第6回動労水戸MTS団交開催

3月1日、MTS(水戸鉄道サービス)との団体交渉を行いました。

昨年10月1日外注化以降の検修・構内運転職場での労働条件の変更について、会社側は「労働組合とは説明・協議しない。『職場の従業員代表』に説明する」と発言。明確な労働組合無視であり絶対許せません!

詳しい報告は近々発行の『動労水戸情報』に掲載いたします。

強制出向無効確認訴訟第1回公判&鉄建公団訴訟控訴審



2月27日、10・1外注化による強制出向の無効確認訴訟第1回公判と、動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審が東京地裁で行われました。

強制出向無効確認訴訟では、千葉鉄道サービス(CTS)の幕張運転車両所において、CTSが36協定を結ばずに4か月以上も超勤を労働者に強制し続けている問題で、動労千葉組合員が36協定の職場代表となり労基署に告発したことで、CTSが3月1日から幕張運転車両所をつぶして幕張事業所に統合することを画策していることが追及されました。

また、動労千葉の長田書記長より、強制出向への怒りと違法性を弾劾する堂々の意見陳述!

詳しくは動労千葉のホームページ「日刊動労千葉」をご覧ください。

http://www.doro-chiba.org/index.html

労働者の権利を平気で踏みにじるJR東日本!絶対に許せない!

次回公判は5月8日です。動労水戸の当該の仲間が意見陳述に立ちます!

組合スキー旅行開催!



動労水戸冬のレクリエーションとして、福島県のアルツ磐梯へスキーに行ってきました。

「数年に一度」の寒波が襲来する中でのスキー旅行でしたが、パウダースノーと温泉を満喫してきました。

動労水戸平支部事務所開設1周年&いわき合同ユニオン結成集会



2月23日、動労水戸平支部支部事務所開設1周年と、新たに合同労組「いわき合同ユニオン」を結成することを記念しての集会を行いました。

当日は組合員はじめ、地元福島・いわきの労働者や農民の方にも参加いただき、大盛況の集会となりました。
 
平支部といわき合同ユニオンは、一昨年の3・11以降、動労水戸として「被曝労働絶対反対」を掲げて闘ってきた地平から、原発労働者をはじめとする被災地の労働者・市民と共に、地域に根差した労働運動を目指してこれからも闘っていく決意です。


いわき合同ユニオン
いわき市小島町3丁目3-1 佐藤ビル 動労水戸平支部事務所内
電話:0246-38-7840
メール:iwakigodo@yahoo.co.jp

動労水戸情報551号

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支社団交で運転士A君の乗務停止問題を追及
会社、鍵の「管理不足」認める

 2月20日、動労水戸は勝田運輸区運転士A君が昨年12月半ばから実に2ヶ月間も乗務停止になっている問題について、水戸支社と団体交渉を行った。団交では、A君が乗務停止されるきっかけとなったデジタル無線機の子機の鍵(※注)を一時紛失したことは「会社側の管理不足だった」(会社回答)ことを認めさせた。しかし、会社はそれを認めつつ、「A君を乗務停止している理由は言えない」「乗務させるかどうかは今後判断する」という極めてふざけた回答に終始した。
 私たちは訴えたい。これはA君だけの問題ではない。鉄道で働く仲間全員の問題だ。団交で明らかにすることもできない「理由」で運転士を2ヶ月間も乗務停止にしているのだ。会社がこうと決めたら何でもありなのか。いったい運転士をなんだと思っているのか!

 乗務停止は運転士への責任転嫁だ
 

 事の発端は、昨年12月8日、乗務を終えたA君は真っ先に鍵を返しに当直に行ったが、受け取る当直がいなかったことから、ジャンパーのポケットにしまいこみ、後に無意識に別の場所に入れてしまい一時的に「紛失」してしまったことに始まる。後日、自分で発見し鍵は返却したが、その報告の「聞き取り」を行うための乗務停止から現在まで2ヶ月間も乗務させられないままとなっているのだ。

 団交ではまず事実関係を明らかにし、長期乗務停止の理由を明らかにせよと迫った。ところが会社は「事実関係は個別のことだから明らかにできない」「理由についても答えられない」と回答した。運転士が2ヶ月間も乗務させられないのは尋常ではない。その理由を聞いても言えないとはどういうことか。
 次に、乗務停止されるきっかけとなった鍵の一時紛失はどうして防げなかったのかについて追及した。この件の前11月25日にも鍵が未回収となることがあったが、そのとき再発防止の対策をきちんとしていたなら防げたはずだ。会社は「11月25日の件は報告されてない。それは良くないことだ」と回答。では(業務用の)携帯電話はどうか。勝田では当直から手渡されるのではなく、乗務員が自分で持ち出し、記帳し、乗務終了したら自分で戻すとされてきたが、別の行路の携帯を持って行ってしまったり、返すのを忘れたりすることが多発していたため、数年前から団交でも追及し、水戸支社は「現場を指導する」と回答していたのだ。ところが、現在に至るもまったく改善されてないのは支社運輸部の責任ではないか。鍵が未回収という事態が起きても報告もしない、その結果対策も立てないから、今回の件も防げなかった。会社がやるべきことをやっていないことで起きた、起こるべくして起きたということだ。この件が発生した責任は会社にあるのではないかと追及すると会社は「管理不足だった」と回答したのだ。
 さらに、今回の件を会社の管理不足が原因と認めるなら、会社はどう責任を取るのか、運転士を乗務停止させて、運転士にだけ責任とらせて終わりにするつもりなのか、それはおかしくないかと追及すると、会社はグウの音も出ず沈黙してしまった。
 もはや事態は明白だ。会社は自ら行うべき鍵の管理を怠り、それが原因で「鍵の一時紛失」という事象が発生したのに、それを鍵の返却をし忘れた運転士に全部責任転嫁しようとしているのだ。こんなことは絶対許すことはできない。

 労働者の誇り否定する会社を絶対許さない

 すべての乗務員の皆さん。すべての労働者の皆さん。今回の問題は、会社が、運転士の乗務労働というものを否定しているということではないか。運転士は誰でも、命をかけて、その存在をかけて、昼夜を問わず、眠かろうが腹が痛かろうが事故だけは決して起こしてはならないと、自分なりに必死になって安全を守ってきたのではないか。誰かが見ていなくても、誰に頼まれるでもなく、そうした運転士がいるからこそ安全な鉄道があるのではないか。それを会社は簡単に乗務停止だのライフサイクル配転だのといって運転士を切り捨てているのだ。かけがえのない運転士をないがしろにし、誇りまで奪おうとする会社のあり方は絶対に許せない。
 そして、これは昨年来闘ってきた検修外注化も同じことだ。検修外注化は検修労働者の否定・切り捨てという問題だ。その先にあるものは、平成採の青年労働者を奴隷のようにいいなりにすることだ。会社の都合でいいように使われモノのように使い捨てにされるようなことは断じて認められない。動労水戸と共に仲間を守るために団結して闘おう!


(※注)現在、常磐線を乗務する乗務員は、運転室のデジタル無線機の子機を使用する際に必要な鍵を乗務のたびに当直助役から渡され、終了時に返却することが行われている。デジタル無線機の子機は、人身事故の際などに運転室を離れても輸送指令と通話できるように設置されたものだが、盗難や悪用防止のために鍵のかかった箱に収容されている。

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プロフィール

HN:
動労水戸
性別:
非公開
職業:
鉄道労働者
自己紹介:
【国鉄水戸動力車労働組合】
1986年結成。JR東日本・JR貨物とその関連会社の労働者で組織する労働組合です。

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310-0011
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