東海第二原発再稼働・水郡線廃止反対と茨城県議会議員選挙

11月27日東海第二原発可動から40年を迎えます。さらに20年、老朽原発を使うのかどうかが焦点になっています。

本日国が20年の延長を認めましたが、茨城県内45市町村のうち34の議会から、再稼働について反対や慎重にすべきという決議が上がっています。疑問や反対の声が圧倒的なのです。

さらに来年度中には、福島第一原発わきの常磐線全面開通も強行されようとしています。

地域の足水郡線も、ワンマン運転拡大・利便性と収益悪化のすえ廃止されようとしています。

私たちは子供たちに何を残すのでしょうか?放射能と荒れ果てた土地なのでしょうか?


(水戸の県庁前では2011年3月11日以来、毎週金曜日原発反対の訴えが続けられています。東海第二原発再稼働反対を訴える元東海村議員の相沢さんです。)

動労水戸は、微力ながら原発に反対する闘いを職場から闘って来ました。1992年11月の「あかつき丸」による東海村へのプルトニウム搬入、1999年9月30日のJCO臨界事故、そして2011年3月の福島第一原発事故に対して「鉄道の労働組合としてどう考え、どう闘うのか?」を問い、闘い続けて来ました。

勝田車両センターでの被曝車両K544の検査拒否・運用阻止闘争や水郡線大子運輸科でのラジエーター洗浄拒否。さらにポケモントレインを使った常磐線延伸阻止のストライキなど出きる限りの闘いを組合員と共に貫いて来ました。

しかし、私たちの存在や闘いはまだまだ知られていませんし、何より地元の日常のつながりの中によりしっかりと根付くことが課題です。

10月16日大子運輸科と17日の勝田運輸区ストライキを転換点に、職場で仲間を増やして行くことと地域の中に根を張り次の世代に継承して行くことに挑戦して行きたいと考えています。

動労水戸は、12月9日投票の茨城県議会議員選挙で、水戸選挙区の玉造順一さんを支援します。


(玉造順一さん。元水戸市会議員です。)

玉造さんは、日赤病院労組の書記として原発反対を訴えて来ました。動労水戸の学習会の講師も快く引き受けていただきました。「動労水戸との再会は、鹿児島県の川内原発再稼働反対集会だった」と記憶されていました。真摯でアクティブな人です。

投票まであと1ヶ月ですね。玉造順一候補の勝利を、みなさんと一緒に勝ち取りたいと思います。ご支援宜しくお願いします。





韓国民主労総の労働者と交流しました。

11月5日、千葉での「日韓労働者理念交流」に参加してきました。午前中は「公共運輸労組交通公社労組」との交流会でした



訪日団長のチャジンガクさんです。


動労千葉の田中委員長。


台湾・富士ゼロックスのリストラ抗議行動の仲間から発言がありまし
た。


民主労総からは、韓国の現状認識と11月ゼネストについての報告。

動労千葉からは、日本の現状認識と動労千葉の闘いについて報告。

動労水戸からは木村書記長が、午前中の交流会で動労水戸の闘いを報告。

午後の理念交流の質疑応答の中で、民主労総の組織拡大の取り組み方について質問しました。

民主労総の訪日団長から非正規職の組織化をやっていること。

公共運輸労組自治体公務職支部の方からは、仁川空港での組織化について答えて頂きました。

他の質疑では、国際連帯の発展や人員削減などについて出されました。

民主労総の仲間たちは、私たちに嬉しそうに接してくれました。同じ労働者同士、どんどん交流を広げたいですね。

動労水戸は、ドイツにも兄弟がいます。


ブロースト(乾杯)!


相手を知ること、交流することから信頼が深まるのは日本でも世界でも共通だと改めて感じました。

新しい1週間の始まりです!

また1週間の始まりですね。動労水戸は、昨日は日比谷野外音楽堂の労働者集会に参加し、今日は運転や検査の仕事についています。みなさんも無事で、良い1週間をお過ごし下さい。


Solidarity(連帯)と拳を突き上げる労働者のデザインが動労水戸ベストです!(2000円で販売しています。)

集会の間にも動労水戸に、JR関連労働者から労働相談が来ました。

「仕事をはじめたばかりですが、自分の容姿が気持ち悪いと言われる」と。自分ではどうしようもないことを責められ、追い詰められているという相談です。労基署に言ったら「JRには労働組合がいっぱいあるから、労働組合に相談してはどうか」と言われ、動労水戸に電話したそうです。(相談がある方、0292276020へ!)

労働組合は、労働者一人一人がいて社会も職場も回っている。だから労働者一人一人を主人公にして行くことに役割りがあります。

労働組合は、労働者のものでありこの様な青年の労働組合にならなければなりません。労働者の意識も日々変わっています。

休む間もなく次にという感じですが…



茨城県の山方宿です。一面の蕎麦畑で刈り入れ時期を迎えています。

新蕎麦が美味しい時期です。
命をいただく美味しいものを食べるのも大切ですね。

生きる悦びを分かち合うのも労働組合の大切な役割だと、動労水戸は思います。


動労水戸、本日は日比谷野外音楽堂の労働者集会に来ています!

集会が始まりました!


組合旗の行進から!


今年は韓国民主労総の組合員27人に加えて台湾の労働者が参加しました。


過労死を考える会の女性も。小児科医の夫を自死で亡くされた人です。「働き方改革」を強く弾劾していました。


動労水戸から石井委員長も発言しました。


万国の労働者団結しよう!青年たちの寸劇もありました。
 

社会と鉄道の安全を支えているのは労働者です。

10月21日、200人以上の死傷者を出した台湾鉄道事の原因は、JR東海の子会社「日本車両製造」による自動列車装置の設計ミスにあると報道されています。

(朝日新聞より)

N700系新幹線やリニアモーターカーの製造をするトップ企業なので、影響は深刻です。

しかし、運転士が安全装置を切ってまで運転を強行する様に追い詰められていた事実を忘れてはならないと思います。

日常は管理職、土日は運転士。JR東日本が強行しようとしている「乗務員勤務制度改革」と同じです。

企業の利益第一・効率化推進に対して安全を守るのは労働者と労働組合です。


(「いわき民友」にも常磐線特急一人乗務問題が出されました。)

水郡線の合理化について起きていることについて動労水戸組合員から報告がありました。
 
11月1日から磐城石川と磐城棚倉駅の、営業時間短縮とみどりの窓口閉鎖がされました。

2日、みどりの窓口の閉鎖がされた磐城石川駅で、養護学校の生徒が切符を買えなくなったと先生が列車まで付いてきました。そう私に話して生徒を列車に乗せていきました。

お年寄りもそうですが、社会的弱者にとって公共交通は利用しづらくなることは、社会からの排除でしかないと強く感じました。
 
もうひとつは運転士の要員逼迫です。
11月15日から、主務運転士が白河の研修センターに講師として異動になります。
そのため当直助役が、休日勤務や勤務変更を当たり始めました。補充についてはまったく話がないとのことでした。

特急車掌一人乗務もワンマン運転も強行されたら終わりでなく、矛盾はどんどん深まります。

その蓄積が大事故につながるのです。仲間と乗客、地域を守るために労働組合の役割りはますます大きくなっているのではないでしょうか。

労働者はひとつです。みんなで力を合わせよう!


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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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