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新たな仲間迎え1・29第3波ストへ
決意新たに第34回大会・旗開き
「ライフサイクル深度化」の破綻は明らかだ!
昨年12月18日と新年1月4日、動労水戸は2波のライフサイクル粉砕ストを會澤君を先頭に打ち抜きました。ライフサイクルとは、運転士の誇りを奪い、安全を崩壊させ、外注化・非正規職化を進める攻撃です。運転士の皆さん、今一度考えてください!制度とも言えないライフサイクルのどこに正当性があるでしょうか?
1月18日、會澤君に「2月1日付で水戸駅へ異動」の事前通知が出されました。會澤君は当然にも「受け取ることはできません」と拒否しましたが、管理者は「通告した時点で有効になる」と配転を強行しました。
水戸駅の管理者は「駅員は足りている。組合の主張はわかるが、受け入れ拒否はできない」と言っています。こんな状況で3年間もモチベーションを保って仕事ができるでしょうか?動労水戸は、運転士や駅の業務を軽視した、安全無視の不当配転を粉砕するまで闘います。
MTSから長山俊君迎え定期大会・旗開きを開催
1月17日、第34回定期大会と団結旗開きが開催されました。昨年12月に共に闘う道を選択したMTSの長山俊(まさる)君を迎え、動労水戸に人生をかけた5人の青年労働者、壮年組合員と家族、来賓の方々と共に、国鉄分割民営化絶対反対を貫き闘い続けた30周年を迎えるに相応しい大会となりました。30年間の苦闘を、壮年と青年が共に闘うからこそ、お互いに刺激し合い、自信を持って頑張ることができます。
外注化の破綻は明白
2012年10月の検修・構内業務外注化で出向を強制された青年たちに東労組幹部が言ったのは「先輩たちの再雇用先のため」でした。現実は、十分な時間をかけず場当たり的にプロパーを養成した結果、エルダーの再雇用先が失われています。
会社の言っていた「エルダー社員の雇用の場を確保する」「技術継承とプロパー社員の育成をする」「JR東日本全体の体力をつける」とはかけ離れた現実。3年間で明らかになったことはただ一点、MTSを始めとする外注会社は検修・構内業務を受託する資格がないということです。会社の狙いは「管理部門を除く全面外注化」でした。先々を考えない施策を強行する会社や、それとしっかり闘わない労組幹部、さらには財界の要請に応えてあらゆる規制を緩和し安全を度外視する国に、青年の職場や命・未来を奪われていいのでしょうか?
1月15日、軽井沢で乗客・乗員15名が死亡するバス事故が発生し、「格安ツアー」に惹かれた13名の学生が命を落としました。バスの会社は外注会社、運転手は非正規雇用のうえ、大型バスの運転は未経験、たった2回の研修で乗務させていたのです。報道の中では「本来のルートから外れていた」「スピードが出過ぎていた」などと、いかにも運転手に非があるように言われていますが、本人の不安を無視し、十分な判断基準すらなく運転させた会社の責任は重大です。4年前の4月29日には関越道で7名が亡くなるバス事故も発生しています。どちらの事故にも共通して言えるのが「規制緩和」です。「安全よりも利益優先」という体制がこれだけの大事故を起こし、多くの命を奪っています。
これらの事故はJRと無関係だと言えるでしょうか?交番検査の見習いだけを半年、一本になってから学ぶこともできないまま仕業検査をやる。車両の知識もきちんと身に付かないまま構内運転士をやる。十分な教育期間もないまま仕事をさせることが、重大事故を発生させる根本原因です。
自分自身で考え、行動しノーを突きつけよう!
これらの事故や施策を止める手段はただひとつ!會澤君のように「おかしいことはおかしい」としっかり主張することです。
會澤君は動労水戸に入って1年で、様々な経験を積み、自分自身を再発見し「自分のためだけではなく後輩たちのために立ち上がろう」と訴えています。仲間との団結を土台に、誰かに強制されるのではなく、自分自身で考え行動する動労水戸だからこそ本気で闘えるのです。今こそ現状を真剣に考え、行動を起こす時です!
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鉄道業務全面外注化を進めるJR
1987年の国鉄分割民営化以来、JRは「民間企業」として利潤追求にひた走ってきました。新幹線開業や鉄道海外輸出、駅再開発などといった儲けの出る部門に傾注する一方、地方ローカル線を次々と切り捨てるなど、公共交通としての建前も放棄しています。
それらの施策の破綻は、JR北海道に見られるように、もはや鉄道の正常な運行すら不可能なまでになっています。
JRが最大の経営方針として掲げるのが「鉄道業務の全面外注化」です。安全の要となる線路・設備業務を皮切りに、近年は検査修繕部門まで外注化を進めた結果、重大事故が多発しています。JRが次に狙うのは駅業務の全面外注化と、その先の車掌・運転士の外注化です。すでにJR東日本は秋葉原駅などの首都圏巨大駅の全面外注化に着手しています。
国鉄分割民営化に加担しJRで多数派組合となったJR東労組は、これらの施策を推進し、労働者の怒りを抑え込んできました。今その足元から、青年労働者が自分たちの闘いができる労働組合を選択して闘いに立ち上がっています。
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鉄道業務全面外注化・総非正規職化・被曝労働強制は安全崩壊に直結
「ライフサイクル」は安全を崩壊させる
本日ストライキ決行!
私たちはJRで働く労働者の労働組合、国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)です。本日1月4日、青年組合員に対する不当な強制配転に反対し、ストライキと街頭宣伝を行っています。
今、JRではこれまで考えられなかった重大事故が頻発しています。昨年からの「上野東京ライン」開業で、常磐線でも運行遅延が日常化しています。これらの原因は、JRが従来の「公共交通」の建前すら投げ捨て、営利を追求する中で鉄道業務の外注化・非正規職化をどんどん推し進め、鉄道の安全に対する責任を放棄していることにあります。私たちは、鉄道員の責務として、安全破壊に対して絶対反対で闘っています。
絶対反対を貫徹して闘います!
今回の強制配転は、「ライフサイクル深度化施策」と称して、JR東日本の関東7支社で働く全ての青年運転士を40歳までに3年間駅勤務に従事させようとするものです。その狙いは、駅の外注化を進める過程で生じる人員不足を一時的に穴埋めするのと同時に、青年労働者に対し、会社と御用組合(JR東労組)への絶対服従を強いるためのものです。
3年も運転業務から離れることは、運転士にとって収入減や技術力の低下、後輩への技術継承ができなくなるなど、安全の崩壊と生活破壊に直結する問題です。駅配転から戻ってきた運転士は、会社の言う「施策の意義」など全くのデタラメだったと訴えています。外注化と非正規職化を進める「ライフサイクル深度化施策」は、直ちに廃止すべきです。
労働者の闘いで戦争への道を阻止しよう!
会社の施策への絶対服従を労働者に強制することは、戦争への道に直結しています。JR水戸支社は今、原発事故で不通となっている常磐線の福島県内の区間の運行再開まで狙っています。外注化・非正規職化にも、放射線被曝も「黙って従え」と強制されれば、労働者は再び戦争に総動員されてしまいます。
労働者は労働組合に結集しストライキで闘うことで、戦争すら止める力を持っています。私たちは労働組合の社会的責務をかけて、若者の未来を奪い命と安全を脅かすあらゆる攻撃に対し、絶対反対を貫いて闘います。
私たちの闘いへの大きなご支援を呼びかけます!
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