ワンマン運転拡大後の大子から!

木村書記長から届きました。

ストライキ後の大子運輸科の状況ですが「やはり利用者が困っている。ワンマン拡大は反対だ。」の声が上がっています。今回のストライキでは、この事が最大のテーマだったと思います。次につながる闘争が出来たと思います。



(16日大子運輸科前抗議行動!)

実際に私も、昨日あらたにワンマン化された列車に乗りましたが、乗車口、降車口が分からない利用者や、大子駅で入区車両に乗ってしまう利用者など、混乱を起こしています。

駅の体制が崩壊しているのも原因ですが、それをカバーしていた車掌が外された現実です。この事がこれからの職場のテーマだと思います。

(大子運輸科で貼り出された東労組の掲示。)

昨日の常磐線の無線が聞こえてきた中では、特急での指定席の重複があり、いわきから勝田まで1人乗務のため対応できなかったと言っていました。団体交渉で問題にしたことが出てしまいました。


(東京新聞茨城版再アップします。)
 
今回の闘争の感想では、なによりも青年たちが諦めていない思いを作り出せたことが良かったです。何回かのビラまきを行い、ストライキに起っていったことが、彼らに道筋を示せたと感じます。それを自分達ができないという悔しさがあると思いますが。

年配者のほとんどは何も言わないか、もしくはこの先どうなるんだかと傍観していますが、青年たちは真剣に悔しがり、不安も持っています。

また、管理者は誰一人ワンマン拡大でどうなっているのかも口にしません。この無責任さも、青年たちの悔しさに火をつけることになると思います。私たちが闘争を継続して訴えていくことが、彼らを激励していくことになると強く感じています。
 
もう一つ、大子でよく写真を撮っているマニアの青年と話をしたら、先日ストライキがあったことを知っていました。彼は、「仕事でも水郡線は使うし、鉄道を無くしてはダメだ」と、強く話していました。今後の取り組みの中で、こうした声も結集していきたいです。


(東労組水戸地本のビラ)
 
東労組の青年たちとはまだ話せていませんが、彼らをとことん激励していきたいと考えています。

東労組の組合員から職場の団結が訴えられているなかで、自分で考えることを始めていると感じています。

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【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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