に携わる湊線の社員。何と国分さんの息子さんだそうです。後ろ姿も似ています。)

あまりスピードを出さないローカル路線なのでこんな事故は珍しいのですが、それでも事故は起きるのですね。連休中のためか、かなり人も乗っていますので大変だったと思います。

有明防災公園の憲法集会に65000人集まりました!

みなさんおつかれさまです。

昨日の憲法集会には6万5千人集まったそうです。



お陰さまで動労水戸のブースも大盛況で、昼食を取る時間も無かったと報告がありました。


署名を272人の方に頂きました。バンダナやTシャツ、動労水戸発行のパンフレットや書籍も買って頂き、カンパも4700円頂きました。

ありがとうございました。

この日はJR東労組も参加したことが、ツイッターに出ていました。大事なことだと思います。 
「憲法28条  JR東日本は差別をやめろ!」は、もっともなスローガンです。憲法28条とは「労働3権」と言われる団結権、団体交渉権、団体行動権のことですね。


ところで労働組合が、他の労働組合の組合員への差別は容認し、自分たちの組合の権利の侵害だけを問題にしていたら、憲法28条を守ると言う立場になるでしょうか?

国鉄時代には、国労や動労など複数の労働組合があってそれぞれが自分たちの正しさを主張し組織争奪戦をしていました。

その結果、3人に1人が職場から排除される国鉄分割民営化の時でさえも、全体の雇用や権利を守ることより「組織がどう生き残るか」に主眼がおかれたのです。

会社に協力するから自分たちは優遇されるべきだ。他の労働組合は差別されるのは当然だ。こうして空前の人減らし・解雇が容認されたのです。


(遠隔地に飛ばされながら国労組合員として頑張り退職された運転士さんと今は動労水戸で頑張っている川俣さん。労働者はひとつです。)

労働組合が、差別を問題にする時は、全ての労働者への差別を問題にしなければなりません。そうでないと、その主張は嘘になってしまうのです。

自分たちだけが守られれば良い。自分たちだけが生き残れば良い。もし、そう言う労働組合ならば、会社や管理職と何ら変わらなくなります。労働組合として頑張る意味が無くなります。

労働組合は、会社や組織の道具ではありません。労働者を守り、自分たちの未来を拓くためにあります。

もう一度、歴史をしっかり振り返り、みんなで労働組合の原点に立ちませんか。 

国土交通省がJR東日本に警告!有明防災公園で会いましょう!

昨日は、時代と共に変わって来た事故原因の変化とヒューマンエラーについてブログにあげましたが、何と期を一にして国土交通省がJR東日本に警告を出していました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6322237

今朝の茨城新聞の記事です。


これに対するJR東日本のコメントは「結果として重大な事象が起きて申し訳ない」だと報道されています。

さてこの「結果として」という日本語の意味は何でしょうか?チコちゃんに聞かずとも「原因は自分たちには無い」けど「結果としてこうなった」になりませんか?責任を居直るコメントだと思いませんか?

こうした警告が出される時は「お客様に迷惑をかけている。社員一人一人がしっかりやれ」と、責任転嫁の伝達がされることはいつものことです。常に経営者には責任は無く、下請けや労働者を締めつけるだけです。



いま会社は、「変革2027」を目指して全面的な外注化を進めながら相互乗り入れを拡大しています。どこかの線区で支障が出れば、全体がガタカタになり列車遅延が常態化しています。輸送混乱を解決する手立てが無いのです。

その中で、こうした事態に遭遇した運転士や車掌はどんな状況におかれるのか。すぐに対処を求められる検修や設備の現場は外注化で要員が削減されています。

現場労働者がどういう思いで日々働いているのか分からず、無理なプレッシャーだけが押し付けられています。

実は国土交通省も、JRと一体になって外注化を進めてきました。それでいて何か起これば、すべてを現場労働者に押し付けて責任を回避しているのは同じではないのか?

JRの進める規制緩和や合理化に許可を与えてきたのは、国であり国土交通省です。

こんな無責任な国や会社の対極で、鉄道輸送に責任を取り命と安全を守っているのが現場労働者です。

どのような施策も現場労働者無しではできません。その労働者をさらに切り捨て、安くこき使おうとする「変革2027」など、現場労働者の団結と抗議で無くしていきましょう!


快晴のもと、本日は有明防災公園で憲法集会です。準備が整いました。動労水戸ブースを是非お尋ね下さい。お待ちしています!

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鉄道労働者
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【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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