本日動労水戸第37回定期大会です。

みなさんおはようございます!

昨日は、東海第二原発再稼働に向けた茨城県の説明会が東海村でありました。



ひたちなか市への要望書の提出の際には「避難計画をつくるのは極めて困難。無理がある。」と言われました。世界的にも原発からの撤退が始まり、原発メーカー東芝に続き日立も危機を深めています。命と経済のリスク以外に、一体どんなメリットがあるというのでしょうか?

動労水戸は、東海第二原発再稼働にも、常磐線全面開通にも絶対反対を貫きます。

さて本日は動労水戸の第37回定期大会です。激動の2019年度に向かい、手作り方針案もできました。



時代は、様々な試煉を今を生きる人に求めますが、今を生きる大切さを共有し、一人一人の力を合わせ大きな仕事を成し遂げるのが労働組合だと思います。
そして、労働組合の連帯は労働者をひとつにして行きます。
労働者はひとつです。
動労水戸は、小さくまとまるのではなく労働者をひとつにするための労働組合として一層飛躍したいと思います。


労働組合運動は、明るく楽しく。仲間を大切にするからできます。

労働組合とは何か?青年たちの格闘。

みなさんお疲れ様です。

後れ馳せですが、元旦に大阪に動労水戸の幟が立ちました。


全日建関西生コン支部解体のための大弾圧に抗議する集会とデモに参加しました。

関西生コン支部は、常磐線全面開通反対署名が3000筆以上集めて送って頂きました。労働組合の解体に対して抗議の声をあげましょう。

さて昨晩は、いわきユニオンの青年学習会でした。

(いわき駅前コンコースの電光掲示板ではオリンピックの聖火リレー招致の宣伝が流れていました。原発事故と被害のもみ消しのためには、何でも使うのですね。)

青年学習会の方はいつもながら、真剣な討論が4時間にわたり続きました。還暦越えのアドバイザーはへとへとになりますが、パワハラで心と体のバランスを崩している青年たちの方が元気。

一人になると落ち込むけれど、みんなで学習し討論する時は生き生きしています。講師はなく、一人一人が各章を担当し自分なりの感想や意見を述べます。それからみんなで討論し内容を深めます。

民主労総は、学習会で深められた内容を全体化して行くのが広報の役割りだと言います。



せっかくみんなで深めた内容を整理して広めることで、学習会がみんなのものになって行くということですね。学習会で学習会の役割りを考えました。

組合役員をしている青年からは「天皇代替り行事で5月10連休になり、土曜日出勤が増えて職場が回らなくなる。労働者の休日が増える訳ではないので迷惑なだけです。」との話もありました。

全ては労働者へのしわ寄せで成立しています。逆に言えば、労働者一人一人に社会を変える力があるということです。

職場で散々な目に合いながら、自分には力がないと思わされている青年のみなさん!実はみなさんにこそ現実を変える力があります。信頼できる仲間を見つけた時に、本当の自分になれます。

それが労働組合の根本的役割りだと思います。

特急車掌一人乗務に現場の怒りも深まっている

人が生きていくと言うことは、他の人の仕事の中で生きるということです。

人は、自分が大切な存在で生きている価値をつねに探しながら生きていると思います。

ですから、良い仕事は他の人の生きる力になり、いい加減な仕事に囲まれていると生きる力が奪われて行きます。

そして大切なことは、良い仕事はチームとして協同することで出きるということですね。




平成採の車掌との話です。特急車掌1人乗務に対する怒りはすごいです。
この間、土浦運輸区での若い車掌の「ドア扱い誤り」が2件ありました。

私は「駅の方の合図のあり方が曖昧なのではないか」と話したら、彼は「合図は絶対です。そのことの大事さが伝えられていないんです。土浦は中堅どころがいないので、5年先はどんなことが起きるかわかりません」と言っていました。

この話で思ったのは、JRのグループ会社で起きている事故の根本問題とまったく同じだということです。それがJR本体でも始まっています。

会社の役員には「経験は意味がない」と言う人もいます。しかし、現場の労働者は先輩から後輩へ引き継がれる労働の誇りや意味を大事にしています。
また特急車掌1人乗務のことでは、「今でも時々無線に入ってくるが、とても車内を回れないから、指令から要請が来ても対応しきれないので怒っている。」

「特にあり得ないのは、5号車でのドア扱いです。規程と違う問題もそうだけど基本動作をやらないと言うことなんです。」

「会社は安全を確保するためにホームに降りて確認をすることを基本動作としています。これをやらなくていいと言っているんです。」

「このことを現場の管理者に訴えても、なにも返ってきません。今は5号車でやってもいいですが、必ず5号車でやれに変わります。安全の基本を潰すことになります」

と、熱く話していました。彼の車掌としての仕事への誇りを強く感じました。
現場労働者の誇りを、絶対に潰させたくないと、あらためて感じました。



運転士や車掌がどうして子供たちの憧れになって来たのでしょうか?安全を守るために「いい加減な仕事をしない」ことが根本にあると思います。

世界は一人一人の仕事で成り立っています。だから世界を変えるのも一人一人の手元にあるのです。

仕事への誇りは、人がお互いに生きる力の根源なのだと思います。労働組合がいい加減なことをしないことが、人間が人間らしく生きられる世界をつくる土台になると考えます。

戦争を止めるのも職場の力

みなさんおはようございます。

正月明けの8日に、東京都千代田区の正則学園高等学校の先生たち20人がストライキに入ったと報道がありました。

学園の理事長は、朝の6時に出勤を命じ自ら点呼して神棚の参拝を強制。夜は9時まで働かせていたそうです。

神棚を拝ませて、ただでこき使う。企業と国の利益のために、かつて行われたことでした。


(手塚治虫と戦争「勤労動員に駆り出される」から)

労働者をただ同然でこき使い、戦争で命まで差し出させる。

労働組合は、労働者の生活と命を守るために職場から闘います。

先生たちも立ち上がっていますね。

JR東日本水戸支社は、大子運輸科の運転士要員が足りないという職場の声に押されて水戸運輸区から一名の転属を決めました。

労働組合の違いを越えて職場が一つになることを、会社は最も恐れています。

先生たちに連帯し、今こそ一つになって合理化と戦争を止めましょう!

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/wezz-y.com/archives/62771/amp%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB

動労水戸第37回定期大会に向かっています。

みなさんお疲れ様です。動労水戸は1月14日の定期大会に向けた準備に入っています。

世界的な経済対立が、軍事的緊張を伴って来ていますね。私たち労働者は今こそ「国のために」と言われて世界の労働者と対立させられ、殺しあわさられて来た歴史をしっかりと思い起こす時だと思います。

国が戦争を準備する時、まず行うのは労働者同士を対立させて、労働組合を破壊すことです。


(會澤君の動労水戸加入から4年が経ちました。)

今年は天皇の代替りが大々的にキャンペーンされ、戦争を放棄した憲法9条を解体する憲法改正が狙われています。

昨年は、JR東日本と長く結び付いてきたJR東労組解体が図られ47000人いた組合員の35000人が脱退するという衝撃的事態が起きました。

東労組解体と共に、JR東日本は特急車掌一人乗務化やワンマン運転の拡大から、乗務員勤務制度の根本転換で合理化・人減らしを際限無く推し進めています。

さらに常磐線では、福島第一原発脇を開通させてオリンピックに向かうと言います。

日本の原発輸出がうまく行かないのは当たり前のことですが、この様な世界の非常識をまかり通らせるために、監視カメラを設置し、管理職を先頭にした東労組脱退が進められているのです。


(まだ日差しが強かった10月ストライキです)

私たちは、日々の仕事の中で職場ごとや、労働組合ごとに分けられてきましたが、バラバラに分けられて来た時代を終えて、同じ労働者としてひとつにならなければ生きて行けない時代を迎えていると考えています。


「自分たちは、正しい。あなたたちは間違っている。」と小さく固まるこれまでの関係を越えないと、同じ労働者として生きて行けない時代が来ているのだと思います。

動労水戸は、会社の合理化や施策がまず仲間との絆を破壊する。労働組合を破壊することとして貫かれることに対して「仲間を大切にして闘う!」ことを信念にして来ました。

今東労組に残っている青年の大半も、会社と対決する不安を「仲間を大切にしたい」と言う思いで乗りきって来たのだと思います。

動労水戸は、そこに自分たちが守って来た一番大切なこととの共通性を感じています。

仲間と共に生きたいというのは、人間として当たり前の欲求だと思います。労働者は、それを会社やお金の支配を越える関係労働組合を通して実現します。


(元旦に富士山が見えるのは縁起が良いそうです!)

動労水戸も結成32年を越えて、これまでのあり方が真に試される時を迎えていると思います。


古い自分たちの殻をやぶり、青年たちと心から一緒に闘える労働組合になること。時代に通用する労働組合に変わること。それを目標に第37回大会に進んでいます。


動労水戸第37回定期大会

1月14日13時から
水戸市三ノ丸市民センター


動労水戸2019年団結旗開き

1月14日18時から
水戸市みまつホテル


で開催されます。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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