「監視カメラ」を「防犯カメラ」と言い張る訳。

JR東日本は、発足以来続けて来た東労組との協力関係を、他の労働組合が力を失ったことを見て終わりにしました。東労組そのものの解体を決断し、脱退を組織すると共に「防犯カメラ」と称して「監視カメラ」を職場や休憩室、さらに運転席にまで取付けています。



ブログで訴えて来ましたが「3月16日ダイヤ改正」は、運転士や車掌に極限的緊張を絶えず強いる内容です。

人間は、休憩することで緊張をほぐし良い仕事ができます。緊張の連続は、人間の心も体も破壊することになります。

ですから、在宅休養時間の確保と共に「休憩時間の確保」が労働基準法で厳しく定められています。

この間特に乗務員のミスに対して、在宅時つまり「休みの日の自己管理」が問題にされていますが、自分の休みの日まで干渉され管理されることは違法なことです。休みの日まで管理されるなら、超過賃金を支払うべきです。


(映画館ではおなじみですね。映画の盗撮は違法行為。)

さて今日は「休憩時間」について。
 
労働基準法の第三十四条に
 
使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。とあります。

そしてその3項には 

使用者は、第一項の休憩時間を自由に利用させなければならない。

とあります。さらに


労働時間かどうかの判断は、拘束されているかどうかで判断する。

のです。

在宅休養時間であれ、休憩時間であれ監視、管理されるならば現実には労働時間になります。超過勤務ならお金をを払いなさい!

そう言われるのが怖いので「防犯カメラ」と言い張るのです。

ブラックJR東日本の言いなりにならず、自分たち自身の労働組合を取り戻しませんか?

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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