動労水戸ブログ
3月23日エルダー団交に注目❗️これが40年も務めた先輩へのやり方か❗️❗️
過日、2021年度に60歳定年を迎える先輩方にエルダー再雇用先が提示されました。会社のパンフレットによると本来であれば昨年10月〜11月に提示され、その内容で良ければこの2月〜3月に再雇用申し込みを行い、年度末までに再雇用契約を結ぶという運びになります。
ところが、今年は再雇用先が提示されたのは3月5日以降(遅い人は3月10日の人も)で、申し込みの期限は当初3月15日までと言われました。
エルダー再雇用先が希望通りの人はすぐにでも申込書を出して手続きに入れますが、まったく希望していなかった職種や勤務地を提示された者にとっては、他の仕事を検討したり探す時間もありません。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwiun4zAicPvAhXDZt4KHWQABN8QFjADegQIBRAD&url=https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2Farticle%2FDGXLRSP470672_W8A200C1000000%2F&usg=AOvVaw1b1vYPsoYbXe0h0D8IvtJQ
そもそも、エルダー再雇用制度は、年金受給年齢が引き上げられ、高齢者雇用安定法が制定されたことから、会社は労働者を65才まで雇用しなければならないという義務が課せられたことから始まっています。
法の趣旨からすれば、労働者が年金受給年齢まで安定した生活を送れるように会社は責任をもって雇用しなければならず、単に就労条件を提示すれば良いというものではないはずです。
だから、会社は定年となる何年も前から何度も面接を行い、労働者の希望をきく機会を作ってきたのです。結果的にすべての対象者が希望どおりの職種・勤務地になるとは限りませんが、そうした場合こそ、丁寧な説明が必要であり、可能な限り希望に近い職種・勤務地を探すことが求められるのではないでしょうか。
今回提示された中身は、動労水戸組合員以外の対象者では、希望どおり本体エルダーが数多くいる中で、動労水戸の組合員は6名全員がMTS出向。運転士に限っていえば、動労水戸以外は全員希望どおり運転士エルダーなのに対し、動労水戸組合員は全員MTS出向、うち1人は運転士資格さえ不要なMTS清掃と提示されました。
当然、納得がいかない組合員はどうして自分がその職種・勤務地になったのか、理由を明らかにしてほしいと現場長に迫りましたが「自分は伝書鳩だからわからない」などと、まったく具体的な説明はありませんでした。
そこで組合では、提示した内容となった理由を明らかにせよ、希望に沿った職種・勤務地に再提示せよと申し入れ、その団体交渉が3月23日に設定されました。
これに対し会社は、あろうことか、団交より前の3月19日や3月22日を申込書の提出期限として、「期日までに提示された内容で申込書を提出しなければ就労の意思がないものとみなす」「団交は団交、期日は期日」とまるで団交を無視したものの言い方をしてきたのです。
そもそも、会社が自らが決めたエルダー再雇用先の提示のスケジュールを大きく遅らせておいて、提示した条件が本人希望とかけ離れていても理由も言わず、嫌ならやめろと言わんばかりです。
これが、40年も務めてきた先輩方に対するやり方なのでしょうか。
エルダー再雇用先を決めるのは会社に人事権がある、と人事権を振りかざして労働者に諦めと絶対服従を迫るものです。希望した職場と裏腹に一方的に転勤させるジョブローテーションの問答無用のやり方と同じです。
これは、職場の中での労働者どうしのつながりを断ち切る団結破壊の攻撃であり、労働組合を解体する攻撃です。
また、若い仲間がムリヤリ出向させられた検修・構内外注化の目的は「エルダーの雇用の場の確保と技術継承」と言われていました。経験豊かな高い技術力を持つ車両職の先輩がエルダーとなる今こそ、そのノウハウが活かされるべきではないのでしょうか。
労働組合は労働者の雇用を確保しなければなりません。そして、労働者の働く誇りを守らなければなりません。
私たちは、組合員の思いを実現するために、やれることを全力で取り組んでいくこととしています。それは職場の労働者に、労働者の団結の素晴らしさや、その団結が未来を切り開くことを感じてもらいたいからです。
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2021/03/22 Mon.
奴隷化を迫る「エルダー再雇用」提示
JR水戸支社では、今月5日から2021年度のエルダー再雇用希望者への再雇用職場の提示が行われました。
この提示で水戸支社は、動労水戸組合員6人に対し、一人も第一希望通りの提示をしませんでした。断じて許しがたいものです。
(JR水戸支社への緊急抗議行動・3月12日)
組合員は、この提示に対してその理由を求めていますが、ある現場長などは「私は伝書鳩だから」などとふざけた対応に終始しています。
JR東日本の再雇用制度は、高年齢者雇用の安定に関する法律のもとで65才までの雇用が義務化される中で、高年齢者の生活の安定や、知識、技能、経験を活用するものとして作られました。
定年を迎える労働者からすれば、長年にわたって仕事を担ってきた経験が活かされるものであるはずです。
動労水戸の組合員は、会社の組合差別を受け、運転士への道を奪われたり、関連事業に塩漬けにされたりしながらも、安全で安心して利用できる鉄道を守るために働き続けてきました。
しかし会社はこの制度を悪用し、再び労働者の団結を破壊し、奴隷のように安く雇用するためにしています。
こうした会社のやり方は、JR採用者にかけられているジョブローテーションも同じです。仲間と一緒に鉄道を担っていこうとするものはとことん嫌悪され、会社の言うことを聞く者を評価して分断しています。
※参照※(過去ブログ参照「おさまらないジョブローテーションへの怒り」2020年12月29日付)
こうしたあり方では、労働者は安心して働くことはできません。私たちは、仲間の雇用を確保するために闘っていくとともに、JRグループの労働者を不安のどん底に落とし込める「変革2027」を打ち砕くために、できることを全力で取り組んでいこうと考えています。
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2021/03/18 Thu.
水戸駅で「ワンマン運転反対」のビラ配布
3月6日に動労水戸は、水戸駅南口で水戸線ワンマン運転反対のビラ配布を行いました。土曜日の昼前で、駅を利用する人もかなりいました。
この日の茨城新聞には、水戸線ワンマン運転に向けた記事が掲載されました。この記事では、ワンマン運転に向けて新たに安全設備を導入したと出ています。
ですが車掌の仕事はこの記事以上に、駅のホーム全体や発車後の線路の確認、乗客への案内など即時の対応など、新たな安全設備ではカバーしきれない仕事をしています。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwid-Y7W0J_vAhXbA4gKHTP4AV4QFjAEegQIAxAD&url=https%3A%2F%2Fnews.yahoo.co.jp%2Farticles%2F3d2d592adc46467313ef32dbc775ee8c8f53fd53&usg=AOvVaw0xCQNB8j_vt80mjKsr8dke
動労水戸のビラを受け取った方からメールがありました。その内容は「何かあったらでは遅い。安全のために車掌さんに居て欲しい。他の線でワンマンに乗ったとき、乗り方も分からず不安だった。車掌さんの仕事がなくならない事を望む」とありました。
動労水戸は「安心して利用できる列車を」と訴え続けています。その思いの中には、「安心して働ける職場を」という意味があります。
コロナ禍も含めて、不安だらけの社会の中で、少しでも安心できる社会であるために、労働組合としてできることをやっていきたいと思います。
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2021/03/08 Mon.
JR東日本の隠蔽体質
2月13日深夜、福島県沖を震源とする大きな地震が発生しました。この地震により福島県、宮城県をはじめとして、各地に大きな被害がもたらされました。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
気象庁の発表では、今回の地震は10年前の東日本大震災の余震とのことです。まだまだ安心できない状況が続いているということでしょうか。地震が収束していない中で放射能の根源を取り除くことができないことは、原発の問題を改めて考えなければならないと思っています。
先日、JR東日本の各職場では、人材戦略部長名によるJR東京総合病院での新型コロナウィルスの感染を否定する掲示が出されました。
この中では、「いずれも事実そのものがない、事実誤認」と書かれています。本当にそうなのでしょうか。
ネットで検索してみたところ、1月7日に病棟の患者が3人、15日に入院患者1人と職員1人が感染したことを、同病院が発表したとありました。
http://www.zaiten.co.jp/article/2021/02/post-61.html
病院が発表したということは、感染者が出てしまったということは事実だと思います。新型コロナウィルスの世界的な感染を考えたら、仕方のないことです。問題なのは、会社の中枢から「事実そのものがない」などと、このことをごまかそうとしていることです。
JR東日本の職場では感染予防を喚起する観点から、点呼等において感染者が出た職場のことを社員に伝えています。ですが、東京総合病院で感染者が出たことは、一切伝えられていませんでした。社員は、人材戦略部長の掲示が出て初めて知ることになったのです。
このことを現場の管理者などと話すと、「情報がどこかで止まっている」「これがJRの体質」などの返答が返ってきました。この「体質」とはまさしく隠蔽体質ではないでしょうか。同様に水戸運輸区で起きた「労働基準法違反」も全く明らかにしていません。
世間を騒がせた信濃川での「水泥棒」から何一つ変わっていないことが分かります。
各職場では1月冒頭から、「コンプライアンス」の訓練がされていました。訓練をする側が事実を隠蔽し、法令を無視しているとしかとれない事態が、JR東日本では続いています。こんなことをしていては、会社が腐ってしまいます。
私たちは、起きてしまった事実に目を背けることなく、職場のみんなの力で乗り越えるような、信頼しあって働ける会社にしていきたいと思っています。
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2021/02/16 Tue.
ワンマン急ぐあまりに労基法違反!
2月4日に動労水戸は、下館駅で水戸線ワンマン運転反対のビラ配布を行いました。
下館駅は水戸線の要衝で、真岡線と常磐線の乗換駅でもあります。利用者も多く、思った以上にビラを受け取ってもらえました。
今回のワンマン運転反対のビラには、動労水戸の連絡先のQRコードをつけています。ビラを読んでくれた方からのご意見を頂ければ、今後の水戸支社との交渉に活かしていきたいと考えています。
一方でJRの職場では、耳を疑うようなパワハラ事件が横行しています。水戸線ワンマン運転のための乗務員訓練が8時半から17時過ぎまで食事もできない日程で行われていたことに抗議し食事時間を要求した乗務員と、あいまいな返答でごまかそうとした管理者とのやりとりは、乗務員が興奮して列車を運休させる事態となってしまいました。
ところが、あろうことか、会社はその責任を乗務員ひとりに押しつけ、出勤停止処分と運転士職をはずし車両職(車両の検査修繕の仕事)への異動を行ったのです。
食事休憩も与えないという労働基準法違反を冒しておきながら、それを指摘してもごまかそうとして、しかも乗務の合間で話をふってきたのは管理者の側からです。列車を運休させた責任は管理者の側にこそあり、懲戒処分と運転士はずしの異動で口封じするとは会社ぐるみのパワハラ以外なにものでもありません。
絶対許せません。あいまいにすることはできません。
JR東日本では、毎年定期的に「コンプライアンス&情報セキュリティ」という訓練を、社員に実施しています。法令遵守を語りながら、会社の施策では平気で法を破ってしまうのです。
こんな会社の行うワンマン運転では、列車の安全はおろか安心して働くことは難しくなるばかりです。
安心して利用できる列車にするために、そして安心して働ける職場にするために、みんなで声をあげていくときではないでしょうか。処分された労働者を見捨てることなく、みんなが力を合わせて頑張っていきましょう。
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2021/02/10 Wed.
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